’06の作品



モラのクッションカバー




4種類の着物地をベースにして

その上に黒の布をかけ、モラの手法で作成した作品

和の布にはそぐわないような図柄が面白いと思う


この頃から、着物リメークにはまり

パッチワークの作品が少なくなっていった

大量(?)に出る着物地を、何とかよみがえらせようと

「着物リメーク」の本をあれこれ漁って考えていた時期である



かぐや姫




竹取の翁・媼に拾われ、大事に育てられたかぐや姫

多くの求婚者を振り切り、おじいさん・おばあさんに別れを告げ

十五夜の夜に月に帰っていく・・・

おなじみの物語をタペストリーにしてみた

9月になると、玄関の衝立にこのタペストリーがかけられる


この作品も、着物地の使い道を思案した挙句の作品だ

かぐや姫の衣装、雲や月に通じるオレンジ色の道は

解体した着物地を使っている

まわりの額縁には、喪服の着物を利用した


この作品を作っている時

指の関節の変形と痛みが増してきた

へバーデン結節の兆候が出たのだ

しばらくは我慢して針仕事をやっていたが

どうにも痛くて針が持てなくなった

細かい針仕事はもう無理、というサインかなと思い

ちょっと針仕事を休もうと決心した




手まりのタペストリー



お正月にふさわしい和布使いのタペストリー

着物地の端切れを使って、大小の手まりを作り配している

それぞれの手まりに影をつけて、立体的に見えるように工夫したのだが

そのように見えているだろうか



和布の財布



なかなか粋な配色だと、自分では思っているが・・・

小さいので、普段使いには向かない

ちょっとしたお出かけに、小銭を持って行く時などに重宝している

布製なので軽く、持った時の感触が柔らかいのがいい

ミシン脱いで仕上げたもの。針を持つのが辛くなっていた頃なので

作るのにそれほど負担がなく、作りやすい作品だった




サンタのタペストリー





12月になると、玄関に登場するタペストリーだ

メルヘンチックなこのタペストリーが掛けられると

一気にクリスマスムードが漂ってくる

童心に帰って、ちょっとウキウキ!


サンタさんのひげにハートマークがあるのは

手に持っているプレゼントにハート型の風船が付いていて

たまたまサンタさんのひげの所に浮かんでいるため