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大神山神社参道で記念写真 |
大神山神社参道を登る |
大山寺の参道横に有るお寺の「参拝者用駐車場」に車を置かせて戴き、登山装備を整え歩き始める。自然石を敷き詰めた「大神山神社」の「石畳」の参道は700m有り、滑りそうで少し歩き辛い道を約20分歩き神社に到着し、登山の安全を祈願してお参りを済ませ山に向かう。 |
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重い荷物を担ぐ同行の山仲間 |
「下宝珠越」に向け急坂を登る |
神社の横手に周り「三鈷峰コース」と「行者谷コース」の出発点の案内表示部から林の中の「遊歩道」を暫く歩き、尾根に伸びる谷伝いに延びる急坂を息を弾ませ登って行く。
この部分が「三鈷峰」登山の一番の急傾斜で辛い道程で有る。 |
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「下宝珠越」に到着 |
「中宝珠越」から望む「三鈷峰」の頂を望む |
木の根を掴み、地面に這う様にして「中の原スキー場」上部から登る登山道との合流点「下宝珠越」に登る。ザックを降ろし、水分補給をしながら休憩を取り呼吸を整える。
ここからは、尾根伝いのアップ・ダウンを繰り返し、三鈷峰が望める「中宝珠越」に到着する。 |
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崩落が激しい道をロープを伝い登る |
「ユートピア避難小屋」分岐に登る |
「中宝珠越」から、更にアップ・ダウンを繰り返し、岩を這いながら登る。登山道は所々で「激しい崩落」が有り、毎年姿が変わっている。
「上宝珠越」から斜面を横切る低木の中の道を進み「三鈷峰」と「ユートピア避難小屋」の分岐点の尾根に到着する。 |
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「オオバギボシ」 |
三鈷峰避難小屋 |
避難小屋に登りザックを降ろし、少し早いが荷物を解き無事登頂を祝しビールで乾杯をする。途中「新見のJAスパー」で購入した「千屋牛」の焼肉用をフライパンで焼きビールを飲みながら美味しく戴く。小屋泊まりはcapacity5人の所我々2人だけなのでゆっくり休む事が出来たが、小屋の中に入り込んだ「ブヨ」に刺され首元や足首が痒い。 |
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夜明け前の三鈷峰 |
象ケ鼻から「崩落危険場所」まで登る |
風も無く静かに一夜が明け外に出てみると薄曇でご来光は望めない。小屋に戻り簡単な朝食を作り、食後のコーヒーを飲みながら「静かなゆったりとした時間」を楽しみ下山の準備をする。
小屋に荷物を置き、縦走コース(現在は縦走禁止)の危険ヶ所手前まで朝露に濡れながら登ってみる。
崩落の進む登山道は道幅30Cm位に痩せ細っていた。 |
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「レンゲツツジ」 |
三鈷峰に朝日が当たる |
小屋に戻り、ザックを担ぎ三鈷峰分岐点まで下り、ザックをデポし体だけで「三鈷峰山頂」に向かう。三鈷峰に登る登山道も崩落が進むヶ所が有り足元に注意が必要だ。
夏の花が咲き始めて居るが春の名残の「レンゲツツジ」が春を惜しむように咲いている。三鈷峰への道は低木の押し寄せる狭い中を掻き分ける様に進み山頂に到着する。 |
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大山北壁と「シシウド」の蕾 |
三鈷峰山頂で記念撮影 |
早朝で有り、登山者は居ないと思っていた所、兵庫県丹波地方から車で来て登山口で車中泊をした青年が1人登って来た。一緒に山頂を踏み、記念写真のシャッターを切って貰う。
元谷方向からガスが湧き上がり、向かいに見える筈の「ユートピア避難小屋」が隠れて見えない。 |
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「シモツケソウ」 |
三鈷峰から避難小屋 |
大山の夏の花、紫色の「ナンゴククガイソウ」や赤紫の花「シモツケソウ」がところ所で咲いている。一瞬ガスに覆われていた斜面が晴れ、昨夜お世話に成った「避難小屋」が姿を表す。 |
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上宝珠越から砂滑りへ降りる |
「砂滑り」の急傾斜 |
分岐点に戻り、重いザックを担ぎ「上宝珠越」から「砂滑り」へ急な足場の少ない道を降りる途中で見る「砂滑り」は目の高さも有るが谷底に転がる様な斜面である。 |
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ロープを伝って砂滑りに降りる |
砂滑りを楽しむ |
「砂滑り」の取り付きは、斜面にロープが張って有るが、足元の土が崩れ降りるのが大変だ。ようやく砂原の真ん中に降り、砂の斜面を歩くと言うより走る感じでバランスを取りながら砂と共に流れ落ちて行く。
この様な砂の下山道は他に歩いた事の無い登山道で有り、日本国中でも大変珍しい「砂滑り」を楽しむ。(上部よりの落石に要注意:速やかに通過する事) |
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元谷から大山の山並み |
大山寺参拝者駐車場 |
大量の土砂や岩の原を道を選びながら「砂防堰堤」を幾つか通過し「元谷遊歩道」まで下山する。元谷から見る大山北壁は何事も無い様に堂々と青空の中にそびえ立っている。
大神山神社へ下山し無事下山のお参りを済ませ、自然石の石畳の参道を大山寺参拝者用駐車場に到着する。 |
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