2002年4月21日最後の仕上げ練習

 

去年の8月から始まった新曲の練習も、

今回の5回目の稽古で仕上げです。

茶屋町駅4時28分に橋本先生をお迎え。

瀬戸大橋温泉ホテル・スパで一休みの後、

8人で基礎練習を教わりました。

主に左手の神経系統の充実を図る練習です。

その後は、居酒屋へ。

ここでは、いろいろな話が聞けるのでためになります。

 

 

「本番で足が震えてくるのは、

普段の練習でそこまで追いこんでやってないからです。」

「ソロ演奏のときは、背中で観客の気配を感じます。

それにあわせて打ち込んでいきます。」

「その地方地方で独特のリズムがあります。

でも、農村は4拍子、漁村は3拍子が多いです。」

「奇抜なふりやお面で新しさを出すよりも、

ひたすら太鼓を打ち込んで作り上げた音を聞いてほしい。」

 

 

次の日、いよいよ最終日。

ソロ回しは次の人に気(エネルギー)を渡していくこと。

大太鼓を前に進ませるつもりで対峙すること。

まわりもいっしょにたたいているつもりで。

始まりと終わりの所作は自然にあわてずに。

 

 

 

1週間後には、町内でお披露目の演奏を。

さらにその1週間後には、セントラルパークで。

ニューヨークのかわいた空気の中で、

いったいどんな響きに聞こえるのだろうか。