毛無山



標高 1218m    難易度 ☆☆     登り129分 下り133分(白馬山経由)  岡山県
倉敷からの距離   114Km        登頂日 2026/05/02  ガイドブック  F写真 動画

駐車場駐車場7:33−7:51登山道入口−7:58三合目−8:11四合目−8:28五合目−8:41六合目−8:56七合目8:59−9:17八合目−9:31九合目−9:45山頂_1218m9:57−10:08九合目−10:20俣野分岐−11:07白馬山_1060m−12:05林道−12:10駐車場

登山
 今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場の橋の前後にナナカマドの木 花芽をつけていた 橋を渡りルートを行く 雨上がりでしっとりとした新緑が出迎えてくれる 実に爽やか 写真を見るとその時の感じが蘇ってくる 「ツキノワグマ生息地域」*1)の標識続いて 毛無山(大山隠岐国立公園)*2) 毛無山−朝鍋鷲ケ山登山道*3)の大きな案内板の脇を行く 足元にはセイヨウタンポポ まだ眠っているムラサキサギゴケ 目前にリョウブ*(*は実を意味する) 前方には毛無山 山の家がある 標高680mと書いた標識を見て舗装道路を行く
 
 道路沿いの花を探しながらルートを行く 昨年(2025/4/26)出会ったキクザキイチゲ ヤマエンゴサクはもう姿が見えない コチャルメルソウはいた 新たにミヤマキケマン ヤエヤマブキ タネツケバナが顔を見せる 山の季節は進んでいるようだ そして樹林帯に入る
 
 樹林帯入り口にはトキワイカリソウがお出迎え 山肌を飾っていたミヤマカタバミは姿が見えない ちょっと残念だ 舗装道路から未舗装の道路になってしばらく行くと 毛無山*5)と 書いた標識がある おや! キクザキイチゲだ1輪顔を見せてくれた 少し歩いたところに毛無山は22世紀に残す自然の博物館*6) 毛無山(ケナシガセン)*7)と書いた案内標識がある ここが登山道入口で道幅が狭くなる

 登山道を行く 旭川源流の碑が右手にある その反対側の斜面はエンレイソウの群生地 目立たない花だが幾つも顔を出している 三合目の標識があったところに出るが標識が無い あれ? ここではなかったかな?と不思議な思いでルートを行くと 渓流にかかったところに立派な三合目の標識(山頂まで1.5km) 場所を移動したようだ その後も八合目まで全部別の場所に標識があり 昔の標識は撤去されていた 今までの標識は合目間隔が不ぞろいであるのは気づいていたが それはそれで 私にとっては30年以上なじんできた山 この記録もどう書こうか悩む 仕方がない新しい標識で書いてゆかざるを得ないだろう
 
 ここでは新標識の設置場所がどう変わったか覚えている範囲で書いておこう 
 三合目標識(山頂より1.5km) 旧三合目より先 渓流にかかったところ
 四合目標識(山頂より1.2km) 旧四合目より先 毛無大岩の先
 五合目標識(山頂より1.0km) 旧六合目より先 旧六合目を過ぎて右に折れるところ
 六合目標識(山頂より0.8km) 旧七合目より先 旧七合目の位置が特定出来ず怪しい
 七合目標識(山頂より0.6km) 旧七合目より先 旧七合目を過ぎ左へトラバースする手前
 八合目標識(山頂より0.4km) 旧八合目より先 旧八合目を過ぎロープのある急登を過ぎたところ
 九合目標識(山頂より0.2km) 旧来の場所 避難小屋の前
    
 新三合目を見て渓流に沿ってゆるやかな登りを行き 渓流を跨ぐようにして抜け傾斜を登って行く ここで、渓流と別れ ブナ樹林の中のルートとなる こにはモミジハグマが顔を見せてくれる場所 葉が出ていた ツクバネソウ ゼンマイの芽 が顔を見せる 
 
 ここからは樹林の中の幅広のルート ジグザグに登って行く チゴユリが花を咲かせていた 旧四合目を過ぎ 毛無大岩の脇を登って行く 岩から3分程登ったところに四合目の標識 旧五合目を過ぎ 旧六合目の渓流のあるところに近づく タネツケバナ ミヤマキケマン ボタンネコノメソウ コチャルメルソウ エンレイソウなどが顔を見せ 旧六合目に出るが 標識は何もない
 
 旧六合目を過ぎルートを登ってゆく タネツケバナが陽射しを受け他より大きく育っていた マユミの花芽のようなものを見つけたがマユミかあやしい そこから右に曲がるところに五合目の標識 足元には前からある毛無山と書いた標識が置いてある この辺りはハシリドコロが賑やかだったところだが終っている 
 
 すぐに六合大杉に出る 六合目が先に行ってしまったので名称はどうなるだろう 名札があったかどうか気づかなかった 大杉を過ぎると スギは少なくなりブナ樹林の斜面が広がる ブナの新緑が美しい 見上げると青空の中に新緑 いい景色だ 足元にはツボスミレ ニシキゴロモが顔を見せてくれた おや! 先方に白い花 近づいてみるとオオカメノキが見事な花をつけていた 山頂尾根沿いのオオカメノキはどうだろう楽しみだ オオカメノキの花を撮っていたらすぐ近くにクロモジ クロモジに出会うのも今年初めてだ ルート反対側を見ると 新六合目の標識 花に気をとられ見過ごすところだった
 
 旧七合目と旧八合目の区間は一番時間を要していた箇所 どうらやそこに六合目と七合目を設定したらしい 想定通り 七合目の標識があった ここで麦茶休憩をとる そこから3分程登った地点からルートは左にカーブし谷を左手に見ながらトラバースするところに出る そして旧八合目に出る ここには八合目標識は無いが 毛無山登山道と書いた標柱はそのままそこに並んでいた
 
 そこを過ぎるとロープが設置された傾斜のきつい箇所がある ロープは使わなかったが根っこを掴んで登る そこを登ったところに八合目の標識 近くにオオカメノキが白い花を咲かせていた
 
 ブナ樹林の中を行く ミヤマシキミ ツクバネソウ チゴユリ ユキザサ#(#は花芽を意味する)が顔を見せてくれる そして休憩小屋が見えてきて九合目に出る ここは旧標識があった場所に新しい標柱が設置されていた
 
 九合目を後にルートをジグザグに登って行く 赤い実を見つけたツルアリドウシ*だ 周辺を良く見ると赤い実を見つける事が出来た そして、ショウジョウバカマが咲いているのを見て樹林を抜け笹原のルートに ここに出てはじめて展望が得られる 登ってきた山肌を伺える また周辺の山並みも伺える 
 
 笹原のルートを登って行く 笹の葉に隠れるようにしてカタクリが咲いているのを見つけた まだしっかり体形を保っている 尾根のカタクリが楽しみだ そして山頂に出る
 
 山頂には四人程おられた 最近は追い抜かれる事が多くなった 登るスピードが全く違う 登山記録を見るとなんと2時間9分 1時間を切る時間で登れた事があったのに ついに2時間を越えてしまった それでも登れた事を歓びたい 山頂に設置されている温度計を見ると14℃を示していた 陽射しが幾らか強さを感じるがそう暑くもない 心地よい風がすーと抜けて行く 尾根のオオカメノキが咲いているのが見える その先に大山もくっきりとはしないものの伺える オオカメノキと大山を背に記念写真を撮る 麦茶で喉を潤し カタクリを求め縦走路へ向かう
 
 山頂を後に 縦走路を白馬山へ向かう カタクリは山頂から白馬山山頂に至るルートのあちらこちらで咲いていた だがピークは過ぎており 高度によっては勢いのないもの 実をつけているものも見られた 山頂から俣野分岐にかけ 特に山頂付近は元気の良い花に出会えたが俣野分岐のカタクリ広場は 元気の良いのはわずかだった 笹がかなり生えていた記憶があるが それは整備されたのか見られなかった カタクリとしては伸び伸び生育出来る環境のようで安心した 白馬山までの尾根筋にも元気な花に出会えたがピークを過ぎた事は否めない 白馬山の近くでも元気の良い花に出会えなによりだった
 
 もう一方のオオカメノキ 山頂から九合目に沿った尾根道に幾本ものオオカメノキがあり白い花が見事な花を咲かせ楽しませてくれる すぐ近くで見れる花もあり つい何枚もカメラに撮ってしまった 登りにも出会ったし縦走路ならびに下山路でも顔を見せる タムシバは終わって今はオオカメノキの季節 ガマズミは次を狙っている
 
 カタクリとオオカメノキ以外にはクロモジ ナナカマド# チゴユリ ユキザサ#を見つける事が出来た 
 
 白馬山から降りる 今日はゆっくり歩いた割には身体が重い 下りとは言えテンポが出ない テンポ良く降りると気持ちがいいのだが仕方がない 雨あがりで滑りやすいところも見られ注意が必要 と思っていたところでスッテン ちょっとした変化にもバランスを失ってしまう 何度かスッテンをやってしまったが痛めるところは無く 下山 新緑の山を楽しむ事が出来た
 
 駐車場はかなりの車 車載温度は22℃を示していたがもろに陽射しを受けていた 少し走らせたところでは19℃になっていた
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AIと創った詩

春の森、ひそやかな歓び

春の森、ひそやかな歓び。
透きとおる空へ
若葉の枝がそっと伸びてゆく。
光はまだ柔らかく、
風は言葉を持たないまま、
緑の気配だけが胸の奥をひらいていく。

落ち葉の茶に
紫の片栗がふっと灯る。
誰に告げるでもなく、
ひっそりと反り返る花びらは、
山の静けさをひとつだけ跳ねさせ、
森の時間をゆっくり進めていく。

細い山道を包むのは、
芽吹きかけた枝と
白い花のほころび。
歩くたび、名を持たぬ季節の息が
足もとから立ちのぼり、
世界の輪郭をやわらかく塗り替えていく。

大きな葉に寄り添う白い花が、
森の奥でそっと光る。
その静かな明るさは
声をひそめたまま春を告げ、
ふり返れば、
道のすべてがひそやかな歓びで満ちている。
 
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*1)「ツキノワグマ生息地域」
 ・音の出るものを持参しましょう
 ・明け方・夕暮れの入山には特に注意しましょう
 ・爪痕や足跡を発見したら引き返しましょう
岡山県 美作県民局
 

*2)毛無山(大山隠岐国立公園)
 概要
 毛無山一帯の森林は、自然度の高さ及びその規模において岡山県でも一級のものです。
 平殴14年3月には、この地域一帯が大山隠岐国立公園に編入され、中でも毛無山の南斜面は自然環境を厳正に保全しなければならない「特別保護地区」に指定されました。
 また、毛無山は標高1,218mで、頂上からは360度の展望が開け、北は大山や日本海、南は吉備高原の山並みをのぞむことができます。
 自然
 毛無山の森林の特徴は、県下でも最大規模を誇るブナ林です。この森に生育・生息する動植物の多<が、岡山県版レッドデータブックの選定種になっています。健全で極めて豊かな動植物層が認められ、ブナを主体とした広葉樹と天然スギが混交する独特の自然環境を呈しています。
 日本のブナ林は日本海型と大平洋型の2つに大き<分けられますが、この地域のブナ林はチシマザサやヒメモチが生育する日本海型の特徴とクロモジやチマキザサが生育する太平洋型の両方の特徴を併せ持っています。
 主な動植物(※は「岡山県版レッドデータブック」選定種)
 植物
・カタクリの花
 4月下旬−5月上旬にかけて白馬山への縦走路沿いに見られる。
 動物:両生類
・ハコネサンショウウオ(幼生)※
 日本にすんでいるサンショウウオで、ただ1種肺を持たないサンショウウォ目の仲間。尾の長さが体長の半分以上あるのが特徴。
 タゴガエル※
 伏流水の湧き出る場所などに産卵する。ふ化したオタマジャクシは、餌を食べないで蓄えられた卵黄の栄養のみで成長し、変態します。
 鳥類
・アカショウビン※
 くちぱしが大きく鮮やかな赤色をしています。
・アカゲラ
 「ケツ」と一声づつ区切って鳴きます。
 昆虫類
・フジミドリシジミ※
 幼虫はプナの葉のみを良べるブナ林固有の蝶です。
・ウスイロヒョウモンモドキ※
 幼虫は、カノコソウやオミナエシを食べ成長します。生息地は限られ、絶滅の危惧に瀕しています。
 
 斜面上部に生育するブナは樹齢130年で、大きいものは幹周り3m、樹高30mになります。
 
 毛無山のブナ林は、「水源の森百選」(平成7年7月林野庁)、毛無山のブナとカタクリの花は「かおり風景森百選」(平成13年10月環境省)に選ぱれています
 

*3)毛無山−朝鍋鷲ケ山登山道
 ここから先は大山隠岐国立公園及び毛無山鳥獣保護区の「特別保護地区」に指定されており、許可なく動植物を採取捕獲又は、損傷することは、法律で禁止されています。また、野生動植物の捕獲、盗堀防止などのため所持品の点検などにご協力をお願いすることもあります。
違反した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑に処せられます。

登山者へのお願い!
・トイレは必ず入山前に済ませて下さい。  ゛
・入山届けを行って下さい。
・マウンテンバイクの乗り入れはしないで下さい。
・焚き火など火気は使用しないで下さい。
・自分のゴミは自分で持ち帰って下さい。
・歩きながらのくわえタバコや投げ捨ては行わないで下さい。
・登山道以外の山や川には立ち入らないで下さい。
・ペットを連れての登山はしないで下さい。
★4合目からは携帯電話が使用出来ます。

四季の花々
3−5月 マンサク・キクザキイチゲ・タムシバ・トキワイカリソウ・ダイセンキスミレ・ヤマシャクヤク・カタクリ・ササユリ
6−8月 アカモノ・ツクバネソウ・ユキザサ・ナツツバキ・ホソバヤマハハコ・オオバギボウシ・サラシナショウマ・ホソバシュロソウ・マルバタケブキ
9−10月 ホツツジ・マツムシソウ・オタカラコウ・ウメバチソウ・ヤマラッキョウ・ツルニンジン

今ある自然を大切に!残して良いのは足跡だけ!とって良いのは写真だけ!
お互いマナーを守って楽しい登山をしましょう。
環境省・岡山県
 

*4)毛無山の自然を大切に 岡山県
 毛無山は県下でも最大規模のプナ林を中心とする珍しい林相、植生がみられ、また貴重な動物の生息地ですので1994年3月に岡山県有地として保護することにしました。この優れた自然をいつまでも大切に伝えていくため動植物の採取はすべて禁止されています。
 また火災の防止はもとより、ゴミは持ち帰ってくださいますようご協力お願いします。(問合せ先 岡山県 新庄村)
 

*5)毛無山
 毛無山(1218m)は、1300年昔、修験者の役行者小角によって開かれたとされている。
 霊峰の戴には役行者神変大菩薩を祭り、後山と並ぶ修験道の行場として女人禁制の山岳信仰の聖地であったが、戦後より自由に参拝している。
 
 
*6)毛無山は22世紀に残す自然の博物館
毛無山自然保存林利用にあたっての心得
毛無山の貴重な自然を守るため、次のことに気をつけましょう。
・登山道・散策路以外の山や川には立ち入らない。
・野生動植物の採取禁止。傷つけたり持ち帰ったりしない。
・案内板や標識は大切に。
・たき火など、火の使用禁止。
・ペットを連れての立入禁止。
・トイレは山の家のトイレを使用する。
・ゴミ一切持ち帰り。
・ラジオなど大きな物音を立てない。
今ある自然を大切に。残してよいのは足跡だけ、とってよいのは写真だけ。
岡山県
 

*7)毛無山(ケナシガセン)
 標高1218mで、中国山地の主峰の一つである。
 登山道に沿って約150種の植物が見られ、頂上付近には、アカモノ、ダイセンヤナギ、イワカガミなど高山性植物があり9合目までは、ブナの原生林で天然スギも多い。     
 頂上からは、大山や日本海が望め中国連山や兵庫県から四国にかけての雄大な眺望は、中国地方屈指の景観である。
 山頂まで約1時間、毛無山から朝鍋鷲ケ山にかけて、縦走できる、(約5時間) 新庄村
 

*8)毛無山−朝鍋鷲ケ山縦走案内
毛無山−朝鍋鷲ケ山縦走時間
毛無山−40分→白馬山−140分→金ケ谷山−40分→朝鍋鷲ケ山−40分→登山口

貴重な自然を守るため、次のことに気をつけましょう。
・登山道・散策路以外の山や川には立ち入らない。
・野生動植物の採取禁止。
・火の使用禁止。
・ゴミ一切持ち帰り。
・案内板や標識は大切に。
 

*9)カタクリ
 ユリ科 カタクリ属
 落葉樹の下に生息する多年草。
 寿命は長く、7−8年の栄養成長期を経て15−20年の間、開花結実を繰り返す。
 花の見頃は4月下旬−5月上旬で、紅紫色の花を咲かせ長さ5−6cmで反り返るのが特徴。
 地下茎には澱粉を貯え、片栗粉の原料になることでも知られる。
●柵の中には入らないで下さい。
●株・種の採取は禁じられています。



アプローチ
 明るくなってきた頃倉敷を出発 車載温度11℃ 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅で小休憩車載温度7℃ 7℃でも冷たく感じる 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダム水位は大部下げている 旭町から県道30へと左折し、旭川に沿って落合へ 落合はいつものとおりガスにすっぽり包まれている 落合入口の温度13(車載9)℃を見て313に乗る 落合インターチェンジを左に見て直進 久世で旭川(久世大橋)を渡って181と合流し勝山へ ここまで来てやっと青空が見えてくる 旭川(勝山大橋)を渡り 次の三叉路で313と別れ 181を直進する 新庄川に沿って美甘 新庄と走って行く 勝山9℃ 美甘8℃ 新庄8℃を確認 道の駅を過ぎて 毛無山登山口の案内に従い県道58へ右折 毛無山登山口の標識を左折し登山口へ向かう 雄滝へのルートは拡幅工事で全面通行止め 迂回路を行き 毛無山登山口に 駐車場には3台 もうカタクリのピークは終ってしまったか 車載温度は11℃