2006年 元旦
日本のどこよりも早い太鼓の奉納
ここは、備前呼松八幡神社。
時は、2005年の大晦日。
佐曽宇の準備にかかる。
注連縄や注連飾りを一新し、
テント設営、境内の清掃、行灯の張替え・取り付け等を行う。
そうして、迎えた新年。
2006年。
朝の4時から甘酒やお神酒の準備。
神事は6時前から。
一方、外は、雪の1年前と比べて、寒くない。
暖をとる火にあまり近寄らなくてもよい。
6時になった。
総代のあいさつに続き、
「新・・年の・・年の・・初めの・・・・御・・佐曽宇・・・。」
本年度当番・まっちゃんの佐曽宇が始まる。
奏上文の名調子が町内に響く。
6時45分
呼松太鼓「矢走舟」の奉納演奏。
境内のでこぼこの斜面で足元の不安定の中、
南の参拝客に向かって叩く。
奉納できなかった昨年の分も力をこめて、
呼松の、
いや、日本の、
いえいえ、世界のすべての人にしあわせを・と心をこめて叩く。
一般参賀の人たちは、「歓びの泉」のお神酒と「八幡様」のお札、
祝い物とくじ引きの賞品をもらう。
我々は太鼓、テント等を片付けて、長床で直会。
大役を無事終えたまっちゃんもすがすがしい表情。
今年はいい年になるぞ。