泌尿器科の紹介

泌尿器科医長
絹川敬吾
日本泌尿器科学会の専門医基幹教育施設としての認定を受けています。
泌尿器科では、当院の診療方針、位置づけにしたがって急性期医療を中心に対応しています。また、当院は地域の中核施設としても機能していることから、ADLの低下したご高齢者の全身、尿路管理などの慢性期医療にも対応しています。
そのほか、院内感染対策にも積極的に取り組んでいます。また診療にあたっては、丁寧な説明を心がけ、インフォームドコンセントを徹底するように努めています。

当院の泌尿器科は日本泌尿器科学会の専門医基幹教育施設としての認定を受けています。この認定を受けるには、泌尿器科標準手術件数が年80件以上で、指導医が常勤していることが条件となります。当科では認定に必要な手術症例は十分クリアしていますが、今後さらに症例を増やして実績を重ねていきたいと思います。

その一方で、不快感なく治療部位に刺激を与えられる「干渉低周波電気治療器」(平成17年導入や「体外衝撃波結石破砕装置」の導入などを通して、対象疾患の裾野を広げていきたいと考えています。
泌尿器科で扱う主な疾患と治療法
主な疾患の第一は、腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌などの腎尿路悪性腫瘍や、前立腺癌に対する手術療法。
次いで、前立腺肥大症、尿道狭窄を中心とする下部尿路通過障害に対する内視鏡手術を多数手がけている。一方、地域の一線病院としての性格から、急性・慢性尿路性器感染症の治療も多く行っている。

また、最近話題になっているクラジミア、淋病、性器ヘルペスなどのSTD(性行為感染症)も増加傾向にある。ADLの低下したご高齢の患者さまでは排尿筋の機能低下と前立腺肥大症などが重なり、慢性下部尿路閉塞、閉塞性腎機能低下、慢性尿路感染症などの合併症も多く見られる。

院内感染対策から考えても可及的に留置カテーテルなし(Catheter free)での尿路管理が望ましく、これらの患者さまには前立腺部尿道ステント留置を行っている。
病名告知、インフォームドコンセント
患者さんあるいは御家族が希望されない場合を除いて、たとえ悪性疾患であっても基本的には診断病名をお話しする方針です。治療法についても手術法、あるいは非手術療法として考えられる他の治療法についても詳しく説明し、個々の患者さんに適した治療法を選択するようにしています。
入院診療
担当医師(主治医)と担当病棟看護師、看護主任などを含めたチーム医療で患者さんの治療に当たります。診断、治療方針、予想される入院期間などについてはクリティカルパスに基づいた丁寧な説明を心掛けています。
治療方針
可能な限り明確な根拠(エビデンス)に基づいた治療(Evidence Based Medicine,EBM)を行う様に致していますが、患者さんのご希望に出来る限り沿えるような柔軟な対応を心掛けています。
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