蒜山・スノーシューカニ温泉


 

スカイライン入口からの蒜山



H16.3.7 (日) 雪   同行:女房


女房と休みの調整がつき、カニを食べに蒜山に行く事にする
3月に入って春のような陽気であったが、突如冬型の気圧配置になり前日より雪が降り続く
雪はあるがベアーバレースキー場は今期既に閉鎖されておりスキーは出来ず、会社の仲間にスノーシュー
を借りて行く

米子道の玉田山トンネルを抜けると景色は一変し、そこは雪だった(何処かで聞いたような?)

蒜山ICを降りて、上蒜山に向かうがブカブカの深雪の中を登る勇気はない
スノーシューの威力を試すには、スキー場が良く上蒜山スキー場にまわる

   
上蒜山スキー場   リフト最上部より下を見る   リフト最上部から上の深雪部


スキー場の端の20cm位の深雪の中を登って行く
何も気にせず楽に歩け、凄い威力である
もう少し端の50cm深さの所を歩くが、これはキツイ 16歩進んでは止まり、又16歩進んでは止まる
(1.2.3.4のリズムで歩くので4の倍数になる)
直ぐにやめて、20cm深さのラインに戻る

リフト最上部より誰も歩いてない深い新雪を行ける所まで行く事にする
しかし、50cm以上の深さで一歩一歩が大変である、8歩で中止(軟弱者)し下降する

スノーシュー遊び

 

手打ちそば屋悠庵

私が遊んでいる間に、女房は上蒜山スキー場手前で見付けたソバ屋に行ったという
後で聞くと、ここの主人は全国のソバ屋を食べ歩き道楽でやっているような店で、女房の舌では蒜山IC近く
の某ソバ屋よりも美味いとの事である
私も次回来た時は是非食べてみたい(今回は腹の空く時間が合わず行かず)

宿のチェックインまでには未だ時間もあり、一度歩いて(滑って)みたかった新雪の蒜山大山スカイラインを
歩く事にする

   
新雪の雪深いスカイライン   スノーシュー   三木ケ原で遊ぶ子供達

 

ストックが地面に当たるまで突き、深さを測ると60cmといったところか
写真のようなガスのかかった、誰も居ない新雪の中を歩く
静けさだけが支配する、澄みきった一人だけの世界に入る

暫く歩いて引き返す


宿泊

今回はカニづくしコース料理の情報を得て休暇村蒜山高原を申し込んだ
山陰の海岸縁の宿ではないので料理は半信半疑であったが、材料のカニは良くいつもの高級旅館より
も良かったのでは?
カニ鍋・焼きカニ のカニは全て刺身でもいける物でした

三木ケ原をバックに休暇村蒜山高原

<夕食> :カニづくしコース

   
乾杯・カニ味噌   カニ刺し   焼きかに
   
かに天ぷら   かにサラダ   かにチリ鍋
   
冷酒・かに茶碗蒸し   かに雑炊   デザート

 


部屋(3階)からの三木ケ原越しの蒜山のロケーションはグッドである
風呂はラジューム泉でよく暖まり、3階展望風呂からの蒜山は素晴らしい眺めです
500円で入れます、山の帰りにいいですよ(当日も宿泊客以外が多かった)

飲みすぎて20時頃から寝てしまったが、真夜中の0時頃目が覚めカーテンを開けて外を見ると、蒜山が
雪明りに照らし出されて神秘的である
展望風呂に再度入り歯磨きをして、又寝る(よく寝る…)


H16.3.8 (月)  雪 後 晴れ


朝起きて駐車場を見ると、車は雪に埋もれている(20〜30cm)
どうやって掘り出すか、宿泊客同士で笑いながら話す

朝風呂、朝食の後土産を買ってチェックアウトする
備え付けの道具で、宿の人の応援も借りて車を掘り出す

 
朝起きると車は埋もれている   早朝の蒜山(部屋より)


三平山に登ろうと向かうが、重い新雪が50cm位積って周辺の斜面では表層雪崩が起きている
熊笹が順目になった三平山も危険なので、Uターンしベアバレースキー場に向かう

 

三平山森林公園線入口(重い深雪)

 

ベアバレースキー場は今期閉鎖されているが、係員の許可を得て足跡の無い綺麗なバーンをスノーシュー
で歩く

 

 
ベアバレースキー場新雪
(使用前)
  スノーシュー足跡
(使用後)

 

はしゃぐ若者 (若返る

 

   
スノーシュー足跡   スキー場上部より三平山   深さ50cm


表面の風紋が綺麗な新雪の中を歩き、視線を狭めると光り輝く雪面に浮かんだような錯覚に陥る
下りは上りの2歩半を一歩で飛ぶように下りると面白く、リズムにのるとあっという間に上り口に着く

 


湯原温泉


滅多にない、雪景色の露天風呂に行く
雪景色の露天風呂に入るのはおつなものだ
(8日は月曜のため期待はしてなかったが? 矢張り若い女性はいない、残念!)

 

雪の中の湯原温泉露天風呂

 


勝山

話しだけ食わされては堪らない、私もソバを食べたく勝山に寄る事にする
町並保存地区の中の郷宿(ソバ屋)に行ったが既に売切れであり、木材ふれあい会館隣の一心庵に行く
流石に木の町、この椅子の座り心地はよく、背中が伸び暖かくなる

     
一心庵   ザルソバ   わさびソバ   座り心地の良い椅子
 
ひな祭り(御前酒蔵元)   のれん・白壁・格子窓の町


その後、町並保存地区を一日遅れのひな祭りを見て歩く
ひな祭りは3日〜7日迄で、7日の日曜は雪の中1万人 5日で計3万2千人の人出で、今日は気が抜けた
ようであると受付の女性は言う
お雛様は未だ片付けてなく、のれん・白壁・格子窓の勝山のシンボルの中をゆっくり見て歩く

 

アッター! リンク先の ”落合の浪本さんのHP” に掲載されていた
端っこまで美味しいと言う 
落合羊羹
勝山ではここの店でしか売ってないとの事(店の名前は見ていない)
しかし、浪本さんのHPが出ない、どうされたのかな?


落合ICより帰路に着く

スノーシューの威力を実感でき、来期はこれで新雪の雪山に挑戦してみたい