日高山脈の高山植物 |
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北カールを抱く
幌尻岳 |
七つ沼カールと
戸蔦別岳 |
エンルム岬から
望むアポイ岳 |
1999年7月9日 沙流郡平取町戸蔦別岳に
て。日高山脈の最高峰(標高2052m)で,深田久弥著「日本百名山」のひとつ。 |
1999年7月9日 沙流郡平取町幌尻岳に
て。幌尻岳の北に続く七つ沼カールと戸蔦別岳(標高1960m)。戸蔦別岳の頂上付近にはかんらん岩が露出する。 |
1996年5月29日 様似郡様似町エンルム
岬にて。太平洋に面した標高わずか811mの山。特殊な地質と気候のため高山植物が豊富。盗掘や自然遷移のため高山植物が急速に減少している。 |
アポイ岳吉田お
花畑 |
アポイマンテマ(ナデシコ科) Silene repens var. apoiensis |
オオイワツメク
サ(ナデシコ科) Stellaria nipponica var. yezoensis |
1980年7月27日 様似郡様似町アポイ岳
にて。かんらん岩の間に数々の高山植物が生える。 |
2003年8月26日 様似郡様似町アポイ 岳。国内では北海道(日高山脈と後志)に分布。周北極要素。絶滅危惧U類。 | 1999年7月10日 沙流郡平取町北戸蔦別 岳。日高山脈と夕張山地に分布。東アジア系日本固有要素。絶滅危惧TA類。 |
ヒダカソウ(キ
ンポウゲ科) Callianthemum miyabeanum |
ナンブイヌナズ
ナ(アブラナ科) Draba japonica |
タカネグンバイ
(アブラナ科) Thlaspi japonicum |
1996年5月30日 様似郡様似町アポイ 岳。アポイ岳の超塩基性岩地に分布。東アジア系日本固有要素。盗掘と自然遷移のため激減。絶滅危惧TB類。 | 1999年7月9日 沙流郡平取町戸蔦別岳。 日高山脈,夕張山地,岩手県早池峰山の超塩基性岩地に分布。日本固有要素。絶滅危惧TB類。 | 1999年7月9日 沙流郡平取町戸蔦別岳。 北海道に分布。蛇紋岩地や石灰岩地に多い。周北極系日本固有要素。絶滅危惧TA類。 |
ミヤマキンバイ
(バラ科) Potentilla matsumurae |
アポイキンバイ
(バラ科) Potentilla matsumurae var. apoiensis |
エゾキスミレ
(スミレ科) Viola brevistipulata var. hidakana |
1999年7月10日 沙流郡平取町北戸蔦別 岳。国内では本州中部地方以北,北海道に分布。北アジア系準日本固有要素。 | 1996年5月31日 様似郡様似町アポイ 岳。アポイ岳周辺の超塩基性岩地に分布。北アジア系日本固有要素。 | 1996年5月30日 様似郡様似町アポイ 岳。日高山脈と天塩山地の超塩基性岩地に分布。低山系日本固有要素。 |
ホソバトウキ(セリ科) Angelica stenoloba |
エゾサイコ(セリ科) Bupleurum nipponicum var. yesoense |
エゾノツガザク
ラ(ツツジ科) Phyllodoce caerulea |
2003年8月26日 様似郡様似町アポイ 岳。日高山脈と夕張山地の超塩基性岩地に分布。日本固有要素。絶滅危惧U類。 | 2003年8月26日 様似郡様似町アポイ
岳。日高山脈の超塩基性岩地に分布。中国・ヒマラヤ系日本固有要素。別名ホソバノコガネサイコ。 |
1999年7月9日 沙流郡平取町戸蔦別岳。
国内では本州東北地方,北海道に分布。周北極要素。 |
ナガバツガザク
ラ(ツツジ科) Phyllodoce nipponica var. oblongo-ovata |
ヒダカイワザク
ラ(サクラソウ科) Primula hidakana |
エゾオオサクラ
ソウ(サクラソウ科) Primula jesoana var. pubescens |
1999年7月9日 沙流郡平取町幌尻岳。国
内では本州東北地方,北海道に分布。両太平洋岸系日本固有要素。 |
1996年5月30日 様似郡様似町アポイ
岳。日高山脈の超塩基性岩地に分布。日本固有要素。絶滅危惧U類。 |
1996年5月31日 様似郡様似町アポイ
岳。北海道に分布。東アジア要素。 |
ユキワリコザク
ラ(サクラソウ科) Primula modesta var. fauriei |
エゾタカネセンブリ(リンドウ科) Swertia tetrapetala var. yezoalpina |
エゾルリムラサ
キ(ムラサキ科) Eritrichium nipponicum var. albiflorum |
1996年5月31日 様似郡様似町アポイ
岳。国内では本州東北地方,北海道に分布。アジア・ヨーロッパ型周北極系日本固有要素。 |
2003年8月26日 様似郡様似町アポイ 岳。日高地方と天塩地方に分布。東北アジア系準日本固有要素。 | 1980年7月27日 様似郡様似町アポイ
岳。国内では北海道に分布。北アジア系準日本固有要素。絶滅危惧TA類。 |
ミヤマシオガマ
(ゴマノハグサ科) Pedicularis apodochila |
ムシトリスミレ
(タヌキモ科) Pinguicula vulgaris var. macroceras |
タカネヤハズハ
ハコ(キク科) Anaphalis alpicola |
1999年7月10日 沙流郡平取町戸蔦別岳。本州中部地方以北,北海
道に分布。北アジア系日本固有要素。 |
1999年7月9日 沙流郡平取町戸蔦別岳。国内では四国,本州中部地
方以北,北海道に分布。周北極要素。 |
1980年7月27日 様似郡様似町アポイ岳。国内では本州(中部地
方・岩手県早池峰山),北海道(日高山脈・天塩山地)に分布。中国・ヒマラヤ要素。 |
アポイアズマギ
ク(キク科) Erigeron thunbergii var. angustifolius |
ミヤマアズマギ
ク(キク科) Erigeron thunbergii var. glabratus |
エゾコウゾリナ
(キク科) Hypochoeris crepidioides |
1996年5月30日 様似郡様似町アポイ岳。アポイ岳周辺の超塩基性
岩地に分布。東アジア系日本固有要素。絶滅危惧TB類。 |
1999年7月9日 沙流郡平取町幌尻岳。国内では本州東北地方,北海
道に分布。東アジア要素。 |
1980年7月27日 様似郡様似町アポイ岳。アポイ岳の超塩基性岩地 に分布。周北極系日本固有要素。絶滅危惧U類。 |
ユキバヒゴタイ(キク
科) Saussurea chionophylla |
ヒダカトウヒレン(キク
科) Saussurea kudoana |
ヒメエゾネギ(ユリ
科) Allium schoenoprasum var. yezomonticola |
1999年7月10日 沙流郡平取町戸蔦別岳。日高山脈,夕張山地の超
塩基性岩地に分布。北太平洋系日本固有要素。絶滅危惧TB類。 |
2003年8月26日 様似郡様似町アポイ岳。アポイ岳の超塩基性岩地 に分布。東北アジア系日本固有要素。絶滅危惧U類。 | 1980年7月27日 様似郡様似町アポイ岳。北海道に分布。蛇紋岩地
や石灰岩地に生える。東アジア系日本固有要素。 |