善光寺本堂
女房が3連休が取れるというので何処か旅行に行こうと計画する
中国・四国・九州は殆んど隈なく行っており地図を見るが再度行きたいと思うところがない
女房が少し遠いが信州に行けるかというのでNEXCOのHPで距離を調べると片道600km
で少し考えるが何とか行けそうなので計画を考える
(若い時は600kmなど日帰りでもよいと思っていたが歳はとりたくないものである)
今の朝ドラ(おひさま)の舞台は安曇野でここを中心に考える
女房は朝ドラは欠かさず見ており単純なので殆んど毎日泣いている
信州も松本城・安曇野・白馬・栂池・黒部ダム・上高地・美ヶ原と主要な所は廻っているが、
長野の善光寺は行った事がない
又、上高地は新婚旅行で行ったきりでゆっくりと散策してみたい
という事で、今回の旅行は
1.善光寺 2.おひさまロケ地 3.上高地 を主体に廻る事にする
17日朝5時に家を出て水島ICより一路長野ICを目指し、12時過ぎに善光寺に着く
善光寺近くになると物凄い大勢の人と車で駐車場に入るのに渋滞している
これはいかん、先に昼食を食べて参ろうとソバ屋を探す
この辺りに来ると矢張りソバであろう
面倒なので市営駐車場ではなく個人の駐車場に入れる(直ぐ入れて結果的に料金も同じ)
皆さん考えは同じでネットで探す有名な蕎麦屋は扉を開けると中は行列である
3軒入ったが何処も同じで、大きなレストラン風のそば屋は空いておりここに入る
行列はないが席は常に満席状態で、店先ではソバ打ちを実演しているので何とか大丈夫と
言い聞かせて注文する
ソバを食べるがまあまあ美味くこんな物だろうと二人で納得する
善光寺門前そば屋
書き忘れたが、車を降りると灼熱地獄で倉敷でもこんなに暑いのは経験したことがない
後で聞くと39℃だったらしく、道路・地面からの照り返しは悶々する
しかし皆さん大混雑でお参りしており我々も本堂に入りお参りする
皆さんの話し声より東京方面からの人が多く善光寺と軽井沢のセットで来ている様である
牛に引かれて善光寺参り
帰りに参道のみやげ物屋に入るが物色するより涼をとるのが先である
車に乗りナビを安曇野に設定し長野ICに向かっていると左側に川中島古戦場の幟が立っ
ている
善光寺近くに川中島の古戦場があるのは知っていたが、寄って見ることにする
ボランティアの人が説明してくれ当時の決戦の雰囲気に浸る
川中島古戦場(武田信玄・上杉謙信一騎打ちの地)
長野ICより乗り豊科ICで下りる
朝ドラのおひさま効果で大王わさび農場から帰る車で逆方向は大渋滞である
我々はわさび農場方向に向かうが農場の中は記憶にもありワサビソフトしか欲しい物がない
ので農場はパスしてネットでチェックしていたロケ地場所に向かう
下の写真の他、安曇野の桜として紹介された場所をみて次に国営あずみの公園周辺に行く
おひさまロケ地 : 大王わさび農場東の等々力橋より常念岳
かやぶき農家やソバ畑のある安曇野の農村に向かう
車を降りると立派な建物があり見ると、「大庄屋山口家」と書いてある
我々は何故か昔の大庄屋の建物があると引かれて必ず入ってみる習性がある
ロケ地を忘れて建物に入る
安曇野の大庄屋山口家
直ぐ近くにロケ地があり、ここは表示が出ているので大勢の人が訪れているのが判る
ソバ畑の中にかやぶき農家・道祖神がセットされ、雰囲気があり次々に人が訪れる
おひさまロケ地 : 道祖神祭り
17時30分を過ぎたので塩尻北のホテルに向かう
おひさまロケ地 : ソバ畑
18日は朝起きると天気も良さそうで上高地の綺麗な景色が期待できる
朝食バイキングを食べ「おひさま」を見て出発する
松本ICよりR158を西に走るが曲がりくねった道でトンネルが多く「スリップ注意」の表示が
出ている
今日は雪でも大丈夫なようにタイヤはスタッドレスを着けて来ている(冬からそのままで単
に横着なだけ)
曲がりくねった道は4WDに入れると走りやすい
乗用車は沢渡までで、ここからはバスでないと上高地には入れない
新婚旅行の時は季節規制だったので車で入れたが、バス会社・タクシー会社が味をしめた
か通年バスしか入れなくなり、今では観光バスも乗り換えなくては入れない
本当に環境だけの問題か疑問である
沢渡大駐車場 : バス乗り場
駐車500円、バス一人往復2000円を払いバスに乗る
釜トンネル(ここより一般車は入れない、自転車OK)
新婚旅行の時は舗装してなかったが、今は完全舗装されている(環境維持はどうした?)
上高地バスターミナルでバスを降りると涼しくて気持ちよい
河童橋より明神橋への往復2時間のウオーキングコースを歩く事にする
有名な河童橋、中央の山は前穂高岳
梓川の清流沿いのウオーキングコースをせせらぎの音を聞きバカ話をしながら歩く
ウオーキングコース : 梓川沿いを歩く(右岸道)
山は登らないが登山道具は一式揃っている
清流の中の鴨が近づいてくる
途中焼岳が綺麗に見える
一人だったら往復4時間位なので絶対登っているのだが残念!
北アルプス登山を終え下山してくる沢山の人達とすれ違う
元気のよい者、ぐてぐての者、皆さん山を楽しんで来ており羨ましい限りである
ウオーキングコースより振り向くと焼岳
明神橋に着き明神池に向かうと拝観料をとる様になっている
自然の池で大正池と同じなのに、馬鹿にしていると腹が立つ
その辺りの人たちも「おかしいでしょう」と口々に言っている
何の権利でこのような自然の物を私物化できるのかと疑問に思うより腹が立つ
県知事、しっかりしろ!
柵越えに明神池の一部を見て終わりにする
明神池に着くと池を見るのに料金を盗る?ようになっている
明神橋の河原でコンビニで買ってきた弁当を食べる(ジャスト12時)
混雑したホテルで女房の嫌いな洋食より自然の中での弁当は大正解である
明神橋
明神橋のバックは明神岳
河童橋への戻りは左岸道を歩く
涼しい広大な新緑の中を歩いていると漫画の世界に入っているようである
梓川左岸道は新緑の中
行きは登山者とすれ違っていたが、帰りは後ろからの登山者にドンドンと追い抜かれる
山の帰りなのに凄い勢いでアルプス登山者は私達とレベルが違うと感心した
やっと河童橋に着く、往復2時間もうヘトヘトです(山にも登ってないのに叱られそう)
河童橋到着 : バックは焼岳
五千尺ホテルのソフトクリーム(350円)
河童橋の前のソフトクリーム店でソフトクリームを買って食べる
女房は美味いというが、ジャイアントコーンの味に慣れているので田舎物にはどうも……
(夜のホテルでのデザートのソフトクリームは私レベルで美味かった)
バスに乗り沢渡に戻る
今日は恵那に宿をとっているのでナビを設定すると到着時刻が18時になるので、途中寄り
道をしようと思ったが真っ直ぐ宿に向かう
朝風呂で体重を量ると夕食・朝食ともバイキングなので1.5kg増加していた
3日目(19日)は昼まで馬籠・妻籠宿を散策する予定だったが台風6号が接近してきており
遅くなると大雨・強風で危険なので早く帰る事にし9時には宿を出た
高速道路は恵那から八日市の辺りまで風雨でまるで雨の中のF1レースさながらで帰るまで
に5台はスリップで横向き・ガードレール激突でトラブっているのを見ました
ヘタッた普通タイヤよりスタッドレスで正解でした
久し振りに長距離運転で疲れましたが印象に残る楽しい旅行でした(3日間:計1394km)
「遠くとも一度は詣れ善光寺」と言われ一生に一度はお参りしないと極楽に行けないと言われ
ていますが、これで極楽に行けそうです(笑)
信州の山並みを見ると是非登りたいと気持ちが昂ぶりますが、遠いので家に帰ると萎んで
しまいます
年齢と共に体力・食欲等低下を実感しますが今出来る事を精一杯楽しんでいきたいと思いま
す(後では出来ない)
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