2007年8月3日 黒石夏祭り 大島十字 マジックショー



ぱっと見は、いかつい「クッキングパパ」だが、

あるときは、土木会社の次期経営者として事業に従事。

またあるときは、綱引きのアンカーマンとして優勝を請け負い、

そして、三福小PTA会長として、地域の教育に貢献する。

一方、神輿を担げば暴走王に変身、狭い町内を右へ左へとゆり動かす。

そして、最近はマジシャン十字として、地域にその名が知れ渡るようになった。


2年前、マジックを始めたころは、できる技も限られ、

どことなく頼りなげであったが、

子ども会をはじめ、いろいろな集会で腕を磨き、技術が上がった。

大きな体に少しかん高い声。

お笑いを混ぜて進行するパターンが定着しつつある。

ここ、黒石の夏祭りでも、昨年太鼓の前に披露したマジックが大好評。

そこで、今年は新ねたも用意して会場に向かう。

まずはメンバーを前に予行演習を。

メンバーも出番前のこの謎解きのひと時が楽しみになってきた。




一年前の町内秋祭りでは、まっちゃんと嫁さんがアシスタントを務め、3人組の新しい形を発表したが、
ここでは一人。
まずは、風船をそのまま胃に入れてしまうマジック。



そして、箱が瞬間移動し、
文字が変身し、
リカちゃん人形の写真が本物に。
次から次へと持ちネタを披露していく。

花見の季節には、種松山に登って、人の集まっているところでストリートマジックをして技を磨いた。
PTA会長として小学校に行った時も、先生相手に新ネタを試す。
太鼓の演奏の際もマジック道具を入れた紙袋を常に携帯している。
たゆまぬ努力の結果、少しずつ「マジシャン十字」の出演依頼が増えてきている。

ここ、黒石祭りでは、最後の一人で演じるこのビールが消えるマジックが大好評。



「マジシャン十字」の話術と、その醸し出す明るい雰囲気で、
子供たちは思わずステージのそでに駆け寄り、とびきりの笑顔を見せる。

小学校の先生たちも見習ってほしいこの技術。