ひとりごと


   作品といえるものではありませんが、きままに綴ってみました。


初孫の 小さき命 案じつつ 誕生の日 静かに待てり

人の名を 思い出せない 年となり もどかしさあり 何かみつけん

ボケ防止 短歌つくりに指かぞえ いまの生活 振り返るとき

リストラの 波にさらされ 今の夫は 組織をはなれ 海がいきがい

子育ても いつが終わりか 思いつつ 育てる 子らがいる幸せ

新船で 児島の花火 見に向かう 夫の顔の誇らしきかな

年老いた ふるさとの母 気にかかり 大きな文字と下手な絵そえる

新しく生まれ変われる 外来で やむ人々に 手をさしのべん

何時までも 子ども子供と思いつつ 妻をめとらん 年頃となり

夏の夕 我が家の庭に 水をうつ 下向く花が生き返るとき

甲子園 他人の子なれど がんばれと かっては 我が子 同じ夢みる

夏の朝 我が家の庭に 蝉時雨 短い命 鳴ききそう

勝った顔 負けた顔みる 甲子園 さわやかな顔 夏は過ぎゆく

夏の朝 紫の蓮 ひっそりと 清楚な姿 水面に映える

廃止した ナースキャップ 懐かしく アルバムの中 昔を思う

盆過ぎて 遅れおくれの墓参り ナースの仕事 休みが合わず

赤とんぼ 夕焼けの浜 飛びかよう 遠くに小船 家路に向かう

如月の 峠を超えて 萩のまち 不思議なえにし 又も感じて

羽子板に 鶴と亀とが舞いをまう 共に白髪のはゆるまで 添い遂げられし 慎と慶

結納の鶴と亀とが衣替え 慶が羽子板となり 幾久しく 栄えあれと

待ち時間 あなたの視線が 気にかかり ひとこえかける 時間が欲しい

たけのこに ぬかとうがらし ありがたき 届きしものは 心も添えて

パソコンで メールこうかん 出来るまで わたしにだって 何とかなった

パソコンも 気に入らないと 動かない やさしくすると 固まりません

若夫婦 結婚紀念 ロウソクの 灯りをともし いちねんかえる

目に青葉 小さき花が 咲き乱れ 朝に夕なに 手かけ声かけ

鮮やかに レンズをとおし 写し出る 薔薇 芍薬 届く幸せ   

物忘れ 痴呆のきざし 感じては おいたる姑と 向き合う覚悟

サボテンが 年にいちどの 花開き そのあでやかさ 短き命

黄砂ふり 青葉の山も 霞たち 雨ふるがごとく 遠くは見えず

睡蓮の 小さき新芽 目にとまり 今年も待てり 清楚なすがた

赤々と 庭いっぱいに 咲きそろう さつきの赤は 暮れても明かし

老いて行く 母の姿は 見るたびに 子どもに帰る しぐさたびたび

雨ふりて あでやかさます 紫の 凛として咲く かきつばたかな

花屋さん ふと目にとまり 買いもとむ また買いました 紫の花

朝顔と 夕顔ならぶ ベランダが みどりに変わる 夏の風情

梅雨晴れ間 汗がふきでる 暑さかな 空の青さと 入道雲

虹をみた 恵みの雨の 夕空に 七色の橋 だれが渡るか

日差し避け 夕べの海に 舟を出し 精出す夫 影絵にも似て 

秋日和 コスモスの精 いっせいに 空にむかって 背伸びする

小鯵とれ 干物をつくり 宅配で 翌日届く 我が家の秋が

泥つきの わけぎをもらい ぬたつくり 薄皮むけば いと白き肌



山茶花が 小さき蕾 つけはじめ 次は出番と 張りきっている

店先で かぶらを見つけ 好物の 千枚漬けを 山ほど作り

軒先に いいだこ吊るし 寒風に 三日およいで 干物となりぬ

紅白の 山茶花咲いた 小庭見て なぜか嬉しい 年の瀬となり

里帰り 久しぶり会う 同窓会の あなたはどなた 盛り上がるなり

高速で 小雪が舞って 里帰り 目覚めて白き 初銀世界

けがれなき 寒菊の白 どことなく あわれをさそう その色かたち

国鉄の レールにゆられ ながとせを 無事に務めて 今ターミナル

長年を 看護の道に たずさわる 定年近く 今パワフルに

喜んで 進んで働け 今だから そんな思いで 一日過ごす

ふさぐ気を 色とりどりの 花達が 元気を出せと なぐさめくれる

桜咲く 桜散るとの 知らせあり 悲喜こもごもの 桜咲く頃 

満開の 桜の下に たたずんで その美しさ 怪しさを思う

雨がふり 風が吹けども 深夜入り 何が因果で 看護婦となる

真夜中の ロビーに一人 深夜勤 

時変わり パソコンいばる 診察場

看護師と 呼び名を変えて どう変る

長年の 無沙汰をわびる 墓参り 面影しのぶ 夏は過ぎ行く

デジカメで 撮りたる墓に 手を合わす 姑の彼岸は パソコンの前

朝霜に 命枯れそな 花たちを 家のなかえと あわてて入れる

初詣 目に止まりおり 枇杷の花 白き花びら 北風に耐え

吐く息の 白さ増したる 海となる 愚痴もこぼさず 今日も出て行く

温光に きらきらきらと 瀬戸の海 ゆらゆらゆらと 小船がゆれる





     紙人形 お遊びで作ってみました



お嫁さん


         


        
お嫁さん
  

 


男の子 女の子
   

  

  お買い物




こんなお人形作りも楽しい時間です。カントリードールと言えるかどうか?





  

  
  


                   



6月9日 姪っ子(36歳)が病死いたしました。
長年病気と闘いましたがとうとう勝てませんでした。
安らかに眠れるようにと・・・・・祈りをこめて作り、心を痛める姉夫婦にプレゼントしました。

 

  レース編み

20才のころ編みました。

     
ピアノカバー                                 椅子カバー       


テーブルセンター



                    
椅子カバー                              テーブルセンター

今、思い出してもよく編んだなーなんて思います。細かいことは苦手になってしまいました。最近はとんと編み針を持っていません。













 ガーディニング

   
      




すみれの仲間


      

可愛いバラ・・・バラが咲いたバラが咲いた・・・・・・・・・・・・バラが咲いた〜・
                                                      
  
  大根花 



趣味 その5
編みぐるみ

    新郎新婦    安産を祈って


 孫のおもちゃになるでしょうか?



  
うさぎ                                ひよこ


        
てんてんてんまりてんてまり                              お魚