2010.10.11 安芸灘とびしま海道サイクリング 75km
(折り返し)
(広島県:呉市仁方町・愛媛県:今治市・関前岡村)

とびしま海道Map

ルート

自宅〜玉島IC(山陽道)〜高屋JCT(東広島呉道路)〜馬木IC〜呉市広町〜仁方町コンビニ (車中泊)

<サイクリング>
コンビニ〜安芸灘大橋入口〜
安芸灘大橋(有料道路)〜下蒲刈島〜蒲刈大橋〜上蒲刈島〜豊島大橋〜豊島〜豊浜大橋〜大崎下島〜平羅橋〜平羅島〜中の瀬戸大橋〜中ノ島〜岡村橋〜岡村島(関前岡村)〜大崎下島(御手洗)〜大崎下島(久比)明地商店(雲雀座:昼食)〜豊島〜上蒲刈島〜下蒲刈島〜安芸灘大橋〜コンビニ

呉市広町 スーパー銭湯「湯楽里:ゆらり」〜自宅

3連休+1日で紅葉の北アルプス登山を計画したが天候が悪く中止にした。後半天候が回復したので、5月に計画を立実行出来なかった「安芸灘とびしま海道サイクリング」を実行することにした。

自宅から山陽道を休日ETC割引を利用し「呉市仁方町」まで走り、コンビニの駐車場で最近はまっている「車中泊」をし早朝出発に備える。


セブン&イレブン駐車場で車中泊 安芸灘大橋ゲート(自転車は右側) 安芸灘大橋
車の中で一晩ゆっくり休みコンビニで購入した朝ご飯を戴き、前後輪のタイヤを外し車内に入れて運んだ自転車を組み立て、7時コンビニをスタートした。コンビニから国道185号を東に約1km走り、県道74号を安芸灘大橋に向け右側歩道を走りゲートを通過する。(自転車:無料 自家用車:700円)橋の上から見る安芸灘は沢山の島が海に浮かび素晴らしい景色を創り上げている。
下蒲刈から安芸灘大橋 蒲刈大橋を渡る 恐怖の「大浦トンネル」
「安芸灘大橋」(1,175m・吊橋)を渡り、下蒲刈島の公園から橋を振返って見ると「しまなみ海道」の橋とは規模は小さいが其れなりの優美な姿が海に映えている。(現在対面通行2車線の吊橋では世界最長)下蒲刈の長い広域農道を登り、「蒲刈大橋」(480m・トラス橋)に下る。後でこの農道を登らず旧街道を走る方が坂が少ない事が分かった。上蒲刈島の南側海岸線を多くの釣り人を眺めながら走り、幅の広い歩行者道の「大浦トンネル」を車の轟音に恐怖を感じながら走る。
豊島」大橋上から瀬戸の海 豊島大橋 (アビ大橋) アオリイカの「エギング」釣り人
県道356号のトンネルを抜けると豊島との連絡橋「豊島大橋(とよしまおおはし):通称アビ大橋」(903m・吊橋 海面から50mの高さ)から何処までも広がる瀬戸の島々を眺め景色を堪能する。

「ア ビ」 Wikipediaより
アビ(シロエリオオハム)を目印にした漁が古くから行われていた。アビの群れが好物のイカナゴを取り囲むようにして攻撃すると、追い込まれたイカナゴの群れは海中に潜る。これを狙ってマダイやスズキがやってきたところを一本釣りするというものである。それゆえこの地域ではアビを大切に保護してきた。1964年には広島県の県鳥に指定されている。

豊島の北側海岸線(広域農道が有るが旧街道の方が坂が少ない)を走り、磯では季節の魚「アオリイカ」を擬似餌(エギング:アオリイカを釣る釣法の一種でルアーフィッシング)で至る所で狙っているが釣り上げた所には遭遇しなかった。
豊浜大橋上から小野浦の町 豊浜大橋 平羅島から平羅橋斜張橋
豊島から大崎下島に掛かる「豊浜大橋」(543m・トラス橋)を渡り島の北側海岸線を走り、久比の名所「雲雀座」は帰りに寄る事にして「平羅(へいら)橋」(98.5m・斜張橋)に向かう。平羅橋は片側だけに主塔が有る珍しい斜張橋で距離も短い為あっと言う間に渡ってしまう。
平羅橋・中の瀬戸大橋・岡村橋 中ノ瀬戸大橋(アーチ橋) 関前岡村(岡村港)
平羅橋から岡村橋は「安芸灘オレンジライン」と名付けられ、島全体に「みかん畑」が広がり、未だ、収穫時期には少し早いようだが、運搬用のモノレールが至る所で道端まで延びている。広島県最後の島「中ノ島」に掛かる、「中ノ島瀬戸大橋」(251m・ニールセンローゼ橋:アーチ橋)を渡り「中ノ島」の南海岸線を走り「岡村橋」(228m・ニールセンローゼ橋)を渡り、車ではすれ違えない様な狭い悪路(舗装が痛んでいる)を愛媛県今治市「関前岡村」に入り、今治港へ渡るフェリー乗り場で休憩を取った後、大崎下島「御手洗」に走る。
御手洗の街並み 御手洗の「おちょろ船」を造る造るおじさん 久比の「明地商店:雲雀座」
「御手洗」(街並み保存地区)は江戸時代「北前船」や参勤交代の諸大名が立ち寄るの汐待港として栄え、今も古い家並が残っている。通りに面した門崎で「おちょろ船」の模型を造っているおじさんが居たので自転車を止めて造っている船に付いて暫く話を聞いた。

「おちょろ船」
昔、御手洗には遊郭が有り沖に停泊している船に遊女を送る小船(「お女郎」がなまって「おちょろ」)をおよろ船と呼んでいた。

お昼ご飯には少し早く、「雲雀座」に寄ってみたい気持ちも有ったので街並みの見学を簡単に済ませ、「久比」に向けて帰り道を走る。
名物の「広島風お好み焼き」ダブル 「美空ひばり」の似顔絵が並ぶ 広町のスーパー銭湯「湯楽里:ゆらり」
「雲雀座」は港から少し奥まった場所に有り、通りに面していないし看板も無いので暫く集落をさ迷いやっとの思いで探し当てた。早速、おばちゃんにお好み焼きを注文するが「ダブル?」と聞かれ戸惑って居たら、「そば2玉」と説明してくれ出来上がりを待ちながら美味しくビールを戴く。(普通の広島風お好み焼き)

食事の後は元気を取り戻し、来た道を景色を眺めながら駐車しているコンビニに戻り自転車を車に納め、広町のスーパー銭湯「湯楽里」(500円)に行き暖かいお風呂で疲れた体を癒し、休日で混雑する山陽自動車道を走り我が家に帰る。