観光列車で行く九州周遊~鉄道ロマンの旅~


九州には有名な観光列車がいくつも走っている

中でも「ななつ星」は超豪華観光列車で、なかなか予約ができない列車だと聞いている

「ななつ星」には手が届かないにしても、他にもユニークな列車がたくさん走っている

移動手段としてだけでなく、列車そのものを楽しむそんな思いで作られ、人気を集めている

どんな列車なんだろう、乗ってみたいなあ~と、常々思っていたが

どの列車に、どの順番で乗り、どこへ行けばいいのか

個人では切符を取るのもなかなか厄介、面倒くさいものだった

そんな折、ちょうどトラピックスからお誂え向きのツアーが発売され、即申し込んだ

さて、今回の旅はどんな感動を与えてくれるのか・・ワクワクな旅が始まった


1日目:〈のぞみ〉で博多まで、そこから貸し切り〈A列車で行こう〉で諫早まで

途中「肥前浜」で下車・町並み保存地区を散策

古くからある酒蔵や茅葺きの武家屋敷などを見学した

ちょっと変な名前だけど〈A列車で行こう〉というのが、この列車の正式名称

車内にジャズが流れていて、大人の雰囲気。車内にはバーもあり、お酒を販売していた

貸し切りなので、添乗員さんを入れても41人の我々のツアー客だけが乗っていた

席は自由で車内を歩き回っては、写真を撮りまくっていた(みんな)

車窓からは家並み・田んぼ・海が見え、さながら「動くカフェ&バー」といったところ

列車内を自由に歩き回れるというのは、探検しているみたいで予想以上に楽しかった

(これから先に乗る列車も皆こんな風で、車内を歩き回れた。移動時間が全然苦にならなかった)

   
  〈A列車で行こう〉入線です      車内は黒が基調の内装、大人の雰囲気

  
車内のバーカウンター          車体サイドはこんな感じ


〈A列車で行こう〉は途中「肥前浜」駅で停車。江戸時代に宿場町として栄えた「肥前浜宿」の町並みを散策した

「浜宿」には、今も営業している酒蔵や改修された草葺屋根の武家屋敷などが残っている

その他にも、「継場」という昔の運送業の店跡や醤油醸造場(今も営業)が昔ながらの形で残されていた

旧街道は道幅が狭く、水路沿いの路地に入ると人一人やっと通れるくらいの小道

ガイドの方は「昔のままの道です」と言われていた。狭いけど風情を感じる道だった

醤油屋さんの前で、面白い看板を見つけた

       
           「肥前浜」駅、駅舎もレトロ        水路沿いの小路、タイムスリップしたような雰囲気があった

 
(左)旧乗田家:草葺屋根の武家屋敷。一見すると、百姓家風。前庭には畑があったらしい。兵農未分離だったそうだ
(右)醤油屋さんの看板:黒板にチョーク書き。「創業 ずっと昔」・・おもしろ~い。気に入った!   

「肥前浜」から再び「A列車で行こう」に乗り、長崎県諫早へ。「肥前浜」を過ぎると車窓から有明海が見えだした

諫早からこの日の宿の雲仙温泉までバス移動。次第に暗くなっていき、雲仙についた時には真っ暗

添乗員さんが「夜は危険だから地獄めぐりにはいかないでね」と言ったが、雨風が強くなり、とても外に出るような状態ではなかった

お楽しみの夕食はバイキング。豊富な品揃え。お部屋はイマイチだったけど、食事は3日間の中で一番良かった

次々と出来上がってくるお料理、運ばれる度にスタッフの皆さんが「さあ~食べてみんね~」と一斉に唱和

〈えっ、今度は何?〉・・スタッフの声に吸い寄せられるようにテーブルに・・〈やばい、食べすぎになる~〉

アルコールは1500円で飲み放題。ダンナが喜んだのなんの。「元を取らにゃー」と大奮闘

1500円払うと、リストバンドをくれる。お代わりに行くとリストバンドを見せて・・となるはず。なのに・・

ビール・ワイン・酒・焼酎・・いろんなアルコールが所狭しと並んでいる所にはスタッフが誰もいない

〈これって、チェックなし~?不届きな輩がこそっと取っていってもわからんじゃん、そんなんアリ~〉

なんともおおらかな雲仙の人たちでした


エアコンの音と風の音に安眠妨害されながら(ダンナが。私は耳栓をしていたのでぐっすり眠れた)一夜が明けると

二日目は快晴。「きれいな秋空~」と、感傷に浸っている時間はなかった

二日目は朝イチでフェリーに乗り、有明海を渡り熊本に行くスケジュール

フェリーを乗りそびれると、その日のスケジュールは全部だめになってしまう

6時50分朝食開始。7時半バスの出発。朝ごはんは超高速で、無理やり口の中に押し込んだ

フェリーに乗ってやっと落ち着いた。改めて空を見ると、ホントにきれいな秋の空

雲仙普賢岳がきれいに見えた(この後最終日まで快晴が続き、海も山もクッキリ・スッキリ見えた)

 
バスの車窓から見えた普賢岳。フェーリーからも見えた(後ろの山、手前の山は眉山)

普賢岳はH3年に火砕流が流れ、多くの被害者を出した

江戸時代に大噴火があった時には、眉山が山体崩壊して土砂が有明海に流れ込んだ

有明海で津波が起こり、対岸の肥後(熊本)に押し寄せた

その結果、死者・行方不明者が1万5千人以上にのぼる大災害になった

「島原大変、肥後迷惑」と言われる有史以来日本最大の火山災害だ


二日目は、熊本駅から鹿児島中央駅まで、観光列車を三つを乗り継いで行く行程だった

熊本駅から人吉駅までは、「かわせみ・やませみ」号

人吉駅から吉松駅までは、「いさぶろう」号

そして、吉松駅から鹿児島中央駅までが「はやとの風」号である

どの旅行に行く時もそうなのだが、その旅行中に、特に期待する所や食べ物がある

旅行前の情報で、「あの絶景を見たい」とか、「あれを是非食べてみたい」とか期待して出発する

今回の旅行では、いろんな観光列車に乗ることが一番の目的だったが

中でも、「指宿のたまて箱」号と「ゆふいんの森」号に乗るのを楽しみにしていた

「指宿のたまて箱」は白黒に塗り分けられた車体が特徴で、

お客が乗り降りする時には、出入り口の上部から蒸気が出る(浦島太郎の玉手箱になぞられている)

海側(鹿児島湾)に向いているシートがあって、海を眺めながらの列車旅になる

なんか面白そうな、楽しそうな旅ができそうな気がしていた

「ゆふいんの森」は2階席がある列車で、車体も深い緑でしゃれたデザインになっている

サロンやビュッフェがあって、列車内でのお楽しみがたくさんありそうな気がしていた

が、実際に体験してみると、期待外れがよくある。反対に期待していなかったものが意外に面白かったりする

やっぱり、何事も自分で経験してみないと分からないものである

今回、それを実感したのが「いさぶろう」だった。行く前は、全然期待していなかった列車だった

けど、この列車、ホントに楽しかった。七つ乗った列車の中ではベストだった

「いさぶろう」ってこんな列車だ。どこにでもありそうなディーゼルカー。座席も直角シートだった

  

とても期待できるような列車じゃない。走るのも山間部で、里山に暮らす私にとってはありふれた風景・・

次の場所に行くための単なる移動手段だと思っていた

が、この列車は旅行中、一番面白い体験をさせてくれた。車窓から見えた景色も最高だった

この列車はとにかくよく駅に停まった。停まるごとにその辺りの説明やら、地元の物産の販売やら

歓迎ムードがいっぱいで、あたたかいおもてなしを充分感じた

さらに、この列車は、険しい山道を登っていくため、スイッチバックとかループとか

珍しい方法で運行された。スイッチバック方式やループ方式などは車内放送で丁寧にしてくれたし

日本三大車窓の一つである霧島連山を望む場所では、写真が撮りやすいように列車を止めてくれた

(「いさぶろう」での面白エピソードは、ブログで紹介しているので、読んでね)

  
スイッチバック方式なので線路が2本平行している  地元の人たちが旗を振って見送ってくれた  霧島連山の絶景。肉眼ではもっと素晴らしかった


「いさぶろう」に乗る前、熊本駅から人吉駅までは「かわせみ・やませみ」という列車に乗った

車内がとてもきれいな列車だった。天井一面に模様が描かれていたし、灯りのカバーも洒落ていた

1号車「かわせみ」は深いブルーの車体、2号車「やませみ」は濃いグリーンの車体でいい色合いだった

列車横についているかわせみ・やませみのエンブレムも素敵だった

球磨川沿いに人吉盆地まで走る。山間に入るにつれ、川幅が狭まっていき、急流も見られた

途中「川下り」や「カヌー体験」などやっている所があるということだったが、その日はあいにく見かけなかった

球磨川は水のきれいな川だった。「運が良ければ、かわせみ・やませみを見ることができます」と言われたが、これもダメだった

  
 
2両編成の列車。1号車がかわせみ、2号車がやませみ。かわせみのエンブレムは綺麗だった

   
車内も細部にわたり凝っていて豪華な感じがした。球磨川の流れ、昔は船道を作るにも難儀した川だったそうだ

「かわせみ・やませみ」・「いさぶろう」を乗り継ぎ、吉松駅で高橋父娘とお別れして

この日最後に乗った観光列車は「はやとの風」だ。吉松駅から鹿児島中央駅までの走行

この列車は、かなり期待していた。パンフレットには「錦江湾と桜島を背に漆黒のノスタルジック車両が走る」とあった

カッコイイ!漆黒の車体、見たことがない。黒い弾丸列車みたいな感じ?

眼下に錦江湾と桜島を見ながら、山を駆け降りるのか?雄大な風景が見られそう~ワクワク

吉松駅では、乗ってきた「いさぶろう」とこれから乗る「はやとの風」が並んで停車していた。シャッターチャンス!

  
吉松駅で、左「いさぶろう」、右「はやとの風」 漆黒のボディ「はやとの風」、カッコイイ!!

期待に反して、なかなか桜島が姿を現さない。もちろん錦江湾も・・

やっと見えたと思ったら、家並みが続き出した。そして、この辺りからは特急列車と化した

停車駅でのんびり見学したり、買い物したりはナシ。ひたすら鹿児島中央駅に向けて疾走した

パンフレットに写っているような、桜島を背に「はやとの風」が走る絵は、列車に乗っていては見えないんだ

考えてみると当たり前だけど・・雄大な景色は見られなかった。期待はずれで、ちょっと残念だった

鹿児島中央駅からはバスでその日の宿の指宿へ、鹿児島湾沿いを南下した

途中、喜入の石油備蓄基地がある辺りから暗くなり、指宿についた時にはすっかり夜になっていた

指宿では、どうしてもやってみたいことがあった。砂蒸し風呂にはいることだ

以前来た時に、一度経験しているのだが、人が多くてゆっくりできなかった記憶がある

今度は、ホテル内に砂蒸し風呂があるというので、ゆっくり蒸してもらえると期待していた

ホテル到着時間が遅かったので、時間的に夕食の方が先になってしまった

「砂蒸し風呂に入る方はアルコールを控えてください」と言われ、ダンナはちょっと躊躇した

「飲むか」・「入るか」・・さあ、どっち!・・考えた挙句が〈1杯だけ飲んで入る〉という選択

で、軽く(?)一杯だけ飲んで、砂蒸し風呂へ、人が少ない。多いのも困るが、少なすぎるのも・・

でも、これが今回の旅行の二番目の目的だったので、やめるわけにはいかない。「お願いします」と砂の上に寝た

砂は結構熱い。寝るだけでも温まるが、上から砂をかけられ、一層温まってくる

ちょっと熱めだけどけど、〈ぬるくして下さい〉とは言えない。その上、重い。重いけど心地よい

じわじわと体の芯から温もってくる。ダンナは隣で、「汗が噴き出す。耳に入る」とわめいているが

横を向けないので、「体に毒素がいっぱいあるから汗になって出よんじゃが・・がまん、がまん」と励ます

「蒸し風呂は約10分くらい」と係の人に言われていた。ダンナは10分経つと、即行で起き上がった

〈辛抱の足りんやつ〉と思ったが、一人残されるのも嫌なので、私も起き上がった

その後、大浴場で温泉につかったが、なんか体が軽くなったような、いい気分になった

ダンナはもちろん〈風呂上がりの一杯〉を2缶も飲んでいた。さぞかしおいしいビールだっただろう


3日目、ホテルの窓から日の出が見えた。昨夜は暗くてよくわからなかったが、目の前が海だった

ヤシの木なんかが植わっていて、南国ムード満点。天気もよさそう、その上、今日は「指宿のたまて箱」に乗る(ウキウキ)

昨夜、砂蒸し風呂に入ったからか、夜は熟睡できて、朝からとっても気持ちがいい。朝ごはんもおいしくいただけた

3日目、まず行ったのは「池田湖」、続いて本州最南端の無人駅「西大山駅」

快晴で、どちらからも「開聞岳」がきれいに見えた。

 
ホテルの前は海、ちょうど日の出の時間だった。ヤシなんか植わってて南国リゾート地のよう
前庭なんて、「バリ島です」と言ってもいいくらい南国ムード一杯

 
左:池田湖と開聞岳  右:西大山駅、日本最南端の無人駅。後ろに開聞岳がきれいに見えている


指宿周辺をちょっと観光した後、指宿駅から「指宿のたまて箱」(いぶたま)に乗った

入線してくる白と黒の車体、折り返し運転なので、降りる人を待っていると

入口の上から白い煙(蒸気)が出てきた。〈お~~、本当に煙が出るんだ。面白い~〉

この列車にはかなり期待していたので、うれしい!いい感じ!期待に応えてくれそう!

でも、最後までいい感じにならなかった。時々車内放送があるものの、途中停車はないし

おもてなしの心も少なかった。鹿児島中央に向かってひた走るだけ

ただの特急列車だった。「はやとの風」もそのようだったけど、「はやとの風」は前半は停車駅もあった

そこでは、駅舎の由来や、柱に残る第2次大戦の機銃掃射の弾丸跡の話などしてくれた

「いぶたま」はそれもなく、ただ走っただけ。車窓から鹿児島湾(錦江湾)を見ながらの旅だった

景色は素晴らしかったが、何か物足りない気がした。期待していただけに気落ちした

  
白黒に塗り分けられた「いぶたま」の車体、みんなシャッターを切っている
ドアが開くと、ドアの上部から煙が出る。煙を浴びると、おじいさんになるよ
車体のエンブレムは、玉手箱。列車の名前が長いので省略して「いぶたま」と言っている

到着駅「鹿児島中央」駅では乗り換え時間が少ない。皆さん急ぎ足、添乗員さんも必死で誘導

でも、こんな時にでも、添乗員さんはサービス精神を発揮

次に乗る列車、九州新幹線のホームに上がる階段の下で、こう言った

「アルコールを買う人はあの売店で買ってください。急いで買ってきてください」

この言葉で、ダンナの添乗員さん評価はドンと上がった。〈添乗員の鏡だ〉

新幹線「さくら」で、新八代駅まで、40分ほどの移動。その間に車内でお弁当

ゆっくりできそうで短かったお弁当時間、食べ終わって片づけたらもう「新八代」

そこからは、バスで高千穂峡へ。そして、今夜の宿がある阿蘇・内牧温泉へ行くことになる

高千穂峡で、柱状節理の絶壁やその絶壁を流れ落ちる滝を見ながら散策した後

阿蘇外輪山を越えて、カルデラの中に入って行った。阿蘇五岳が目の前に見えだす

内牧温泉は北の外輪山近くにあるので、五岳をぐるりと半周するように走った

夕焼けに染まる外輪山や五岳を〈きれいだなあ~〉と見とれているうちに

夜のとばりが下りてきて、宿についた時にはすっかり日が暮れてしまっていた

明日は最終日、「あそぼーい」と「ゆふいんの森」に乗る。どちらも乗車時間が長い

  
左2枚:高千穂峡、柱状節理の絶壁と有名な真名井の滝。右:夕暮れの阿蘇五岳、右に根子岳・左に高岳


旅行最終日、朝起きて宿の窓から外を見てみると、阿蘇外輪山がすぐ目の前に迫っていた

北側の外輪山は峰が直線的ですっきりしている。、ごつごつとした南側とは対照的だ

この北側の外輪山の一角に、大観峰がある。大観峰から五岳を見ると、釈迦が寝ているように見えるという

朝食後、宿のロビーに居座っていた「くまモン」と、しばしたわむれた後、阿蘇駅に向かった

阿蘇駅からは「あそぼーい」に乗る。この列車は子供向けに作られたもので、車内は遊び所満載だった

4両編成の列車このツアーの貸し切りで、車内どこでも自由に移動してOKだった

先頭車両は展望車になっている。運よくそこに座れ、目の前に風景が迫ってくるという醍醐味を味わえた

阿蘇カルデラから外輪山を抜けるくらいまでは変化のある風景が見られたが

その後は、どこにでもあるような山間部を走ったので、展望車を出て、車内探検をした

子供車両は、白い室内で、ボールプールがあったり、遊びコーナーがあったりで面白そうだった

あいにく、このツアーには子供がいなかったので、魅力が発揮できなかったようだ

大分を過ぎると、右手に別府湾を見ながら北上、途中におさるの高崎山を通過、終点の別府に到着した

   
宿から見えた阿蘇外輪山。 「あそぼーい」のエンブレムは「くろちゃん」。 展望車になっている先頭車両

  
3号車の子供車両、座席は親子シートになっている 4号車の展望車、前面開放で運転手目線で見える


別府駅では、次の「ゆふいんの森」の待ち合わせで約2時間の自由時間があった

観光タクシーで別府の市内観光に出かける人もいたが、我々は駅でゆっくりすることにした

この旅行中、お昼はほとんどお弁当だった。最後くらい普通に食事がしたかったのでエキナカのお店に行った

と言っても、食べたのはラーメンと冷麺で、ごくごく庶民的。麺類がすごく食べたかったので・・

最後に乗った列車が「ゆふいんの森」、別府から博多まで3時間半、今回の旅では最長の乗車時間だった

「ゆふいんの森」は座席が中2階にあり、目線が高い。深い緑色の車体でおしゃれな列車だった

木をふんだんに使った車内は、落ち着ける空間だった。ゆったりとした座席も快適だった

最終日の二つの列車の乗車時間の長さや、別府駅での2時間の待ち時間は事前に分かっていた

列車に乗るのが目的のツアーなので、それは仕方ないことだ

ツアー旅行では、万が一の事態を想定して、時間にかなりゆとりを持たせているのが普通だ

だから、ツアー旅行には、必ず本を持参することにしている。今回も、四日間で2冊読破した

普段、なかなかまとまった読書時間が持てないので、この時とばかりに読書に没頭した

それもまた、私にとっては旅の楽しみであった・・最後の観光列車「ゆふいんの森」は

夕暮れ近く博多駅に着いた。7つの観光列車で九州7県をすべて巡った旅

ちょっと違った旅のスタイルだったが、こんな旅も楽しいもんだ。さて、次はどこへ行こうかな