ひるぜん こうげん じてんしゃどう
平成25年6月6日
蒜山高原自転車道 1周 30km
(岡山県:真庭市)



「蒜山ハーブガーデンより見る蒜山三座」

ルートMap ロードMap

大山避難小屋訓練登山の前日、蒜山高原に宿泊の為、車にロードバイクを積み倉敷から一般道(R−313)を2時間30分走り、「蒜山高原」「休暇村 蒜山高原」に到着する。
自転車を降ろし、「蒜山高原自転車道」「高原ルート」「パノラマルート」の基点(休暇村蒜山高原の裏手)に行き高原ルートから走り始めパノラマルートを1周約30kmを蒜山高原の晩春の風景を楽しみながら気持ちよく走行する。

基点のガイドマップの前に立つ 自然保護センターより蒜山高原に「丹頂鶴」が来た
「休暇村 蒜山高原」の裏手の自転車道にサイクリングの基点が有り、記念の写真に納まり時計回りに「高原ルート」を走り始める。昨年「岡山県自然保護センター」より「丹頂鶴」が2羽蒜山高原にやって来て観光の対象が増えたが、繁殖期の為近くまで寄ることが出来なかった。
高原の名物「ジャージー牛」の放牧地 田植えの時期に咲く「タニウズキ」
「蒜山高原」と言えば「ジャージ牛」であり、スタートから「放牧地」に群れる「ジャージー牛 中四国酪農大学校」を横目に見ながら走る。(放牧地の柵の傍まで来て愛想をしてくれる事ある)
6月の蒜山高原の至る所に咲く「タニウズキ」(蒜山地方名:田植え花)が咲き乱れている。
最初の休憩所「百合原」 特産「蒜山大根」の畑の向こうに上蒜山
蒜山高原自転車道は「蒜山三座」の裾野を走り、ポイント毎に設けられた「休憩所」が沢山有り、良く整備されているが利用者は少ない様だ。
自転車道沿いの「黒ぼこ」(火山灰)の畑には特産品の「蒜山大根」が青々と成長し収穫を待っている。
蒜山サイクリングターミナル 舗装され清掃されたサイクリングロードが続く
中蒜山の裾野まで走ると、「ホテル蒜山ヒルズ」に併設された「サイクリングターミナル」が現れる。
休憩や食事「レンタサイクル」を借りサイクリングロードを走る事も出来、早春から晩秋まで多くの利用者で賑わっている。
名水の湧き出す「塩釜の冷泉」入り口 満開の花に迎えられながら走る
自動車道(高原道路)を併走する様に走り、蒜山の名水「塩釜の冷泉」入り口まで走ると、大木を木彫りされた「スイトンボウ」が出迎えてくれる。ここから中蒜山登山口へ走り「日本の名水百選 塩釜の冷泉」に寄って休憩するも良し、「釣堀」で魚を釣り炭火で焼いて戴く事も出来る。
草原の中をサイクリングロードが一直線に伸びる 田植えの終わった田んぼの向こうに「蒜山三座」
蒜山高原の東の端には日本でも珍しい「珪藻土」の露天掘りの地区が有り、高原には似合わないベルトコンベアーが走る風景を見る。
初夏と言うには少し早いが田植えを済ました田んぼの向こうに雄大な姿を見せる「蒜山三座」を眺める事が出来る。
「蒜山高原」の東端まで走る 要所要所に案内の標識が有りは知り易い
自転車道東端から眺める「蒜山三座」は西側から眺める雄大な山容とは異なり、高原の田園風景が広がる。
ここから走りながら眺める景色は「下蒜山」「中蒜山」「上蒜山」と走りながら三座をパノラマの様に眺める事が出来る絶景のサイクリングロードと成っている。
高原に流れる爽やかな風を感じながら走る サイクリングロード唯一の信号機を渡り最後の一走り
茅部地区からは深田久弥の「日本百名山」に上げられて居る「伯耆大山」南壁と寄り添う様に並ぶ「烏ヶ山」の勇姿を眺めながら走る事が出来る。
上福田の信号交差点まで来ると「サイクリングロード」は終わりに近付き、昔栄えた「郷原漆器」を復元生産している「郷原漆器の館」が有るので立ち寄って観るのも良い。
30km走り「休暇村・蒜山高原」に帰る 雄大な姿を誇る「蒜山三座」
1周約30kmの「蒜山高原自転車道」を走り終え、「休暇村:蒜山高原」に到着する。休暇村:蒜山高原では、「日帰り入浴(ラドン温泉:500円)」で汗を流す事が出来、疲れと汗と埃を流す事が出来る。3階の「展望風呂」の湯船に浸かりながら蒜山三座を眺めながら休憩する「サイクリスト」が多い。