07鬼太鼓クラブ
昨年度、ドラム缶太鼓を作ったので20人の定員を30人にしてクラブをはじめたところ、
人数が多すぎて、最後までドラム缶太鼓だけで終わったメンバーもいた。
そこで、本年度は場所移動が可能な24人のメンバーに制限することにした。
たくさんの入部希望者のなかでも、172人全員で演奏する楽しさを経験した6年生が特に多く、半数以上を占めた。
いつもとは違う落ち着いた雰囲気の中で19年度鬼太鼓クラブが始まった。
たった一回のクラブの練習で春の運動会に間にあわさないといけないのは、例年通り。
昨年の経験者がマンツーマンで業間時間、昼休みにフレーズを伝授する。
入学以来、5年間鬼太鼓のテーマを聞き続けてきた6年生の体にリズムが入り込む。
春の運動会に続いて、夏のキッズフェスタ、茶屋町駅前広場での秋の鬼祭り、地区の運動会でも発表。
その間、太鼓の楽しさと、猪木先生の人柄にあこがれ、4年生二人が地域の鬼太鼓保存会の方にも入部。
毎週月曜日の練習に参加。「CHACHA」の新年初打ちで地域デビューを飾る。
1年の締めくくりは、体育館での小学校の祭り。
6年生はこれが最後のステージとなる。
6年生は自分たちでポジションを考え、力いっぱい演奏する。
最後のクラブでは、毎年恒例の、6年生が鬼太鼓クラブに対する思いを4・5年生に伝える儀式がある。
それぞれが一生懸命がんばった思いを言葉で表す。
真剣に耳を傾けていた4・5年生11人は、転退職する先生方との4月の離任式でお別れの鬼太鼓を演奏する。