2007.03.31  青春キップ 玉造温泉の旅
(島根県:松江市・玉湯町)

青春18キップ玉造温泉日帰りMap


 列車時刻表  2007.03.31現在(参考)

【行き】

 西阿知(5:25)〜倉敷(5:29)(5:51)〜総社(6:02)〜米子(9:03)(9:39)〜玉造温泉(10:40)

【帰り】

 玉造温泉(15:21)〜米子(16:03)(16:06)〜新見(18:06)(19:24)〜総社(20:32)〜倉敷(20:
  43)(20:49)〜西阿知(20:53)

今年も春の青春18切符が発売され特に今年はJR開業20周年で青春18切符も記念割引が実施された。あちこちの山登りに電車を使って出掛けたが、昨年から玉造温泉へ列車旅をしてみたいと思っていたので休暇を利用して朝早くから出掛けた。


春、未だ早い備中神代駅 薄曇の空の根雨駅を通過 伯備線にしては乗客が多い
早朝の電車は倉敷駅で伯備線米子行きに乗換、総社駅、高梁駅を通過し高梁川に沿った谷間を走って行く。駅周辺に有る桜の木は三分咲きと言った感じで此れからお花見に良い季節なりそうだ。
大山の麓の岸本駅は八分咲き 山陰本線米子駅で乗換 列車待ちの間人気の少ない米子駅
岸本駅まで来ると山陽側の桜の開花と違い八分先になっている。今年は例年に無く温かかったり、寒い日があったりしたため桜前線が狂って山陰側の方が早く咲いているようだ。
安来駅を通過し宍道湖が見え始めた 玉造温泉駅に到着 玉湯川沿いの桜並木は八分咲き
米子駅で山陰本線下りの電車を36分待ち乗車する。2両編成のワンマン列車である。西阿知駅を出発して5時間21分の列車の旅を終え電車は玉造温泉駅に到着した。駅前の広場で玉造温泉行きのバスに乗る予定であったが、バスは見当たらないので、玉湯川に沿って桜の綺麗な散歩道を春風を感じながら気持ちよく40分(3km)歩く。
玉造温泉ゆ〜ゆ〜 玉湯川沿いは夜間ライトアップが有る 静かな雰囲気の玉造温泉駅
玉造温泉では旅館やホテルで日帰り温泉入浴が出来る様であるが、玉造温泉ゆ〜ゆ〜で温泉に入る事にした(日帰り入浴料金600円)。ユニークなデザインの外観の通り、中の造りも迷路の様で戸惑う。温泉に入り(お風呂から出る時受付で再入浴券を貰うと3時間以内ならもう一度お風呂に入る事が出来る)、お昼ご飯を食べ、昼寝をして時間を使いのんびり過ごす。

帰りの電車の乗車時刻1時間前となったので、玉造温泉ゆ〜ゆ〜を出て、玉湯川沿いの桜を眺めながら再び駅まで40分歩く。春の季節風の影響で電車は15分程度遅れていたがローカル線の電車旅、気にするほどの遅れでも無い。西出雲発新見行きの電車で米子駅で3分の待ち合わせでそのまま新見に向けて走ったが新見での接続が非常に悪く1時間18分の待ち時間があった。駅前の食堂で夕ご飯を食べ時間潰しをする。

新見を出発した電車は順調に走り、予定通り20時53分に西阿知駅に帰った。長いながいローカル線の旅では有ったが、山陽側、中国山地、山陰側と違った風景と土地の方言混じりの田舎言葉を聴きながらのんびり過ごした一日であった。