琉球村(沖縄古民家)
H18.10.29〜31 (日〜火) 曇り 同行:女房
知合いへのご挨拶を目的に沖縄に行く
初めての沖縄なので観光も兼ねて各所の探訪をする
見学ルート
1日目 : 平和記念公園・糸満観光農園・おきなわワールド(玉泉洞)・RYUKYU民族の祭典
2日目 : 美ら海水族館・今帰仁城跡・ナゴパイナップルパーク・万座毛・ビオスの丘・琉球村・沖縄民謡酒場
3日目 : 首里城・金城町石畳道・嘉手納基地・牧志公設市場
岡山空港発 9:20(遅れた人を待って実際には9:35発)
女房と飛行機に乗るのは15年振りで、女房は小学生のようにはしゃいでいる
20分で宮島上空に、55分で桜島上空を通過する
岡山〜沖縄間 1110km を上空約1万m・時速700km/hrで飛び2時間で那覇空港に到着する
機内より撮影
空港には知合いの夫婦が迎えに来てくれている
荷物を受け取り空港を出てレンタカー会社のバスでレンタカー会社に行き手続きを済ませレンタカーを借りる
(3日間乗り放題である)
トヨタ ヴィッツ わナンバー
早速観光に出発するが、今日は知合い夫婦が案内してくれるので何処に行くかはお任せである
標識を見てびっくりするのが地名である
南風原は事前の観光ブックで見ていた時は”なんぷうばら”と思っていたが、道路標識のローマ字を読むと
”はえばる”である
豊見城は(とみぐすく)、東風平は(こちんだ)で普通の漢字読みでは当たらない、これは3日間続くのである
先ずは昼食に沖縄で有名な”沖縄そば”を食べる
ソーキそばとアサリの炊込みご飯の定食を注文する
沖縄は流石に暑く地元の人は全員半袖であるが、私は長袖シャツに薄手のベストである
汗を流しながら食べるが腹が減っているのでペロッと食べてしまう
翌日解ったがソーキとは豚のアバラの骨付き肉の事で骨が無いのを3枚と言い、メニューもソーキと3枚と別に
なっている
平和の礎 | 平和記念資料館 | この断崖で多くの人が… |
腹が一杯になると次は平和記念公園に行く
沖縄戦で亡くなった人の名が刻まれた礎がありその数の多さに驚かされる
我々戦後生まれは詳しいことは教えられてなく又調べてもなく、その凄まじさは案内の知合いの雰囲気より
想像出来、又の機会に勉強し平和の尊さについて考えてみたい
糸満観光農園 | おきなわワールド文化王国 | 玉泉洞入り口 |
次は糸満観光農園に行く
先ずは運転手以外3人でワインの試飲をし、次はアイスクリームを食べる(運転有難う)
何が起こったか解らなかったが、店員が怒っている
本土のアイスクリーム店は殆んどの店でごった返しており、それでも店員はテキパキと裁いていく
しかし、ここでは客は私たちを含めて6人なのに、うまく裁けず順番が違うと怒っているようだ
これも、沖縄の人のんびりした性格のせいであろう
玉泉洞の鍾乳石 | ハブ酒で勢力モリモリ | 春色の花が咲き誇っています |
次は玉泉洞のある ”おきなわワールド文化王国玉泉洞” に行く
玉泉洞の鍾乳洞は5kmにも及ぶ日本一の鍾乳石数で、その内の800mを公開しているが流石に日本一と
言うだけあって井倉洞などとは規模が違う
熱帯植物園・ハブ公園では以前はコブラとマングースの決闘ショーがあったらしいが動物愛護の観点で今は
中止になっているらしい
エイサー広場ではエイサー群舞を見せてくれ、沖縄の自然・文化・伝統を堪能できる
RYUKYU民族の祭典 | 那覇グランドキャッスル |
夕方から年に一度の ”RYUKYU民族の祭典” があり、肌で沖縄を感じてもらおうと入場券を準備してくれて
おり沖縄民謡・舞踊を通じて沖縄の歴史・文化を体感する
泡盛を飲みながら、そのパワーに見ている我々の体も自然とスイングする
我々の泊まるホテルまで送ってくれホテルの20階のラウンジでビールで歓談し、翌日の夕方又飲みに行こうと
約束しておやすみにする
沖縄自動車道 | 鉄壁の岸壁 | イルカショー |
2日目は、我々夫婦のみで観光をする
先ずは ”美ら海水族館” を目指し沖縄自動車道に乗る
本土では見慣れない光景は高速道路も観光地もほとんどの車は「わ」ナンバーで1000〜1500ccの
レンタカーである
高速を降りてR58を外れて海岸線を走るが、台風直撃の島らしく岸壁は完全に擁護されている、又家も要塞
の様であり墓も本土のものと形が違い全て台風を意識した造りである
流石に暑い沖縄では駐車場から水族館までのルートにスポットクーラーが並んでいる、夏は相当暑いのであろう
水族館に着くと丁度イルカショーが始まるところで先にイルカショーの方に行く
約15分のショーであるが沖縄独特の趣向もあり大人も十分楽しめる
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大水槽 | 餌付け | ジンベイザメ(携帯) |
水族館に入り、始めに大水槽を期待していたが始めは小物で中盤から大水槽が現れ、中には大ジンベイザメ
3匹の他各種の魚達が泳いでおり圧巻である
暫くここに座って見物し満足して水族館を後にする
今帰仁城跡 | 今帰仁城城壁 | ここまで上がってはいけません |
次は世界遺産に指定されているグスク(しろ)の一つで今帰仁城跡(なきじんじょう)に行く
石灰岩を積み上げた城壁はほぼ完全な形で残っており万里の長城の縮小版のようである
歩いているとギーギーと石を切るような音があちこちでする
係員に聞くと大島ズクズクセミ(と聞こえたと思う)の鳴く声であると教えてくれ、近づいてみると本土の春ゼミに
似ているが春ゼミより少し長いセミである(太さは同じで)
沖縄そば | ナゴパイナップルパーク |
ここを出て昼食にするが、やはり沖縄そばを食べる
ここでソーキと3枚の違いを教えてもらう
食べているとゴーヤを炒めたので食べてくれと主人が持ってきてくれる
本土の人がゴーヤを炒めると苦いが沖縄の人が同じ物を炒めても苦くなく、そのコツを聞くと「よく解らないが
我々はこうしている」と聞きその違いに、これかなと思うところがあり帰って試してみようと思う
又、豚肉の油抜きの方法も教えてもらう
長時間茹でるだけでは駄目である事が解る
帰りにパイナップルの置物も土産にくれる
この店に昼食に入って大きな成果があった
次はパイナップル食べ放題・ジュースのみ放題のうたい文句に誘われて、ナゴパイナップルパークに入る
パイナップル・ワイン・ジュース・試食で昼食後なので腹一杯になる
万座毛 | ビオスの丘の蘭 | 琉球村入口 |
次はR58を下り、途中お菓子御殿(米子のお菓子の城と同様)に寄り、万座毛(まんざもう)に行く
琉球国王が、万人座するに足ると言ったことが銘々の由来であり自然の力強さを満喫できる
次にビオスの丘に行くが、ここは前を歩くお姉ちゃんの腰がクネクネ動くのしか記憶にない
次は琉球村に行く
ここは80〜100年前の沖縄の民家が移築され細部に渡るまで復元されている
園内では調布の餅を抜いたようなポーポーという菓子とお茶を出してくれる
試食等食ってばかりでいつまで経っても腹は一杯のままである
沖縄民謡酒場(携帯)
高速に乗りホテルまで帰る(18時到着)
風呂に入り夕食を済ませた後、知合いが迎えに来てくれ飲みに出る
沖縄民謡酒場に連れて行ってくれる
沖縄民謡一色で可愛い子が一杯?いや2人おり助平おじさんは泡盛を飲みながら楽しく過ごしました
ヤッサおじさん〜〜 ……… おやすみ〜〜
3日目は飲みすぎ食べすぎなので、朝6時30分に起き7時からジョギングに出る
ホテルの近くが首里城なので首里城の周辺を30分走り回る
早朝でも24℃あり、暖かくふくらはぎ・膝の心配をしなくても快適に走れる
守礼の門 | 歓会門 | 首里城正殿 |
今日は知合いが仕事を休んで最後の日を案内してくれる
先ずは沖縄観光のメインである世界遺産の首里城に行く
守礼の門・歓会門を通り琉球国王の居城首里城正殿が現れるとその荘厳さに圧倒される
修復された首里城の中を見て回るが、柱・梁の太さ・装飾等その素晴らしさに感嘆する
城壁の手の込んだ石組みの精巧さも目を見張るものがある
首里城内部 | 城壁の石組 | 金城町石畳道 |
次に知合いに観光客が金城町の石畳道は何処かと聞いてくる
それならばここも見てはと降り口に車を回してくれ石畳道を歩いてみる
石灰岩の急坂の石畳は趣はあるが、滑りそうで歩き難い
道の駅かでな より嘉手納基地 | 牧志公設市場の魚売り場 | 出発前のJTA16便 |
次は普通の観光客は行かないところで、嘉手納基地を案内してくれる
沖縄の道路は太くないが、米軍基地の周りの道路は広々としている
レンタカーは「わ」ナンバーであるが、沖縄には「Y」ナンバーが有りこれは米軍の家族の車だそうである
ついでに、沖縄のガソリンは1リットル110円でした(本土は135円)
最後は牧志公設市場に案内してくれ、ここは衣食の全ての色々な物が売られており、沖縄の食文化の真髄を
うかがい知る事が出来る
肉売り場には豚肉の足先から頭(顔の面皮)まで売られており、魚売り場には赤青黄色の魚・巨大なサザエの
ような貝・海ヘビの燻製等が売られており只見るだけで購買意欲は湧いてこない
レンタカーを返却し、空港で手続きを済ませる
出発までの待ち時間にビールで最後のお別れの挨拶をする
3日間O様ご夫妻にはお世話になり有難うございました
3日間の短い時間でしたが、沖縄の食・観光・文化・歴史を色々考えて案内してくれ有難うございました
又色々勉強して訪れたいと思います
今後ともよろしくお願いします