擬宝珠山と象山



擬宝珠山 1110m  象山 1085m  難易度 ☆     登り29分 縦走67分 下り39分 その他26分   鳥取県
倉敷からの距離   140Km        登頂日 2026/05/06   ガイドブック   動画

駐車位置7:52=8:00登山口−8:29擬宝珠山山頂8:35−8:51第2リフト−9:07コル−9:42象山山頂9:46−10:25湿原分岐=10:28木道=10:43駐車位置

登山
 今日は鏡ヶ成から擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)・象山(ぞうやま1085m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 陽射しはあれど風が冷たい 私の隣の方からも風が冷たいですねと声をかけてくれた 後から来られた方達は車から降りるとすぐサンカヨウの方へ向かって行かれた サンカヨウを見に来られたグループのようだ 私も後を追う
 
 サンカヨウが咲く場所は昨年知ったので駐車場から直線距離をとって登って行く 先に行かれた方がここに咲いているなどと声を掛け合っている 私も咲いているという方向へ向かってゆく キュートな花が出迎えてくれた 早速パチリ 隣を見ると花は終わり 実をつけているものも見られた サンカヨウは結構広い範囲に集団を作っている ネットで保護されネット内には入れないようにしているところもある 何枚か写真を撮る 昨日だったら雨に濡れたサンカヨウが見れたかもねとか 今年も出会えたとか 皆それぞれに喜びを分かち合っていた お聞きすると近くからで 毎年のように訪ねておられるとの事
 
 足元が緩いところもありちょっとひゃっとしたので こんな所で滑ってはみっともない ほどほどにしてサンカヨウを後にして 擬宝珠山へのルートへ向かう 斜面をトラバースする形で進み 登山道に合流し山頂を目指す
 
 今日は雲一つなく青空が広がっている 烏ケ山がいつになくすっきりと見え 大山もその後ろにわずかだが顔を見せる 眼を右へ移せば 象山 象山の新緑が陽射しを受けてまばゆい程 象山のふもとの湿原は黒く覆われており 今年はすでに、野焼きが行われたようだ 昨年は5/8に野焼きをやっておられるところを見る事が出来た 確か雪が多く例年より遅いと言っておられた そうした景観を楽しみルートを登って行く
 
 樹林のルートに入る 入口にサンカヨウが一輪お出迎え ここにも咲いていた ゼンマイ エンレイソウ チゴユリ ユキザサ#(#は花芽を意味する)も顔を見せる ルートにはもう雪は見られない、昨年は斜面に残っているのが見られたが今年は見られない ブナの新緑を楽しみながらジグザグに登って行く オオカメノキ クロモジも顔を見せてくれる 山頂に近づくと 樹間から烏ケ山を伺え そして尾根縦走路に出る 縦走路に出てから1分も要せずに擬宝珠山山頂に出る
 
 山頂から皆ケ山や三平山の方角の景観を楽しむ(烏ケ山は見えない) 麦茶で喉を潤し縦走路へ向かう 最近になって気づいたのだが、縦走路の先に象山が位置し、その頭が少し見えるという事がわかり あれがそれらしいと確認する
 
 縦走路を行く カンスゲ ツクバネソウを見て、先ほど飛び出してきた縦走路の分岐を過ぎる そこには緑のロープがありカタクリの葉を確認出来たが花の姿はなかった もう終わってしまったのかと、残念に思いルートを行く クロモジ オオカメノキがきれいに咲いているのを楽しむ ここからも烏ケ山が見え その両脇に大山の岩峰の一部が顔を見せてくれた
 
 ルートを行く 緑のロープが続くいわゆるカタクリロードに出る ここでは花の姿形を留めているものもあり喜んでカメラに撮る 開いて色褪せているものが多く毛無山よりも進んでいる様子が伺えた 昨年はこの辺りでタムシバが咲いていたが、今年はそれらしいものは見つからなかった
 
 グリーンのロープが終わり 新緑の樹林の中へ降りて行く 第二リフト周辺は傷みがひどく 床があちらこちらで抜けていた ケーブルの空間から烏ケ山を伺えるのだが 周辺の木々が育ち視野が狭くなってきている そこから少し降りたところに烏ケ山ならびに象山を展望できるところがあり 今日もそこからの景観を楽しむ
 
 ルートを降りて行く前面には新緑に覆われた象山のピークが迫ってくる ショウジョウバカマ ウリハダカエデ キブシ ヤマヤナギ ナナカマド#などを見つけ、コルに出る
 
 コルは分岐になっており休暇村の方にも行けるが直進し象山へ向かう コルからはなだらかな丸太の階段を登って行く 丸太の階段から石段になり また丸太となり石段となる事を何回か繰り返しながら高度を上げてゆく 振り返ると擬宝珠山の山容の変化が伺える また、左手の展望が得られ、広場や擬宝珠山を伺う事が出来る ルートでウリハダカエデ クロモジ ショウジョウバカマ コハウチワカエデ*(*は実を意味する) ヤマヤナギ セイヨウタンポポ ナガバモミジイチゴ アカモノ# イワカガミ ミツバツチグリなどを見つける  昨年の記録を見るとイワカガミは花芽だったようだが今年は花として楽しむ事が出来た すぐに分岐に出る 分岐を右に折れ山頂へ向かう 分岐から数分で山頂に出る
 
 山頂にはどなたもおられない 三角点と山頂標識がある 山頂から皆ケ山 擬宝珠山 国民休暇村 三平山や毛無山に連なる山並み 烏ケ山と景観が広がる 景観を一望 麦茶で喉を潤し下山する

 下山は 先ほどの分岐に戻り 今度は新小屋峠の方角に降りて行く 正面に烏ケ山が見える ルートを降りてゆく 象山展望台に出るが、そのままルートを降りて行く 象山を回り込むようにして降りて行く そこから矢筈ケ山や甲ケ山なども見える ルートの角度が変わると正面の景観が大きく変わるのも面白い キスミレ ショウジョウバカマ イワカガミが顔を見せてくれる イワナシを探したが色褪せた花を見つけられた アカモノも花芽をつけていた
 
 そして樹林帯に入り 分岐を国民宿舎の方向へ左に折れてルートを行く 新緑のブナ樹林を抜けてゆくのはなかなかいいものだ そして湿原に出る
 
 湿原は野焼きの跡 まだ緑は顔をだしていない このまま駐車場に向かおうとしたら 湿原の木道を団体さんがいるのが見えた 何かあるのかな、と木道の方へ向かう 団体とすれ違う形で挨拶を交わす 途中で 朝出会った方ね と声をかけて戴く サンカヨウを見に来られた方だ 何かあるのですか? と 伺ったら 何もない 時間が余ったから歩いている との事 私もそれにお付き合いしたような形になり 木道を一巡する
 
 湿原には花は見られなかったがコバイケイソウがあちらこちらで葉を見せていた また木道には補修された跡が何か所も見られた こうしたものの維持、実にありがたいことだ
 
 自動車道を横断し 湿原へ向かう 足元にはムラサキサギゴケ ミツバツチグリが顔を見せてくれた 草芝のルートを行く 湿原にはまだ花は見られなかった

 駐車場には先ほどの団体さんが多かったらしく次々と出て行かれた車載温度は19℃を示していたが 鏡ケ成の温度表示は18℃だった
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AIと創った詩

稜線の下、春の息づかい

湿原には、野焼きの黒がまだ残り、
風がそっと灰を撫でてゆく。
その静けさの底で、
新緑だけが柔らかく光を返していた。

擬宝珠山の登り口、
斜面いっぱいに白い灯がともる。
サンカヨウの花びらは、
朝露を抱いて透きとおり、
山の息づかいをそのまま映していた。

象山の稜線に出れば、
風は一段と澄み、
岩の間からイワカガミが
小さな鏡を掲げるように咲いていた。
その光は、野焼きの黒とも、
サンカヨウの白とも違う、
山の深い時間の色だった。

見下ろせば湿原の広がり、
見上げれば稜線の緑。
そのあいだを歩くたび、
花々の息づかいが胸に触れる。
春は声を上げず、
ただこうして、
山のすべてを満たしてゆくのだ。


アプローチ
 明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度11℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 今日はガスもなくすっきりした天気 山際が美しい 豪渓泰橋入口8℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 片側交互通行はまだ工事中だったが支障なく通過 井倉5℃ 新見6℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜ける 千屋5℃を確認 明地トンネルへ向かう トンネル出口は12℃ 高尾で181と合流そのまま181を日野川沿いに走る 江府で右に折れ482に乗る 下蚊屋ダムまで走り 案内にしたがい右下に降り広域農道を行き鏡ケ成に向かう 広域農道に出ると左前面に大山と烏ケ山が見える そして、大山蒜山スカイランであった県道45に合流 鏡ケ成に 温度表示は12℃ いつものように擬宝珠山登山口に近い駐車場に 車載温度も12℃だった すでに3台駐車していた 更に、数台駐車場に入ってきた