緑茶の種類  

『緑茶』といってもこんなに種類があります。
 
普通煎茶
  太陽の光を浴びた若芽を使い、蒸してからもみ、さらに乾燥させます。
  緑茶の生産高の80%を占める一般的なお茶です。
玉露
  茶の木にほぼ完全に覆いをし、やわらかく緑色の鮮やかな葉を育て、短時間蒸してゆるやかにもんで仕 上げます。
番茶(青柳)
  普通煎茶などの原料となる茶葉を摘んだ後、茶の木の形状を整えるために茎とともに刈り取った硬い葉 を使い、煎茶と同じ方法で製造されます。
かぶせ茶
  玉露と同じ覆い茶の一種です。
  簡単に覆った茶園でとれた茶葉を使用して煎茶と同様につくられます。
碾茶
  玉露の原料となる茶葉と同じようにつくられた葉を使用し蒸した後、もまずに乾燥させます。
  抹茶はこれをひいて粉にしたものです。
玉緑茶
  煎茶の一種で、茶葉を蒸した後、釜炒りすることにより、まが玉型やこれに似た形状に仕上げたものです。
焙じ茶
  番茶の一種で、番茶などの製造過程で出る大型の葉や茎を、焙じて仕上げたものです。
粉茶
  煎茶の仕上げ工程でふるい分けられた茶葉の細やかな切れ端を集めたものです。
茎茶(軸茶)
  番茶、煎茶などの仕上げ工程でふるい分けられた茎だけを集めたものです。
  ※かりがね、棒茶ともいわれています。
玄米茶
  番茶に焙じた玄米を加えたものです。