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中国出張

 

中国に仕事で行ってきました。その記録です。

2002-10-29

成田から武漢まで

中国南方航空に乗って広州経由で移動です。まずは成田からBoeing777-200ERで広州までフライト。
日本上空を国内線を下回る速度で飛行します。成田離陸後、一時間弱で機内食が出ましたが、まだ神戸上空を通過中で、食事を終えても、まだ山口県上空でした。 この状態で一体何時間かかるんだろうと思いながら、約3時間かけて上海上空通過。そこから一気に加速して、低気圧の雲の中を所々大きく揺れながら、5時間後、無事広州白雲空港に着陸です。
どうやらジェット気流の関係で、スピードが出ないようです。上海までは、飛行速度550mph強、向かい風150mphで、対地速度400mphでしたが、そこからは、500mph強で飛行していました。
広州では、武漢行きの飛行機に乗り換えですが、乗換えまでの時間が30分しかありません。大急ぎで入国手続きを終え、国内線ターミナルに移動してチェックインしましたが、そこには2時間遅れの文字が・・・
武漢到着後は食事も出来そうにないので、ここでちょっと食事をした後、Boeing737-800で、武漢に向けてテイクオフ。中国南方航空は、今年8月からBoeing737-800を20機導入したそうです。 (ボーイング社の記事)
先ほど通過したばかりの低気圧の中を飛んでいきます。 一時間ちょっとで武漢天河空港に到着。ホテルまではバスで移動です。すでに夜10時を回っているので、あたりは真っ暗ですが、町中工事中という感じです。
無事到着を祝って、乾杯。
武漢に行くのに、なんで広州を回るという迂回ルートを通るのかという話題になりましたが、その理由は後日明らかになりました。

2002-10-30

会議です

今回の出張の目的は、日本・中国・韓国3カ国合同開催の会議に参加する事と、中国の企業を調査することです。で、当然会議に参加です。全てのセッション、プレゼンテーションは当然英語で行われるのですが、 Japanese English、Chinese English、Korean Englishそれぞれに特徴があって面白いです。
アメリカ合衆国からのゲストが2名参加していたのですが、その方々の英語はさすがに英語らしかったです。
今回の会議は、武漢大学内の施設で行われたのですが、大学内は、今回の会議に関する「熱烈歓迎」調の横断幕がいっぱいかかっています。日本、韓国、中国合わせて75名程度の会議なのですが、今回は大学で行われることもあって、 400名程度の学生も参加。おまけに大学は、この会議を成果としてアピールしたいためか、テレビ局が2局、あと新聞記者も参加しています。もしかしたら、私の眠そうな顔が、人民日報あたりに掲載されるかも・・・
会議の後は、大学が保有する山荘で、中国主催のパーティーに参加。日本人4人と中国人5人のテーブルでしたが、お互い拙い英語で会話。ビールの勢いに乗った日本人4人は、一歩的にいろいろな質問を投げかけるのですが、 ウーロン茶、コーラを飲んでいる中国の方々は、まじめに答えてくれます。途中で、蛇のから揚げがテーブルに・・・
中国の方が「どうぞ」とすすめてくれますが、「そちらもどうぞ」ということで、一緒に食べることに・・・でも、骨が硬くて、とても食べられるものではありません。骨がなければ、結構いける料理だと思います。
パーティーの後はホテルに戻って、前日の睡眠不足もあり、22時過ぎに就寝。ところが、23時過ぎルームサービスで、チョコレートを持ってきてくれて目がさめてしまいました。なんで、23時過ぎにチョコレートなのでしょう???

2002-10-31

今日も会議です

さすがに2日目ともなると、緊張の糸もほぐれ、すっかりペースを取り戻してしまいました。朝起きて、ホテルのレストランでバイキング形式の朝食です。泊まったホテルはとってもチャイニーズなデザインで、思わず笑ってしまいますが、 一応洋食の料理もあります。私はアメリカ調の朝ご飯が大好きなので、ロールパン+スクランブルエッグ+ベーコン+オレンジジュース、で最後にコーヒー。
会議では相変わらず意味の判らない英語のスピーチ・・・思わず同行の人を誘って、会議を出て、コーヒーブレイクです。
ここで「中国の会社を訪問してみませんか?」と、事務局の方から声を掛けて頂きました。「ぜひお願いします」と即答です。だって、じっとしているのはつらいですから。
移動のバスまで用意して頂いて、30人程度の小さな会社を訪問しました。社長は日本語を話せるので、とりあえず日本語で名刺交換。その後、総務部長と名乗る若い女性(二十歳過ぎぐらいにしか見えませんでした)と名刺交換。後で聞いたところによると 地元のお金持ちの娘で、アナウンサーをしていた経験もあるとか。 会議室で話を聞いたり、パソコンを見学したりして、そろそろ終わったかな?と思いながら会議に戻ると、どうやら大学の意向で研究センターを見学するとか(英語での説明なので、定かではありませんが・・・)「えっ、これから昨日のお礼のパーティでビールが飲めるんじゃないの?」 とブツブツ言いながらセンターを見学しました。
さぁ、パーティーです。今日のパーティーは、日本の事務局の方がセッティングしたので、おいしい料理が楽しみです。事務局の方曰く、「料理を削ってもいいから、北京ダックを出せ!」とか・・・実は、北京ダックを食べたことがありません。初めて食べての印象は、「皮がうまい!」トリはあってもなくてもいいです。
席の方は、日本、韓国、中国の方々を均等に配置し、日本人4人、韓国人4人、中国人1人というテーブルでした。かなり適当な「均等」です。例によって日本人はビールで乾杯、中国と韓国の方は、お茶か炭酸飲料です。
うまい具合に日本と韓国の事務局の方が、一人ずつ座っています。そこで質問・・・
「来年の韓国での開催は、どこでやるんですか?」
「前回はソウルでやったんだけど。」
「済州島あたりが、いいですよね。きっと参加者、増えますよ。」
「予算内で開催できれば可能ですよ。」
「ぜひお願いします。」
ということで、日韓協定締結。パーティの後はホテルに戻ってシャワー。その時やっぱりチョコレートが・・・下のは泊まったホテルの外観です。赤い壁と濃い緑の屋根、玄関の柱には龍が巻きついていて、その両側にはライオンが座っています。しかし中国にはライオンの飾りが多いですね。中国にライオンって居るのでしょうか?

2002-11-01

会議も最終日となりました

ここまで来ると、あとは会議が終わるのを待つのみです。特に今日の話題は重要でもないので、同行の人たちとコーヒーブレイクの連続です。話題は主に、翌日の広州での行動について。
会議の方も午前中で終了し、ホテルに戻って昼食。で、午後からは地元(武漢)の企業の見学です。3社ほど回りましたが、どの会社でもバイタリティに溢れています。やっぱり高度成長期の真っ只中に居る為でしょうか?でも日本からの皆様は そんなことはどうでもよくて、心は広州へ・・・19時過ぎのBoeing737に搭乗し一路広州へ。再び広州白雲空港に到着です。広州白雲空港ではちょっとしたアクシデントが発生です。到着口から出迎えのバスが待っている駐車場に移動中、4人ほど行方不明に・・・ 30分ほど探し、やっと出会えました。ホッ。
ホテルに向かうバスの中で同行の一人が、「これからどうします?」これはきっとどこかに行きたいんだろうと察知し、「ビールでも飲みに行きますか?」ということで、4人でのツアーが決定。時計はすでに22時です。 ここで泊まるホテルは、4つ星のホテルで、一流でもないけど二流でもないといったところとか・・・到着してキー(といってもカードですが)を貰い部屋に着くとそこは34階、広州の夜景がきれいです。
  

荷物を置いて、すぐにフロント前に集合、さぁ、ビールを求めて夜の街を徘徊です。急遽、言い出しっぺをツアーコンダクターということにして、その人が行きたいという繁華街を目座してスタート。とりあえずホテルの前の交差点が第一難関です。中国では 交通マナーは無いに等しく、道路のセンターラインは、「道路の真中はこの辺」程度の目印でしかありません。ちょっとでも隙があれば車が割り込んでくるし、その隙間を人が歩いて渡って行きます。我々も片側3車線の交差点を車の間をぬって横断です。
その後、途中で道がわからなくなり、2人連れの女の子に道を聞きます。日本語で書かれた地図なので、彼女たちも良くわからなかったようですが、ピンと来たらしく、「ロンタイ、ロンタイ」と言っています。「なんだろう、ロンタイって」と日本人4人で協議の結果、 「Long Time」と言っていることが判明しました。すなわち、「そこまで歩いていくには遠いよ」と・・・でも、「ロンタイ」って中国語ありそうですよね。
繁華街では、中国料理のお店に・・・って、中国料理以外の食事が出来るところを探すのが難しい。まったく英語の通じないお店の女の子と手話だけでオーダー。時計はすでに23時をまわっています。 中国では、食事の時は「お茶」がメインです。日本のように「とりあえずビール」って言うと、笑われてしまいました。ビールも「Beer」っと言っても通じないので「青島、青島」。青島って中国ではメジャーなビールの銘柄です。
飲茶、野菜系の料理、焼きそば、ビール(これがメイン)を堪能しながら、明日のスケジューリング。
明日は、一日フリーなのです。広州を経由したのは、この1日のためだったのです。これがなければただの苦痛な会議だけでした。明日の予定は全てツアーコンダクターにまかせて、ビールで「乾杯!」
ホテルに戻ってベッドに入ったのは、2時をまわっていました。

2002-11-02

今日はフリーだ!

いよいよフリーの日です。前日のツアーコンダクターの指示に従い、7時起床、7時30分朝食、8時30分出発です。なんでも最初はロープウエイに乗るとか・・・タクシーの運転手さんに地図を見せて「ここ、ここ」と説明。運転手さんは「ロペ?」と聞いてきます。きっとロープウエイと言っているんだろうということで、「イエス、イエス」。 うーん、大丈夫なんだとうかと不安を感じつつも、地図通りのルートを辿り、しばらく走るとロープウエイが見えてきました。タクシーは順調にロープウエイの乗り場を通り過ぎ・・・通り過ぎてはいけません。あわてて「バック、バック!」
今日は5人で行動なので、タクシー2台に分乗しています。私は先導するタクシーの方でしたが、後ろのタクシーに乗った人は、「前のタクシーを追いかけろ」といったそうです。そこは、交通ルールのない中国のこと、スリル満点だったそうです。
50元程度のチケット買ってロープウエイで山頂へ、山頂からは広州市全域が見えるそうですが、ガス(きっと排気ガスですね)のせいで、なんとなくぼんやり。頂上は赤いシャツグループ、青いシャツグループ、黄色いシャツグループで人が一杯でした。なにかイベントでもあったのでしょうか?とにかく渋谷センター街よりはるかに歩きにくい状態です。
みなさんフリーの日で浮かれているのか、くだりは歩くことに・・・先ほどロープウエイに乗った場所からまたタクシーに分乗して広州博物館(鎮海楼)に移動です。途中で、後続のタクシーに追い抜かれ、「あのタクシーを抜けー!」、死ぬかと思いました。
広州博物館は、広い公園の中の山の上にあって、静かでとっても気持ちがいいです。フロアー5階分が博物館になっていて、階段を上りながら見学します。5階はお約束どおり展望台になっていて、売店が・・・前日夕食のときにお店のお姉さんに教えてもらった、「Sun」というビールを買ってしばし休憩、1缶25元でした。
ここからは歩いて北京路に向かいます。北京路はにぎやかなショッピング街で、デパートでお土産を物色。しかし、どこに行ってもすごい人の数です。

お買い物の後は、歩いてホテルに戻り、ちょっと休憩。今度は6時30分集合で、夕食に出掛けます。前日の反省から、タクシーで出発。今日は海鮮料理だそうです。お店の入り口にはチャイナドレスのお姉さんと、得体の知れない生き物が・・・なんだか巨大なミズスマシのようです。きっと料理の材料なんでしょう。
またまたビールをオーダーし、まともな料理を選択しながらオーダーしていきます。たっぷり食べて「ごちそうさまでした。」
帰りは川辺を散歩しながら、中国最後の夜を楽しみました。たっぷり遊んだし、たっぷり食べたし、たっぷり飲んだしってことで、ホテルの前に到着。「ちょっとなごり惜しいですね」ってことで、また別のお店に・・・これ以上ビールは飲めないので、コーヒーをオーダー。コーヒーって高いんですね。35元ぐらいしました。缶ビールを3本ぐらい買える値段です。 いろんな話をしながら(来年の韓国での再会を誓いながら)、夜はふけていきました。
ホテルに戻ってベッドに入ったのは、2時過ぎ、明日は5時30分に起きなければなりません。こんな高級ホテルに泊まりながら2日間で8時間も寝ていないなんて・・・

2002-11-03

最終日

5時30分にモーニングコールで起こされる・・・今日は6時30分までに朝食を食べて、ホテルをチェックアウトしなければなりません。いつもなら布団の中でだらだらしていますが、今日は大急ぎで顔を洗って、荷物をまとめて、レストランに直行です。
「きっと機内食が出るんだろうなぁ」と思いながらとっても軽い朝食を済ませて、チェックアウト。旅行会社が用意してくれたバスにのって空港へ、でも空港業務は7時からとかで、しばらく待たされた後、ゲートを通過できました。搭乗手続き、出国手続きも順調にクリアし待合室へ行くと、免税店が開店の準備をしています。 前日、「明日朝は早いので、免税店が開いていないかも」との情報があったので、おおまかにお土産は買ってあったのですが、ちょっとだけ補充しているうちに搭乗のアナウンスです。ゲートからバスに乗って、搭乗機に向かいます。
往路は、Boeing777-200だったのですが、復路は予想もしなかったBoeing757。日本の航空会社にはない機体で、私自身も乗ったことがなかったので、ちょっとドキドキしながら搭乗。ちょっと古臭いですねぇ、まぁ長いBoeing737って感じでしょうか?窓の外には、ロールスロイスのエンジンが見えます。
隣の席が空いていたので、のんびり読書をしながらテイクオフ。中国の広大な景色を眺めながら上昇していきます。水平飛行に移ってからちょっとトイレに行って戻ってくると、2列後ろにおなじみの顔が・・・昨日、一緒に徘徊したメンバーが呼んでいます。一緒に座ってお話をしていると、飲み物のサービスが始まりました。隣の「ビール」の声につられて、厳かに昨夜の続きです。 機内食を食べながら、何杯かおかわりした後、熟睡状態へ・・・
ほどなく、着陸を告げるアナウンスがあり、無事成田に到着。一緒に行った人たちと、しばし別れを惜しみ、再会を誓いながら成田空港を後にしました。

いっぱい学び、いっぱい遊び、いっぱい体験し、充実の6日間でした。