ツールドしまなみ海道   平成15年5月3日(日)
     

尾道駅 7時45分出発 〜 今治(糸山) 13時10分到着   距離66km
 
6月初旬に自転車で一泊二日280kmのツーリングを計画中であり、今回のツールドしまなみ海道は
その訓練を兼ねたJRとフェリーを使ったゴールデンウイークの輪行ツーリングを行った。

西阿知駅6時17分の山陽本線下りに乗車し、尾道駅に7時17分に到着する。早速、駅前の広場で
自転車を組み立て、7時40分に向島へ渡る尾道水道の渡船に乗る。渡船は5分で対岸に接岸して
ツールドしまなみ海道が始まった。しまなみ海道走行はこれで3度目である。

因島大橋展望休憩所走行記念写真 自転車は橋げたの中を走る因島大橋 自転車道マップ

早朝の爽やかな風を切り、造船所や倉庫を横目に見ながら、順調に走り、因島大橋を8時20分に
通過する。因島は、花と村上水軍本拠地の島、しまなみ海道開通時に作られた記念公園には早朝
と言う事も有って人はあまり居なかった。

因島から生口島へ渡る生口橋を9時丁度に通過する。生口島は、西の日光と言われる「耕三寺」や
東京芸大学長の個人美術館「平山郁夫美術館」等見所が多い島である。青い瀬戸内の海を眺めな
がら、今日は最高のツーリング日和・・・と連発して走る。

 優美な姿の多々羅大橋 橋から見る瀬戸の島々は素晴らしい 大三島橋上で休憩


10時多々羅大橋に到着。生口島から大三島に掛かる多々羅大橋は世界一(全長1480m2連)の
斜張橋であり広島県と愛媛県の県境の橋である。、レモン谷の早瀬地区から見る姿は多くの橋の
中でも優美な姿に感動する。

大三島は国宝の島と言われ、国宝の鎧兜の8割以上がこの島の「大山祗神社宝物館」に収蔵されて
いる。道の駅には高速道を利用して「しまなみ海道」を楽しむ観光客で溢れていた。

大三島から塩の島、伯方島へ渡る。伯方島は以前走った時、民宿・食事処「さんわ」の伯方の塩ラー
メンを食べに寄り道をして、あっさりとした塩味の磯の香りのするラーメンを美味しく戴いた事が有る。

伯方大島大橋を11時に通過し、村上水軍最大の拠点「能島」と大島の間を川の様に流れる潮流を
左に見て一路来島海峡大橋へ向かう。

途中、道の駅「よしうみいきいき館」で11時50分に休憩停車するが、市場で魚や貝を買い炭火焼
で食べる事が出来るコーナーが有り、早速、お店の薦めた魚介類を見繕って貰い食べる。
 (一人前1500円)

 ※ 空席を見つけて場所取りをして、テーブルに七輪の準備をお願いしてから、魚介類を買いに行く
    システムには驚いた!

新鮮な魚介類とビールを戴き、十分休憩を取ったので走り始め体が重い、今治(糸山)を目指して再
びぺタルを踏む。

道の駅「よしうみいきいき館」 来島海峡大橋自転車道 サンライズ糸山より来島海峡大橋を望む

来島海峡大橋は今治側から尾道側へ、来島第一大橋、第二大橋、第三大橋と連なる3連橋で総延
長約4kmの壮大な大橋だ。そよ風が流れて来る橋の上から、来島の島々を眺めながらアッと言う間
来島海峡大橋を渡り、無事ゴールの今治「サンライズ糸山」に13時10分に着き、お昼ご飯に今治の
味「鯛めし」を美味しく戴いた。

サンライズで休憩後、13時55分に帰りに向かい走り始め、波方港発14時10分の竹原港行きへフェ
リーへ乗船し、穏やかな海と日に照らされた瀬戸の島々を眺めながら、気持良い疲れで「うとうと」しな
がら竹原港へ15時40分にフェリーは接岸した。

竹原港からJR竹原駅までは約2kmの距離が有り15時40分駅に到着し、駅前で自転車を輪行袋へ納
める。上り三原行きの時刻表を見に行くと、次の電車は16時46分発の糸崎行きまで時間が45分有
る。
ベンチでアイスクリームを食べながら時間待ちをし、糸崎乗換えでJR西阿知駅に18時29分に到着し
て、今回のツールドしまなみ海道を無事終わることが出来た。


ツールドしまなみ海道工程表
     区   間 距 離  (km) 時 間  (ms)
  尾道駅 〜 因島大橋 11 63
  因島大橋 〜 生口橋 13 40
  生口橋 〜 多々羅大橋 18 60
  多々羅大橋 〜 大三島橋 30
  大三島橋 〜 伯方・大島大橋 30
  伯方・大島大橋 〜 よしうみいきいき館 12 50
  よしうみいきいき館 〜 来島海峡大橋 15
  来島海峡大橋 〜 サンライズ糸山 25
合   計 69km 5.5時間