2005.10.16 ポタリング倉敷〜笠岡 65km 


コース

船穂橋(倉敷)〜新倉敷駅〜玉島港〜沙美海岸〜寄島港〜笠岡駅〜里庄町〜鴨方町〜金光町〜新倉敷駅〜船穂橋 
                         (休憩や景色を眺めながらの5時間)
道端に咲く「コスモス」 玉島港は穏やか 日本の渚に選ばれる
倉敷市の高梁川に掛かる「船穂橋」を10時前に、JR新倉敷駅に向けて県道を走る。この所、朝は少し冷え込みが有り、寒さを感じながら稲穂の実った田んぼを眺め、秋の季節を満喫しての走行となる。新倉敷駅から南に走り、江戸時代「北前船」で賑わった玉島港を通過し、1時間位で日本の渚100選に選ばれた「沙美海岸」に着いた。海岸では、家族連れや若者が釣りやバーベキューで、のんびり秋の一日を過ごしていた。
白砂青松の沙美海岸 寄島港を走る 笠岡は秋祭り
沙美海岸から瀬戸内の島々を眺めながら、余り車の走らない海岸線を寄島港に向けて走る。途中、サイクリストと数名すれ違うが、私の走りとは違い、スピードが格段に速く、あっという間に見えなくなってしまう。のんびりと季節を感じて走るのが「ポタリング」の味わい方でもある。海岸線を走り終え、2時間位いで笠岡の町並みに入る頃に、何処と無く遠くから、鐘や太鼓やお囃子が聞こえ神輿を連ねて大人や子供が法被を着込んだ御輿行列に出会う。又、一段と秋の風情を感じる事が出来た。
川柳 : 秋祭り 鎮守様も 青い空 たわわに実る柿 (里庄町付近) 実りの秋 (誰が収穫するの?)
笠岡の町で「笠岡ラーメン」と言うご当地ラーメンの店があったので、休憩と食事を取る。私の食感では美味しくも無く、不味くも無くあまり特徴の無いラーメンであった。休憩を終え、笠岡の町から山陽自動車道に向けて北に走り、山陽道沿いの農道を里庄から鴨方・金光と走る。青い空と山と刈入れが進んでいる田んぼとたわわに実った柿木があちらこちらに点在する。JR新倉敷北の道路に戻って来たところで、道路沿いの側溝の蓋の間から稲穂が顔を出しているのを見る。最初は何かの偶然で芽を出し実った物と思い通り過ぎたが、2〜300mの間に何ヶ所も有り、不思議な光景を写真に収める。

出発から約5時間余りで「風も空も山も田んぼも秋一色」のポタリングを楽しみ、ゴールの船穂橋に無事到着した。