がんばれ、古城池高校2年1組


ジュニア部発足時のメンバーである尾越雅美さんが、

高校2年になって、学園祭でクラスとして太鼓に取り組むことにした。

曲は、今まで慣れ親しんだ「響心」。

古城池高校2年1組だとどんな「響心」になるのだろうか。


夏休みに練習場で全4回の稽古。

第1回目、渡辺ティーチャーがテーマと掛け合いを指導。

そして、この8月9日。尾越姉妹と6人の男子。


前半は馬場ティーチャーと江原ティーチャーも参加。

今日が初日の男子もいて、もう一度、構えからバチの振り下ろし方、

テーマの習得から始める。

前回参加のメンバーは、それなりに腰も決まっている。

3時間かけて、一応最後まで曲を通す。

担任の先生も前面に出て曲を覚え、話し合いをサポートする。

この日こられなかったメンバーに、お盆休みの間に曲をたたけるようにしておくことを宿題にしたが、果たして・・・・。

第3回目。

8月23日土曜日。

初めての者も含めて9人。

また、最初からかなと思って、経験者にまずテーマをたたいて聞いてもらおうとしたら、

なんと、「全員できます。」

「では、1回通してみて。」

2回しか練習場にきていない者が、自分が覚えるのはもちろん、

まったくの初心者に曲の全部をたたけるようにしていた。

すばらしい。

最初から、曲を通して練習することができた。

こうなると、2年1組のカラーがだせる。

「竹の音がほしい。」との声には、渡辺ティーチャーが森の静寂と小川のせせらぎを提供する。

また、ジュニア部のかわいらしさとは違う、青年期の元気のいい男子が多いので、

締めソロの前のわく打ちパートで雄たけびをあげることにした。

曲の雰囲気がガラッと変わる。

外で聞いていたジュニア部のみんなとお母さんたちも思わず拍手。

いいぞ、古城池高校2年1組。

後1回の練習で、どこまで伸びるのか楽しみ。


がんばれ、古城池高校2年1組。