HPの記事のなかで,参考になるうんちく話を戴きました。
ますます自然が楽しくなるお話,本編と合わせてご覧くださいませ!

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 釣り師から見たアニキサス (by ちぬ爆会長さん)
 まず、ソイに付いたアニサキスですが、食物連鎖からすると特例のような気がします。私が知る限りでは、イルカの糞など→オキアミ→サバ等の回遊魚→スルメイカ(代表的)→イルカとなっています。北海道なのでオキアミが居てもおかしくない?と考えるのであれば、ソイがそれを食べて寄生したのでしょうか?ただ、富山名産のホタルイカにも寄生したことがあるのでこの連鎖が正しいのか分かりません。金沢でソイに寄生したアニサキスを見たことがありませんが、ソイやアイナメなどの根魚には夏にかけて身に寄生する虫がいます。名前は? 身に黒い卵のようなものがたくさんあるので一目瞭然です。

私のアニサキス発見録によると、スルメイカ、サバ、タラの白子です。他の種類の寄生虫は、スルメイカ、ソイ、アイナメ、ハゼ、ヤマメ、イワナ、タラの白子で発見しています。

アニサキス・・怖い。でも、どうしても生で食べたい時は・・・。
スルメイカの刺身を食べる時は、冷凍にするか、できるだけ小振りの物を選び、薄皮を取ってから光に透かして有無を確認します。食べる時は、イカソーメンのように細く切りましょう。ゲソは分かりにくいので生は食べない方が無難です。
サバは書いてあった通り、新鮮なもの意外は酢で〆てもダメ。私の場合、自分で釣ったものしか食べません。
タラの白子は要注意です。料理屋に出てくるのも確認が必要。白子のヒダヒダが、全て分かれていれば問題ありませんが、くっ付いているものは注意してください。

 サザンカの花粉を運ぶ生き物 (by なかをさん)
 サザンカの花に来る生き物。鳥も虫も来ます。昆虫の場合,この時期に動けるのは,おもにハナアブとかハエなど。彼らはヤツデの花にもよく来ています。
鳥はもちろん,「甘党の王者」(笑),メジロです。ヒヨドリも来ることがあります。ヒヨドリは花びらも食べちゃうことがあるのよ。
 
 ちょっと「花生態学」に踏み込んで,花の側からもアプローチして,考えてみましょう。
 サザンカやツバキは,赤系統の花びらと,林立するおしべを持っています。特にヤブツバキやカンツバキなどでは,はっきりとサークル状におしべが並んでいて,その中心は少し空間が広くて,その中にめしべと蜜があります。ちょうど指が突っ込めるくらいの空間ですね。赤い色は鳥にとっては食べ物のサイン。赤い実の多くが,鳥に種子を運んでもらおうとしていることからも,分かると思います。花の中心は,ちょうど,メジロが顔を突っ込める空間を持っているのです。ハナアブだったら,全身,潜り込みですね。しかも,蜜の量は多め。これも,鳥のお腹を満たすための戦略なのか,送紛者の少ない季節に受粉チャンスを広げるための戦略なのか…。 また,花粉の黄色い色は,ハナアブやハエにとっての,「食べ物のサイン」です。春先の花に黄色系統の花が多いのは,春先に活躍するハナアブを期待していると言う話もあるくらいですから。……典型的なのがフクジュソウですね。

 ここから先は私の観察経験に基づく推理ですが,サザンカやツバキなどは,1輪あたりの花期が長いのです。気温の低い時期で花持ちが良いのも確かなんですが,受粉チャンスの少ない時期の戦略としても,合理的です。また,蜜が干からびていることがあります。蜜が水飴状態になってしまうと,アブやハエには不利です。よく見ると,おしべが枯れかかっている花は,蜜が少なかったり,干からびていたりします。……と言うことは,おしべが林立していることにより,蜜の乾燥防止にも役立っているのではないだろうか?と考えられます。授粉能力を失ったおしべを持つ花は,蜜の分泌も止まり,残った蜜は干からびる……と言う図式。
 ……とすると,どんな花に蜜が多いか,想像つきますね。子供たちにツバキの蜜が甘いことを教えると,最初は手当たり次第花に指を突っ込みますが,だんだん,蜜のありそうな花を選ぶようになってきます。こうやって経験的に覚えた蜜のありかと,ハナアブや鳥が目印にしている蜜の探し方が,不思議なくらい良く一致します。子供が小さいうちに,いちどお試しを……。

 ネズミのダニにはご注意を (by なかをさん)
 ネズミについているダニから,リケッチアに感染する事例が増えています。リケッチアと言えば,かつて恐れられていたツツガムシ病と同じもの。感染ルートもまったく同じなので,「新型ツツガムシ病」と言われています。
 このリケッチアはネズミを扱った人だけが感染するものではありません。リケッチアに感染したダニを持っているネズミの生息する場所であれば,ネズミから吸血したダニが環境中にばら撒かれ,草むらを歩いている人にくっついて吸血し,リケッチアがうつるのです。
 かつては日本海側や東北地方に多かったツツガムシ病。新型ツツガムシ病では,関東地方の河川敷でも感染例が報告されていたり,高速道路の脇の土盛の草むら伝いに感染域が広がったりしています。アカネズミが感染ダニを持ち歩いていると言う話もあります。
 不幸にして感染した場合,ダニの特徴的な咬傷を確認し,医者に説明すれば,特効薬を処方してもらえます。リケッチア感染の診断が下されなかったりすると,高熱が下がらず,死に至る危険もあるので,よく思い出して状況を説明するようにしましょう。
 アカネズミに限らず,野生のネズミを扱う場合は,相応のガードと覚悟は必要です。つい,野生動物でも気楽に触っちゃうのって,我々が「清潔ボケ」している証拠なんじゃないかしら,と思います。昔なら,チフスやペストを運ぶ,と言う常識があったものなんですけどね。
 野生鳥獣と環境を共有する機会の多いアウトドア趣味の人や,野生鳥獣を扱う機会の多いボランティアの人は,特に危険情報に疎い場合が多いので,折に触れ勉強して,危険回避のための知識を蓄えておくことをお勧めします。

 産卵管 (by なかをさん)
 この前から不思議に思っていたツユムシの産卵管。な〜んでクルッと上に曲がっているのか?昨日,ふと手近な本をめくってみたら,決定的な写真を発見しました。
 ツユムシ類は,葉っぱの隙間に卵を産むんだそうです。お腹を器用に曲げて,あの産卵管を葉っぱの隙間にねじ込む。言われてみると,ツユムシの産卵管って,幅が狭く,薄っぺらです。証拠写真は,「虫のおもしろ私生活」(ピッキオ・編)に出ていました。
 土の中や草の茎,樹皮の中などに産卵するコオロギ,キリギリス類は,丈夫な針状の産卵管を持っているのですね。一方,バッタはお腹をにょろ〜んと伸ばして,土の中に入れるので,産卵管が無い。
 さらに,ゴキブリは卵鞘の中に卵を入れる。ゴキブリの卵鞘が「ハードケース」なら,カマキリの卵鞘は緩衝,保温材で出来たソフトケース。
 ……直翅目でも,いろいろな産卵形態があるもんだなぁ。

 猫袋  (by なかをさん)
 「アンテナ」で,猫を洗濯ネットに入れて注射する話がちらっと出ていましたが,獣医用の猫の保定器具として,「猫袋」というのが実在します。
 犬は口を封じれば,それほど大変じゃないけど,猫は爪が怖い。猫に引掻かれたあと,爪に入っていた雑菌で,ミミズ腫れ,最悪の場合は大規模に化膿して,リンパ節ぶくぶく!…ってなことになるのです。そこで,猫を袋詰にしちゃうのが「猫袋」。
 首から下をすっぽり袋詰めします。要所要所にファスナーがついていて,注射や爪切り,その他の処置などは,必要なところだけを袋から外に出して行うのです。
 老人医療で問題になっている拘束衣のよう?
 でも,猫の場合,人の安全が第一だし…
 「山寺の和尚さん」のような,呑気なことではないわけで。

 ヒガンバナの種  (by キョロパパさん)
ホームページを拝見させていただいて、ヒガンバナのことで少しお知らせしようと思いました。本から丸写しですいませんが、ヒガンバナの種のことです。

出典 保育社 原色園芸植物図鑑
2.リコリス・ヒブリダ(L.hyblida Hort.)
  わが国に自生するリコリス中、キツネノカミソリだけが結実するが、他は3倍体であったり、種間雑種で染色体の還元分裂が正常に行われないため結実しないのが普通である。 しかし特別な方法を用いれば結実することがある。徳川・江本(1930)が行った実験に従うもので、開花した花茎を基部から切り取って水中につけて、人工授粉を行い、毎日基部をわずかに切り除いて更新する方法で、切った花茎は散光の当たる窓辺に置く。授粉後1〜2ヶ月で種子が得られるから、これを播いて雑種を育てるが、開花までには6年ぐらいかかる。この写真のものはヒガンバナとナツズイセンの雑種として生じたもので、花茎は約40センチとなり、・・・

 
偶然、これと同じ事をされていたようですね。

 私は結構自然状態でヒガンバナの種を見ていたので、ごく普通にあるものだと思っていました。ただ、どの本を見てもヒガンバナは3倍体云々とあるので、芽のでない、種だけが出来るものだと思いこんでいましたが。
 種が出来る原因の一つに、近縁種との雑種が考えられます。そこで近縁種となると、もっともよく見かけるのはキツネノカミソリですが、花期が二ヶ月ほど違います。ショウキズイセンとヒガンバナの雑種で、シロバナマンジュシャゲというのがあり、これは探せば、あるところにはある、というものです。他に日本に自生するものに、ナツズイセンがあります。
 そこで問題は、これらの近縁種が近くに、しかも同時期に存在していたかということです。鱗茎でもふえますから、過去に存在していたということもあります。また虫媒花ですから、範囲はそこそこ広いのでしょう。
 もう一つ考えられることとして、実は2倍体が存在しているかもしれないというのがあります。みんなが思いこんでいるだけで、誰も探さなくなるということもよくある話です。それと、私が思っていたように、中身のない空の種なら結構出来るのでは...という可能性です。
 いずれにしても、実験してみる価値は大ですので、人工授粉をさせてみるのもおもしろいですね。
 
1.ヒガンバナ同士
2.近縁種を探してみる
3.花屋さんで近縁種を買う(リコリスの名で、同じ属のものがあります。花がよく似たネリネというのも売られていますが、属が違うので可能性は低いと思います。ただ、園芸品種もそれ自体雑種が多いので、不捻の可能性があります)
4.何もしないで、無作為に自然から花だけ摘んでくる(種が普通に出来るものかどうか比較するため。これには人工授粉させない。出来れば開花前に、虫が付かないように袋でもかけられればいいのですが)


種が出来たら植えてみる...。

5.自然状態で見つけたもの
6.人工授粉させたもの

花が咲いたら(何年先?)また人工授粉させて...と気が長〜い実験になりそうですが。                


脱走する幼虫の謎 (by なかをさん)
幼虫は育つけど蛹が見つからない。この理由は,2つほど考えられます。

1つは,虫の習性。

 チョウやガの幼虫の中には,蛹になる前に,食草を離れて,あちこちに散らばってゆくものが,少なくありません。クチナシについているオオスカシバを観察していると,終齢幼虫は,ある日,葉を食べなくなり,しばらくすると緑色だった体が紫色になり,地面におりて,猛ダッシュを始めます。そして,食草とは別の場所で,地面に簡単な繭をこしらえて,蛹になります。このような習性は,多くのスズメガ類の幼虫で見られます。だから,スズメガ類の蛹って,なかなかお目にかかれません。アゲハ類も,それほど遠出はしませんが,移動する場合があります。時々,道の真ん中をカレハガの毛虫が「爆走」していることがありますが,あれも蛹化直前なんでしょうね。(セスジスズメの爆走) 蛹になる場所を分散することは,外敵に根こそぎやられるリスクを軽減するためと思われます。

もうひとつの理由。
それは恐らく,寄生の問題。蝶やガの幼虫には,寄生バチがついていることが少なくありません。彼らは種類によっても違いますが,終齢幼虫のときに,芋虫(または毛虫)の体を食い破って,ハチの幼虫が出てきて,ハチは繭を作り,その時点で芋虫は昇天,となるので,幼虫の数の割には,蛹の数が少なくなります。ハチの種類によっては,蛹に穴を開けて脱出してくるやつもいます。
 昨年,市民農園で,キャベツについているモンシロチョウの終齢幼虫を持って帰って飼育してみたところ,半分近くの青虫から,アオムシコマユバチが出てきました。かなりの寄生率なんですね。
 こんな研究成果が,2,3年前に紹介されていました。………
 キャベツを食べているモンシロチョウの幼虫を,アオムシコマユバチがどうやって探し出すのか。 キャベツの葉っぱは,青虫にかじられると,傷口から,ある種の匂いが出ます。それは,葉っぱが切れたときにだけ出る物質で,その匂いが,アオムシコマユバチに対する集合フェロモンの役割を果たします。匂いをたどってゆけば,ハチはめでたく青虫にたどり着けると言うしくみ。

巧妙ですね。 キャベツも食べられっぱなしじゃなくって,ちゃんと対抗策を持っていたとは……

ハチの巣が臭い話。  (by なかをさん)
収穫したアシナガバチの巣が臭い理由は,ちょっと考えてみたんですが,捕獲した際に,巣に死体が残っていて,それが臭ったのか,あるいは,彼らは肉食主体ですから,餌の匂いである可能性もありますね。
スズメバチとかアシナガバチは,保育をします。幼虫に与える餌は,青虫などを食べて,自分の消化管で半消化した,液状物を吐き出しています。幼虫は完全に「流動食」で育てられます。

殺虫剤で落とした巣は,中に卵,幼虫,蛹が残っています。 巣が欲しければ,それらをピンセットで掘り出してしまうといいです。 それから,蛹の入っている穴は,蓋がかかっています。成虫は羽化してもしばらく,そのままじっとしていて,それから蓋を破って出てきます。だから,蓋を破ると成虫の顔がコンニチワすることもありますよ。(キアシナガバチの巣) (キアシナガバチの巣・ハチ付き)

ま,幼虫や蛹は,調理して食べてしまうのも1つの手です。 (私はコガタスズメバチの巣を処分するときに,ハチの子を食べたことがあります。なにせ,一緒に作業した人が長野県出身…)

インコの餌戻し  (by なかをさん)
インコが食物を吐き戻す。これは結構,普通じゃありませんか?もともとインコは種子食性。雛の時代から,種子を食べます。雛を育てる際,親鳥は,一旦,呑み込んだものを半消化物にして,吐き戻して与えています。インコは基本的には季節繁殖。繁殖期に,子供がいなくても,つい食べたものを吐き戻しちゃうことも,あるんじゃないでしょうか。私の飼育経験では,つい,無精卵を産んじゃうやつもいましたよ。

 同じ種子食性でも,ハトはもっと徹底していて,自分が食べたものは自分の栄養にしちゃって,そ嚢(喉のところにある,食物を一時貯留する袋)の内壁が厚くなり,細胞がボロボロ剥がれて,ミルク状というか粥状になって出てくる(いわゆるピジョンミルク)。雛が小さいうちは,これで育ててしまうので,餌の消化はいいし,量も安定して供給できる。すごいのは,ピジョンミルクはオスメスどっちも作るんですね。ハトの子育ては,産卵以外の作業は,完全に男女均等な作業なんです。

寝たきり金魚  (by なかをさん)
キンギョがひっくり返る病気は,いくつかありますが,リュウキン型のキンギョ(尾鰭が3つに割れて,お腹の太いやつ)には,ひっくり返って泳ぐようになる病気があります。それは,急激な水温の低下で発生することがあります。俗に「キンギョの転覆病」と呼ばれるもので,日本獣医畜産大学で研究しているグループがあります。特に水温が下がると仰向けになりやすく,多くの場合,人がちょっかい出して威かしたりすると,ちゃんとした向きになって逃げ出したりすることもできます。逆さになりながら,とりあえず餌を食べていたりします。 この病気の原因は,急激な低温です。それにより,脊髄の組織に変化があることが実験的に確認されています。その実験では,リュウキンを温かい水から,急に15℃の水槽に移してしばらく飼育して,脊髄の変性を病理学的に確認しています。この辺のことは,数年前の日本獣医学会でも発表されていました。

……ランチュウもリュウキン型のキンギョ。部屋で飼育しているキンギョの水槽の水を換える際,特に冬場から春にかけての水温の低い時期に,室温に温まった水から,一気に低温の環境にさらされる危険が高いわけです。これが,金魚がひっくり返って泳ぐ一因になる可能性があります。キンギョが元気なのに逆さ泳ぎする,(夏季以外の話ですが)気温の下がる夜になるとひっくり返る,と言う場合,「転覆病」の可能性は,十分にあります。

その対策ですが,予防第一です。 もし,ひっくり返ってしまっても,軽度の場合,ヒーターで水温を,ほんの少しだけ維持してやれば,発症せずに過ごせる可能性があります。それでもダメなら,よほどの重症か,別の病気を疑います。

ウジとヤモリ  (by なかをさん)
ちょっと見ぬ間にウジが!……と言うのは,ほぼ間違いなく,ニクバエの仕業です。ニクバエ類はほとんど卵胎生なので,直接,ウジを産み落とします。ニクバエって,普通にいるハエだから,絶対に見たことあると思う。体が灰色で,背中に黒っぽい縦線が何本か入っている,アレです。

 私は,そこいらでうるさく飛んでいるハエを,はえたたきが手元になかったので,手でパシッとやったら,つぶれたお腹からウジがゾロゾロゾロゾロゾロ……わわわわわわぁぁ!こりゃ,ニクバエじゃー!!と大騒ぎした経験アリ。

門灯周りのツートンカラーのフン。ヤモリの可能性高そう!うぅぅむ,恵まれた環境ですねぇ(羨望)。でも,カエルの可能性は低いです。カエルは両生類。窒素代謝物は尿素で排泄(鳥類と爬虫類は尿酸)。ツートンカラーのうんちの白い部分は,尿酸が結晶化した「おしっこ」ですから,ツートンカラーうんちは,爬虫類か鳥類,ってことになります。あとは,黒い部分(本来のウンチの部分)の大きさや,その中身に残っている未消化物などから想像してゆくのです。爬虫類だと,けっこう,地上性の昆虫のカケラ(アリの頭とかゴミムシの翅とか)が見つかるかも。…少なくとも,木の実の種子とか,出てきたら,鳥を想像しますよね。ヒキガエルのウンチって,けっこう太くて大きいので,もっと大きい動物を想像しちゃうことがあります。私の経験では,太さ1cm少々,長さ10cm近いのを見たことがあります。出したてホヤホヤのウンチは,水分が多めで,表面が濡れた感じの光沢があります。こいつを木の枝かなんかでほぐしてゆくと,シデムシとかゴミムシとかセンチコガネなど,地上性の甲虫の羽が見つかったり,アリの頭がどっさり入っていたり,彼らの食生活が偲ばれます。ミミズも食べているらしいけど,消化して形が残らないので,ウンチの中からは判別できません。

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