四国カルスト・室戸岬


 

五段高原



H16.9.25 (土) 晴れ   同行:女房

ドライブコース (計624km)

児島IC → 須崎東IC → 四国カルスト → 須崎東IC → 南国IC → 室戸岬 → 南国IC → 児島IC


今回は翌日の高知での結婚式に乗じて、高知見物をする事にする


四国カルスト

児島ICから須崎東ICで降り、R56・R197・R439をナビ・四国カルストの標識に従って進む
エアコンの設定は25℃、外気温表示を見ると20℃でありエアコンを止め窓を開けるとヒンヤリとし清々しい
(掲載が遅くなり季節感がないが、当日の下界は31℃でしかも多湿であった)
R439から四国カルスト線に入ると天狗高原・天狗荘・緑の中にカルストの白い色が見えワクワクする

 

 
四国カルスト線より天狗の森   四国カルスト線より天狗高原

 

四国カルストは、山口県の秋吉台・福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストの一つで、標高1000〜
1500mの天空に広がる雄大なカルスト地帯である

国民宿舎天狗荘の駐車場奥から天狗高原(1485m)への登山口があり、3名が向かう準備をしている
(我々は今回は山登りは無し)

 

天狗荘内の装飾

 

四国カルストは、地芳(じよし)峠から姫鶴(めづる)平・五段高原・天狗高原までの7kmがメインの探勝
コースであり、先ずは一気に姫鶴(めづる)平まで行きゆっくり天狗高原までを観賞する事にする

 

 
姫鶴平(国民宿舎前)   姫鶴平より北方向の山々

 

姫鶴平のカルストに映える若人

 

姫鶴平に行くまでに牛が放牧されており、美味しい牛乳が飲めるのではと、姫鶴平の村営ロッジに入る
ぐるりと見渡すが牛乳は置いてないようである
(後で気付くが、ここの牛は乳牛ではなく肉牛のようである:バーベキューの店はある)

姫鶴平の展望所まで行き、天空のカルスト・北方向の山々(地図と磁石が無く山の名は不明)の雄大な
景色を堪能する

 

   
カルスト群   野に咲くリンドウ   カルストに放牧されている牛

 

五段高原(1456m)に着くと、トップ写真の様に説明の必要のない雄大な景色が広がり、車を降り暫く外の
風に当り周辺を散策する

 

五段城より天狗高原に向かう(右麓に天狗荘)

 

天狗高原まで戻り、四国カルストを後にする
因みに、天狗荘の中も探したが
牛乳は見当たらず、翌日のホテルの朝食でやっとありつけ2杯飲む

帰りは、来たルートをそのまま須崎東ICまで戻る
インター入口にあるドライブインで昼食を摂り、土産の一部を買う
(ホテルに入るとカツオのタタキの連続と思い、この店の一番の売れ筋と言うカツオタタキ定食だけは注文
しなかった:正解でした)


安芸

野良時計


南国ICよりR55を室戸岬に向かうが、途中の阪神のキャンプ場として知られている安芸に寄る
ここは大相撲の土佐の海の出身地か
、土佐の海のノボリが市役所に沢山掲げられている

ここで、余り時間を使う事は出来ずガイドブックで安芸の顔となっている野良時計を見学し室戸岬に向かう


室戸岬


R55を進んで行くと太平洋に大きく突き出た岬が見える
岬の先端の駐車場に車を停め、後ろを振り向くと緑の山上に白い灯台がのぞいており”アレダッ”と指差す
先端の道路沿いには、桂浜の
坂本龍馬像・足摺岬のジョン万次郎像と並ぶ維新の海援隊長中岡慎太郎像
が太平洋を見つめている

 

 
山上に立つ室戸岬   中岡慎太郎像

 

駐車場横より海岸縁に降りられ、遊歩道がある(乱礁遊歩道)
浜辺に出ると、すぐに
弘法大師空海がここで悟りを開いたという潅頂ケ浜に出る
更に海辺まで出ると、青空と海が重なる水平線と岩に打ちつけられ飛び散る白い波を見ていると時間を
忘れ吸い込まれるようである

 

   
潅頂ケ浜   潅頂ケ浜先端よりオーストラリア?   乱礁遊歩道(室戸岬)

 

遊歩道を歩いた後は、山上の灯台を見る事にする
山上に上がるルートからは、岬一帯のワイドシーンが楽しめる(室戸岬見物の一番のみどころ:私見)
駐車場より歩いて(登り:アップダウンあり)灯台まで行く

 

室戸岬灯台

 

灯台より戻ると、当日は蒸し暑く喉が乾くが周辺には店も自動販売機も無く商売っけがない
早々に下り、自動販売機に飛び付く

R55を南国IC方向に帰り、明日の結婚式会場の土佐ロイヤルホテルに着く
大汗を大浴場で流し海洋深層水風呂にも入り、夜は大ビールを飲んでバタンキュー!
明日の祝辞はどうなるか知りましぇ〜ん、おやすみ〜!

 



今回は、天空のカルスト地帯 
”四国カルスト” ・ 岬一帯に広がる雄大な景色の ”室戸岬” を見物
しましたが、高知の人の大らかな・清々しい性格のルーツを見た思いがしました