むかし下津井廻船問屋入口 蔵ほーる(瀬戸内の味覚を肴に---)
漁具:ドンザは漁師の仕事着でこれは 明治時代の看板:左よりうどん屋、足袋屋
今治代吉氏の作で晴れ着の様相が強い 酒屋、煙草屋、ローソク屋、宿屋、鰹節屋
江戸時代の下津井は商港であり西日本各地の船はもとより、北前船が寄港しました。
北前船は”一航海一千両の利益”といわれる程、その稼ぎは大きかったといわれます。
北海道でとれたニシン粕、かずのこ、昆布などを満載して日本海を越えてきた北前船が留まるたびに
沸き立つようなにぎわいが下津井をおおっていました。
「むかし下津井廻船問屋」は今に残る廻船問屋の建物を復元し下津井の歴史、文化、観光情報が
幅広く利用できる施設になっています。
この建物は江戸時代に金融業と倉庫業を営んでいた荻野家の分家の西荻野家の住宅を明治初期に
廻船問屋高松屋(中西家)が取得したもので、商家の母屋やニシン蔵として使われていました。
建物の内部には、母屋を中心に、昔の下津井にまつわるさまざまな資料を展示しています。
叉下津井の歴史、文化、観光情報を提供する”いんふぉめーしょん館”小イベントもできる”蔵ほーる”
地元の特産品を販売する”しょっぴんぐばざーる館”などがあり多目的に利用できます。
母屋座敷 店の間
いんふぉめーしょん館の立版古 しょっぴんぐばざーる館
(厚紙を切り抜いて風景などを立体的に組み立てた起こし絵) 蛸ツボ(800円)
案内
住所:倉敷市下津井一丁目 バス:下津井漁港前下車徒歩1分
TEL:086−479−7890
入場: 9:00〜16:30 入館無料 火曜休館