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整形外科

整形外科医長
松田 和実
Kazumi Matsuda
認定医・専門医・指導医
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定医スポーツ医
日本医師会認定産業医
(財)日本体育協会公認スポーツドクター
日本整形外科会認定リウマチ医
日本整形外科会認定脊椎・脊髄病医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本抗加齢医学会専門医

当院における関節鏡手術

関節鏡が始まったのは約50年以上前ですが直接小さな穴をのぞかねばならないその煩雑さからか、 なか普及しませんでした。昭和60年頃より、関節鏡に接続するTVカメラの発達により一気に普及していきました。

当院でも昭和60年より関節鏡システムを導入し、様々な手術を行ってきました。 その代表的な手術と疾患、また正常な膝関節の画像を見て戴きたいと思います。

関節鏡はまず、腰椎麻酔で膝の膝蓋骨の下の腱の左右に、約5mmの切開を2カ所加えます。 必要なら同じサイズの切開をもう2,3カ所追加し、関節鏡を入れる穴と手術機械を挿入する穴を作成します。 これから手術が始まります。

①半月板形成術(切除術)

大腿骨と頸骨の間のクッションとなる半月板に損傷があり、これが膝の動きで引っかかるため 邪魔している組織を切除し、動きを回復し痛みをとる手術です。また、縫合術は損傷部を修復します。

②前十字靭帯断裂

スポーツ等で損傷した前十字靭帯を、膝裏の細い腱や膝蓋骨下部の腱を骨の一部も採取して作り直す手術です。

受傷して4-6週後に膝の初期の炎症がとれてから行います。その間、可動域の維持と筋力強化を行います。 術後通常業務やスポーツ復帰には最低半年はかかります。 また移植する腱が骨の中に引っ付かなければならない為、骨の強度がある40代半ばぐらいが限界となります。

膝には後十字靭帯もありますが、この再建術の頻度は前十字靭帯の50分の1程度で、手技も倍以上煩雑なためここでは省略します。

③変形性膝関節症(滑膜切除・軟骨ドリリング)ほか

年齢に関わらず軟骨の損傷や滑膜の炎症、遊離体(関節鼠)がある場合は シェイバーという削る機械で不要な部分を切除したり、関節用電気メスで焼灼し、むき出しになった軟骨が 欠損した部分が一定以上あれば、その部分に数カ所経皮的に2mm程度の穴をあけて出血をさせ、組織の修復を図ります。