会社は不景気真っ只中で、変に忙しい日々が続いている。
もうかれこれ2ヶ月間、まともに休んでいない。
このままでは、身体がもたない。
しかし、ここに来て何とか先が見えて来た。
ここらで、ゆっくりしたい。
と言う事で、安・近・短の旅行に行く事に。

今回の行先選定は、余部鉄橋が近々架け替えられると言う
情報を得た為、それなら今の内にもう一度見ておきたいと
思い決定した。
少し足を延ばせば、天橋立もある。

1日目
午前9時、遅めの出発。
今日は時間に余裕があるので、R2からブルーライン経由で
山陽自動車道の備前I.Cへ。
ブルーライン 虫明湾

ここから天橋立までは、全線高速道路で行ける。
山陽姫路東I.Cから播但道を経由し
中国道の福崎I.Cへ進み、吉川JCTから舞鶴若狭自動車道へ入る。
渋滞も無く、快調だ。
但し、時折雨が降り天気が良くないのは残念だが・・・。
午前11時30分、西紀S.A着。
ここで昼食にする。
備前I.Cから高速道へ 舞鶴若狭自動車道
「西紀S.A」で一服

お腹が膨れたところで、再び高速道路を進む。
綾部JCTから綾部宮津道路へ入ると、天橋立まではもうすぐだ。
高速道路終点の宮津天橋立I.Cでおり
宮津の街中を進むと、台風23号の被害があちらこちらに
見受けられる。
国道も泥で一面茶色だ。
皆さん片付けに追われている中、観光に来るのは
ちょっと気が引けるが・・・。

まずは第一の観光地、傘松公園へ向かう。
午後1時20分着。
早速、駐車場へ車を停めるが¥700はちょっと高いんじゃないの?
ここから歩いて5分の、ケーブルカー乗り場へ行くが
人・人・人で溢れている。
特に社員旅行風の団体旅行者が多い。
当然、ケーブルカーはギュウギュウ詰め。
約4分乗るだけだが、ちょっと気分が悪くなった(ーー;)
ケーブルカーで
傘松公園へ登る
車内は満員

山頂も、相変わらず雨が降っている(ーー;)
本当は、もう少し歩いて登った所にある「股のぞき台」へ
行きたかったが、雨の中登る元気もないので
ケーブルカー乗り場の、直ぐ前にある「股のぞき台」で済ます(殴)
なるほどなるほど「天に架かる橋」に見えなくはない・・・かな。
それにしても、女房の傘を差したままの股のぞきの格好には
笑えてしまう(殴・殴・殴)
定番の「股のぞき」を体験 天に架かる橋に見える?

ここは、他に見るものも無いので
しばらく、パノラマハウスでお茶タイムとしよう。
パノラマハウスは大きなガラス張りで、コーヒーを飲みながら
のんびりと、天橋立が見渡せる。
雨天時には実に良い。

しばらく休憩し、ケーブルカーで下る。
天気が良ければ、平行してあるリフトでも下れる。
当然だが、ケーブルカーは下りも満員だ(ーー;)
天橋立 パノラマハウスより望む
ケーブルカーと天橋立

一旦駐車場へ戻り、反対側にある遊覧船乗り場へ向かう。
しかし女房が風邪気味で、体調が良くない為
暖かい、観光施設に予定変更。少し残念。

傘松公園から10分ほどの、丹後郷土資料館へ向かう。
入場料は¥200と安いが、なかなか見ごたえがある。
無料でビデオも見ることができ
「安寿と厨子王丸の悲しい物語」を見る。
少しだけ歴史が判ってきた(^^ゞ

隣には藁葺きの、府指定有形文化財「旧永島家住宅」があり
こちらも落ち着けて、なかなか良い。
ここは、観光バスが立ち寄らないので
静かに、ゆっくり見る事が出来た。
丹後郷土資料館 国の史跡「丹後国分寺跡」

府指定有形文化財
「旧永島家住宅」

「旧永島家住宅」内より望む
天橋立

さぁ、少し早いがホテルへ行こう。
今日の泊まりは、橋立ベイホテル
こちらを選定した理由は、当然ネットが出来る事だ。
また部屋からは、天橋立が一望出来る(^_^)v
温泉が無いのは残念だが、直ぐ隣には
スパリゾート・クアハウス岩滝ある。
当然割引があり、400円で入浴出来る(^_^)v

部屋で少し休み、夕食に出掛ける。
しかしどうした事か?食事が出来る店という店が
ほとんど閉まっている。
どうもこの辺は、午後4時頃には閉めるらしい。早すぎるぞ〜。
散々、雨の中走り回り、隣町で見つけたファミレスで
やっと、食事にありつけた。
こんなんだったら、ホテルで食べれば良かったと・・・反省。
食後はネットを楽しみ、一杯飲んで早々お休みタイムとした(-_-)zzz
宿泊は橋立ベイホテル 無料送迎用の
ロンドンタクシー
チェックイン 部屋はスタンダードツイン

2日目
今日は昨日とは違い、青空がのぞいている。
早々に、毎回楽しみにしている朝食バイキングに。
メニューは余り無いが、朝食ならこれで十分だ。
一通りすべてを食した。満腹、満腹。

午前9時、チェックアウト。
車で10分のドライブイン橋立へ行き、お土産を物色する。
会社には丹波黒豆を使ったせんべい、家には海産物を購入。
これで、お土産はバッチリだ。
さぁ、そろそろ城崎温泉へ向かおう。
ドライブインはしだて お土産を購入

いつもは、カーナビの指示通りには走らないが
今日は知らない土地だし、カーナビに従ってみよう。

しかしこれが、地獄の1丁目の始まりだった。

順調に走っていると、何かが見える。
あぁ〜、ネズミ捕りのレーダーだ。
急ブレーキをかけるも、時すでに遅し。万事休す。
これで22年間、無事故無違反の記録も途絶えた。

警察「66kmで26kmのオーバーです」
のぼるさん「なんでこんな道が40kmなんだよ〜」
警察「いゃ〜ここは事故が多いんですよ」
のぼるさん「そんな事、旅行に来た者にはわかんねぇだろ〜」
警察「いゃいゃ、そう言わず安全運転して下さいよ」
のぼるさん「なに言ってんだ〜、もう二度と来てやんね〜ぞ」
警察「そう言わずにまた来て下さいよ、いい所ですよ〜」
のぼるさん「この22年間無事故無違反のSDカードが見えんのか〜」
警察「そんな物役に立ちませんよ」
のぼるさん「少しは罰金が安くなるんだろ〜」
警察「そんな決まりはありません」
のぼるさん「そんならわざわざ配るんじゃねぞ〜」

などなど言っても、所詮負け犬の遠吠え。
スタスタと拇印を捺し、振込用紙を頂戴して
城崎温泉へ出発する。

崖崩れの多い道を峠越えし、午前11時前に城崎温泉に到着。
温泉街を車で走ってみると、人・人・人。
さすが城崎温泉だ。観光客で溢れている。
温泉街から少し離れた所は、台風被害で大変だが
ここには、そのカケラも見受けられない。
しばし温泉街を散策し、次の目的地へ向かう。
態度のデカイのぼるさん 城崎温泉へ寄り道

城崎温泉から、R178を海岸伝いに進み
途中、所々にある展望所へ立ち寄り、写真を撮る

午後12時、余部鉄橋へ着く。

ここは、25年前に来て以来だ。
鉄橋があるだけだが、何故かこの景観に引かれる。
この鉄橋は、近々架け替えられるらしいが
コンクリート造りではなく、鉄橋のままにしてほしいなぁ。
余部鉄橋 鉄橋下で記念写真

再び海岸線を進み、湯村温泉へ向かう。
湯村温泉は
前から行きたかったが、交通の便が良くなく
行く事がなかったが、この冬、雪が積もったら
行って見ようと思っていた為、下見がてら立ち寄って見る。
しかし、雪が無いと情緒も今一かなぁ〜。

後は自宅に帰るだけだ。R9を突っ走り
鳥取砂丘を右手に見ながら、市街地を抜け
R53を、ひたすら南下する。
途中、黒尾峠で遅めの昼食を食べ
午後5時30分、無事自宅に帰り着いた。
湯村温泉 黒尾峠で遅めの昼食

今回の旅行は、リフレッシュ出来なかった。
やはり記録が途切れ、気分はブルーだ。
次回の旅行からは、公共機関を利用しよう・・・と考えたが
車には車の良さがある。
さぁこれに懲りず、また次回の旅行も、ぶ飛ばすぞ〜(殴)