瀬戸大橋開通20年記念サイクリング
2008.4.13   57km


開通20年を迎えた「瀬戸大橋」

サイクリングMap

瀬戸大橋は1988年(昭和63年)4月10日、着工から10年の歳月と1兆1338億円を費やし完成した。今年(2008年)は開通20年を迎え橋上ウオーク等高速道路を通行止めにして記念のイベントが行われ多くの人が参加した。

自宅を出発し倉敷川沿いの自転車道を下り、倉敷市唯一の自転車専用道路の「下電跡サイクリングロード」「風の道」を記念に57km走る。
倉敷川沿い満開の菜の花畑 「藤戸の合戦」佐々木盛綱像 倉敷川からサイクリングロード合流
倉敷市役所南を出発点に始まる自転車道を川沿いに咲く満開の菜の花の甘い匂いを感じながら「藤戸」で合流し、盛綱橋を渡り東岸をのんびり走り、茶屋町駅から始まる「下電跡サイクリングロード」に合流する。天気は薄曇りで少し風が有るが自転車走行には申し分ない条件だ。
児島線(郷内)付近 児島(稗田)付近 柳田の桜並木
藤戸から「郷内」を通過し瀬戸中央自動車道水島IC横を通り、福南山の峠に有る「福林湖」(休憩所)へ登り児島「稗田」に下る。自転車道は少し路面が荒れているが走行に問題無い。稗田から少し下った所に有る桜並木は満開の桜のトンネル(4月始め頃)を気持ち良く走る事が出来る。
児島「瀬戸大橋架橋記念館」 「下津井電鉄」備前赤崎駅跡 当時の名残を少し残す「風の道」
児島は繊維産業で栄える町で自転車道沿いに工場が並ぶ。電車道跡を南に走り児島の中心地「大正橋」に出る。大正橋近くに瀬戸内の塩田王「野崎武左衛門」の住まいだった野崎家旧宅(江戸時代後期の建築技術の粋を集めた建物・庭園:有料拝観)が有る。大正橋から右に瀬戸大橋架橋記念館を通り正面の「旧下津井電鉄児島駅」の建物を左に折れ右に曲がった先にバスの駐車場(下電バス)が有り中に入るとプラットホーム等が残っている。バス駐車場を出て右側次の路地を入ると「風の道」の出発点が始まる。道は地道であるが整備されており鉄塔や信号機・駅表示板等を眺めながら、当時の電車に乗った気分で家並みの中を走る。
開通20年を迎えた「瀬戸大橋」 架橋記念イベントウオークの行列 「下津井駅」車庫の電車
風の道の2ヶ所を大通りを渡り、児島競艇場を下に見ながら瀬戸中央自動車道の下を潜り、鷲羽山ハイランド下から瀬戸大橋を眺めるべく「下津井港」へ向け風の道を離れる。下津井港まで来ると瀬戸大橋線「マリンライナー」が下を走る橋の上を抽選で選ばれた5000人が「橋上ウオーク」を歓声を上げながら楽しそうに渡っていた。

下津井港から海岸沿いを下電「下津井駅舎」跡を訪ね、海岸沿いのアップダウンを大室・高室・通生と走り、工業地帯を見渡す呼松から水島市街を経由して無事自宅へ帰る。

風の道Map