栄養補助食品談議
山歩きは長時間の運動でアップダウンもありエネルギーを大きく消耗する(50半ばともなると特に)運動で
ある、予想外にエネルギーを消耗すると転落、捻挫といった怪我につながりコースによっては遭難といった
事にもなる、又集中力がなくなり脱力感に襲われせっかくの楽しい山登りが台無しになる
そこで摂取したエネルギーを有効に使う補助食品について述べてみた
ビタミンB1
エネルギーの元は大きく分けて炭水化物と脂肪である、これをいかに有効に燃焼させるかが問題である。
脂肪の燃焼についてはエアロビクス系の運動を長時間継続する事位で食物による助剤は無い、マラソンの
有森裕子が使用している明治乳業のVAAMが話題になっておりこれは体の脂肪を有効に燃焼させる効果
があるとゆうことで、私も試しに使っているが使用期間が短く効果の程は明確ではない
(しかし銀・銅・ガブチャンを獲得しており効果はありそう?)
炭水化物の燃焼は科学的・医学的にも立証されている
大掛かりな実験で体力的に同じ程度の大学生を3Grに別け @ご飯のみ Aご飯+オカラ Bご飯+梅干
を食べさせて歩かせた、細かいデーターは忘れたがこの3Grを50km歩かせバテタ時点で止まる。
一位:A 2位:@B の結果であった、これはオカラが持っているビタミンB1の成分が炭水化物の燃焼
助剤として働いたからである。
実際にはご飯にオカラをかけて食べるのは喉に詰り美味くもなく不可能である、昔の人は経験則からか
にぎり飯にのりを巻いて旅に出た、これは海苔が持っているビタミンB1の効果があるからである
このデーターから私は運動開始30分前にアリナミン(ビタミンB1含有)を1錠飲むことにしている
その他
ビタミンE剤 : 活性酸素を抑える酸化防止(老化防止)効果 … 効果の程は?
ASSIST(LOTTEのガム) : 瞬発力が出るとのウタイ文句 … 気分的に力が湧いてくるような気がするが?
リポビタンD : ファイト一発!の宣伝で知られており(昔は王選手のカキーン!)あのCMを見ると元気が
出るような気がする
フルーツ対決
NHKの”ためしてがってん”で見たものであるが、バナナ VS 梨でスタミナ対決の実験をした
ハンドボール部の女子高校生10人づつを2Grに別け10kmマラソンをさせた
5km走ったところで各々のGrにバナナ・梨を食べさせ後に5kmを走らせた、さてどちらのGrが勝ったか?
結果 : バナナ 51分32秒 梨 50分50秒 で梨の勝ち
トライアスロン等でよくバナナを食べている風景を見て、意外な結果と思いますがこれは果物の持っている
糖分の性質の違いによるもので、バナナはブドウ糖・梨は果糖の成分を持っている
ブドウ糖は即エネルギーとなるが果糖はこれをブドウ糖に変えた後にエネルギーとなる、よって長距離では
後半にエネルギーになった梨が勝った訳である
しかし即エネルギーが必要な時・ゴール10分前という時にはバナナが良いという事になる
ブドウ糖Gr 果糖Gr しょ糖(ブドウ糖+果糖)Gr
バナナ 梨 スイカ
ブドウ リンゴ
メロン
キュウイ 柿 パイナップル
アセロラ 桃 みかん
ドリンク
理論は無いが私の経験から長距離の飲み物について述べてみる
と言ってもたいした事ではない、始めから終わりまでただ水(又はお茶等糖分を含んでない飲み物)を飲む
だけである
最初・途中でポカリスエット等糖分を含んだ物を飲むと頭も体もだれてぐったりし全くやる気がなくなる
これは”食事を摂った後に糖分を摂ると一時的に高血糖状態になってインシュリンの分泌を促し、却って
低血糖状態をつくるからだ” と言う人もいますが真意の程は?です
但しゴール20分前くらいからポカリスエット等糖分を含んだ物を飲むのは最後に元気が出てよい
人によって違うかもしれませんがこれは私の経験で何度やっても同じ結果になります
ビタミンB1以外の話しはあまり参考にはならないと思いますが食べ物からのスタミナアップに目を向けて
くれたらこのページを書いた意味があります