フ ン は 語 る (おまけ)

(平成14年 4月12日UP)

春,溜めフン再び

 季節はめぐって,ポカポカ暖かい4月3日。
畑の手伝いにかり出されるものの,やっぱり気になるのが隣接するサザンカ林。前回から約5週間,溜めフンはいったいどうなっているだろう。
「春には春の溜フン」になっているだろうか?

ワクワクしながらサザンカの林に足を踏み込むと・・・
おお〜,林の床からして変わっていて驚いた。

2002年2月23日のサザンカ林 2002年4月3日のサザンカ林

 花びらのピンクの絨毯は,落ちたサザンカの葉が散らばる緑の絨毯に早変わり。色彩が違うだけで林の印象はガラリと変わる。足触りも随分違っていて,フワフワだったものがガサガサといい音を立てる。
 音も賑やかに踏みしめて歩いていくと,タヌキの溜めフンの小山がいくつか見えた。
よかったまだ使っているー。山は以前よりさらに積み重なり,新鮮そうなフンも転がっている。ホッと胸をなで下ろし,山へと近付いていく。

到着してまず目に飛び込んできたのはたくさん並んだ緑色の芽生えである。
やっぱり溜めフンにも順調に春は進んでいるのだ!
 フン山の2つの外周沿いに,瑞々しい芽生えがニョキニョキ生えていた。前回のもやし状の芽がこうなったのかな?
 一体この芽は何だろう? 可愛らしい本葉を見ると3枚の葉,その形といいアケビの仲間に近いようだ。

そうそう,この芽の位置を見れば,アケビのなる秋に使ったとみられるフン山の場所も解るってものだ。

さて,次に目に付いたのは・・・
とうとう出てきた! 衝撃の”噂の人工物”の数々であった。

歯形付きガサガサ袋切れ切れの果物ネット 輪ゴムの束 離れた場所にマヨネーズ

 前回は歯形の付いているマヨネーズの空きケースが,ちょっと離れた場所に転がっていただけなのに,今回はいろんな人工物が溜めフンの中に混じっている。フンの山に持ってきて食事したり遊んだりと言うことは考えにくいので,口から食べ物と一緒に入ったものが,フンと一緒に出てきたいう見方が妥当だろう。
 ネットやガサガサ袋はいずれも小さな破片・大きな断片ありで,かなり出すのに苦労しそうなものもある。輪ゴムに至っては束ごと食べたんじゃないかと言うぐらいの数がまとまっている。一体何と一緒に食べたんだろうか。
 こうなると拾い食いと言うより,明らかに盗み食いの部類だろう。
 自然の恵みを口にしつつ,人の恩恵もコッソリ受ける,そんなタヌキたち。
人との関わりも善し悪し,成人病や伝染病などのヘンな病気まで持って行かなければいいけれどー。現に飼い犬の皮膚病のカイセン病に掛かって死んでしまうタヌキもいるとかきいている。

去年の畑のイチゴ(足跡つき)
タヌキがほとんど食べました
 さてー,夏の溜めフンには何が入っているだろう。
そのころにはサザンカ林はヤブ蚊林に変わっているだろうなぁ・・・
夏の溜めフンには,きっと畑でできたスイカの種とか,メロンの皮,そして沢山の昆虫の殻,そんなものが混じっているのではないかな。
アケビもツルも結構伸びてる時期,何本残っているかしら。
またヘンなもの食べていないかな。
その時のことをあれこれ予想をしつつ考えるとワクワクする。




〜オマケのオマケ〜
同じ里山の集落の廃墟の納屋の中に「溜めフン」発見ー!
さて,フン山どこでしょうね?
ここのフン山は…
意外や意外,背伸びしなくては見えない棚の藁の上。
その上にフン山がこんもりできていました〜。(画像中央上)
こんな高いところでもフンするんですね〜。
びっくりでした!

多分タヌキの溜めフンだと思っているのだけれどーどうでしょう?


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