放送日 平成19年12月06日(第501回)
ゲスト 「音楽館」オーナーでシンガーソングライターの八木たかしさん


 八木たかしさん

「音楽舘」オーナーでシンガーソングライター
 
あらまし 今回は、
『プリティーウーマン音楽舘・12月生ライブ』
です。

ギターを持っている八木さんは本当にカッコイイ!
話しをしながらも指が自然にギターをつま弾いています。
その音の素敵なことといったら最高です。

最初の曲は「ことばを下さい」
作詞の田辺和雄さんは脳性マヒというハンデを持った方。
人前に出るのが嫌だったという彼を、八木さんがこの曲を作ったことをきっかけに、
無理矢理(?)引っ張り出したところ、今はドラマー、シンガーとして
どんどん人前にでるようになられたとか。
筋肉が脳の命令とは反対に動くという田辺さん。
それでも歌うのが楽しくて仕方がないようです。

演奏を聴いて、「元気になる」という清美ちゃん。
「八木さんの曲に出会えて良かった」と、哲っちゃん。
「人との出会いで人生が切り開かれていく。
 勇気を与えられるということも大切にしていきたい。」と、ともちゃん。

「もうやめた方がいいかな…と思うこともあるんです。
 でも自分の曲だから歌わないといけないかな、とも思う。
 最近は、自分の歌にプレッシャーを与えられている感じですね(苦笑)」
と、八木さん。

次の曲は「ゆき」。
原詞は永口和世さん。筋ジストロフィーの方。
八木さんの歌を聴きながら、ともちゃんの眼に涙が。
それにつられて哲っちゃんの眼にも涙が。
箱ティッシュ、今回も大活躍です。

永口さんがボランティアの方々のサポートを受けながら一人暮らしを始めた時。
一人でスーパーに買い物に行っていたら、入り口の5cmの段差でいつも困っていた。
誰かが来るのを待って、その後に続いて入っていく。
そんな日々の繰り返し。
ある日、その段差に鉄板が敷かれていた。
誰が敷いたかも分からない。
それから、永口さんが困ることはなくなった。
…というエピソードを八木さんが紹介してくれました。
「それが、今の日本に必要ではないかと思う。」

最後は「母の手紙」。
前回、八木さんに出演して頂いて間もない頃、虐待のニュースが流れました。
そして八木さんは、実際に虐待を受けた人の話も聞き、この曲を作られたそうです。
「誰かを悪者にしても仕方ない。
 けれどそれが人間の世界なんだ。
 ならば、加害者と被害者を生む前にそれを止めなければ。」

音は空気を振動させ伝わるものです。
「ビンビン来る」と、清美ちゃん。
物理的に、振動した空気を全身で浴びているのですから当然のことです。
けれども、曲に込められた八木さん達の想い。
それは私達の心に届き、揺り動かし、想いが、気持ちが「ビンビン来る」。
一人一人の心の中にある想いに共鳴し、そして涙腺がゆるんでいきました。


パーソナリティー3人の感想です。
 哲 :八木さんは歌という手段で伝えている。
    我々も放送という手段で伝えていこうと思いました。
 とも:メッセージが伝わってきて、良かったです。
 清美:昔、母が「汚い心を持っていたら濁った息を吐くんだよ。
    澄んだ息が吐ける人になろうね。」と、
    言われたことを思い出しました。


さて、今回は生演奏ということで、放送前の音チェックも念入りに行われました。
八木さんと、ミキサーのりきちゃんのやり取りが、本当にプロ同士の仕事!
こちらも最高に素敵なものを見せて頂きましたv


(文:ゆきこ)
今週の曲 「ことばを下さい」
「ゆき」
「母の手紙」 (八木たかし)
パーソナリティ 池上清美・平松とも子・福山哲郎

八木さんの人権トーク&コンサートが行われます。
12月12日(水)17:50〜倉敷市・湘南高校LHR

問い合わせ先は「音楽舘」まで。
  TEL:086-434-2723
  FAX:086-434-2726