’03の作品


「モラのポーチ」

 

モラの作品は、’01に「南の鳥たち」の額やバッグを作っている

「モラ」の手法は、「アップリケ」の反対と思えばいい

アップリケが布を重ねていくのに対して

モラは重ねた布を切って、下の布をあらわしていくものだ

アップリケが凸上に仕上がっていくのに対して

モラは凹状に仕上がっていく

表現を多彩にするために、部分的にアップリケも取り入れている


「手提げバッグ」



’02、メル友のあるじさんの結婚のお祝いにPCバッグを作った

パッチワーク教室の先生にトールペイントでバラの絵をかいてもらった

気品のあるバラの花が華やかに描かれていて

それを最大に生かすバッグに仕上げた(’02の作品参照)

あるじさんには〈ありがとう~💛〉の言葉をもらった

その時、少し残っていた布を使って作った手提げバッグだ

中央のバラの花の絵が引き立つように

金糸で格子のキルトをした以外、余分のことは何もしなかった



座布団カバー6枚



’99に座布団カバーを4枚作った

当初の計画では、10枚セットを作る予定だった

が、4枚作ったところで、あえなく挫折した

パッチワークを始めて2年目の新人にとっては荷が重すぎたようだった

それから4年、そろそろ重い腰をあげなければと思い

気合を入れ直し、やっと残りの6枚を完成させた

前回と同じく藍色とえんじ色を基調にしたものが出来上がった

この後、古い着物地を使って何枚か追加した

今も現役バリバリで活躍中である



布絵本(孫へのプレゼント)



孫は2歳になっていた

そろそろいろんなことに興味を示す年齢になった

図書館で〈布絵本の作り方〉を探し、作ってみた

アップリケが主体の仕掛本だが

ボタンをつけたり、ジッパーをつけたり、いろいろな手法が出てきた

出来上がっていくのが本当に楽しみな作品だった

主人公のうさちゃんは、もちろん孫の名前と一緒

1ページごとに違った試行で、パッチワークのように

同じことを繰り返す作品とはまた違った面白さがあった

世界で1冊だけの限定本だった


バラのキーボードカバー



バラの花をアップリケしたキーボードカバー

この作品は、パッチワーク教室ではいろんな作品になった

タペストリーに仕上げた人、バッグに仕上げた人

玄関マットやテーブルセンター・・各人好きに仕上げた

手法は同じでも出来上がる作品が違うと

まったく違う雰囲気に仕上がっていく

他の人の作品を見るのも楽しみだった