Porana racemosa Roxb.
2002.9.26
岡山県中 県道沿いの山斜面にて


ツル状で他の低木や草の上に,花や葉が広がっていて,
護岸面に垂れ下がったところ
2002.10.6
全景の一部
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←この植物の生えている範囲は,
さらに右へ約3倍ぐらいの広さ。
画像は既に花は終わっている状態です。

花が咲いているときの一部の様子 |
←コンクリ上,薄い緑の範囲が
この植物で被われています。
右や中央フェンスのクズの上を被うという感じでした。
右下のいささか緑が濃い部分がクズ
中央の葛みたいな柱に絡んでよじ登っているのもこの植物。
この映っている範囲外も断続的に続いていました。
集団によっては,今が花盛りのところもあります。 |
花の様子
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裸眼では
雌しべ1?
雄しべ5?
のように,一見みえました。
(細かく見るとわからないです)
花びらは元が合着
先は5裂。
花びらと雄しべがガクから離れます。
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葉の様子
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おもて(柄あり) |
うら |
花が咲いている茎の元は柄がなくて,
茎を抱いています |
花が終わった後の実のなりかけの様子

10.6現在, 一番大きかった実の様子です
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一番大きな実(まだ未熟) |
ガクから出したところ |
一番外側が薄い皮
中には1室で1個 |
種の中には双葉の前段階 |
熟した種の様子
(2002年晩秋撮影)

この範囲ではー

上の被っている部分はもとより
左下の緑部分で見ていたら,
地面から50センチほどの背丈の貧弱なこの草が,何個体も生えて,他の草に絡んでいました。
道ばたの緑部分にもあちこちにあります。
この斜面全体では,いったい何本あるかは解らないぐらいです。
その後,帰化植物専門の先生により
「Porana racemosa Roxb.」
であることが判明。
2003年5月6日には現場にたくさんの双葉が生えて,
秋には2002年より広範囲にわたって花が咲いていました。
(双葉の様子 2003.05.06撮影)
2004年の秋は,幅は倍増,さらに道の反対斜面(川側)にも広がっています。
(2004.09.28撮影)

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