2001年11月25日
倉敷市立緑丘小学校創立
30周年記念式典
オープニングは
この日のために4月から練習をがんばってきた
緑丘小学校6年生有志の28人の太鼓。
夏休みには、呼松太鼓の練習場で汗を流した。
シーンと静まり返った体育館に
大太鼓のソロが響く。
その後,14個の太鼓が
8つのパートに分かれて
リズムを重ねていく。
5分45秒の『緑風』
今までの中でも一番のできだった。
響屋の河野さんが九州の湯布院から
自ら届けて、音を調節してくださったのが、
11月12日、月曜日。
その日、5時間目の学芸会の練習で初打ちのお披露目をすることになった。
竹バチで竹を叩いていた子どもたちに
本物の太鼓で、いきなりである。
本当はもっとゆったりと新しい太鼓と対面させたかったが、
限られた体育館の練習の都合でそうなった。
ピカピカの太鼓と、それを作ってくれた職人、
PTAと担任の先生たちを前に、初打ち。
緊張のため、体は棒立ち、手も上がらないのは仕方がない。
それから毎日新しい太鼓で練習。
11月20日は、緑丘小学校の学芸会。
リコーダーで『こきりこ節』を吹いた後、
スポットも使い、
お母さん方が作ってくれた法被と鉢巻をつけて
力いっぱいたたいた。
途中リズムが走る個所もあったが、
まずまずの演奏。
初打ちとは雲泥の差。
子供たち、おおいに自信となった。
そして、いよいよ本番の30周年記念式典。
地元のコミュニティーも太鼓のできには大満足。
来賓の人も保護者も喜んでいた。
しかし、一番感激したのは演奏した6年生の打ち手自身。
演奏の後、みんないい表情で拍手を受けていた。
8ヶ月がんばったもんな。
解散するのが惜しいな。
---追加---
午後にはK−1の角田信郎氏の講演会。
教室を回って全校児童と握手をした後、
体育館で「弱き心を打ち砕け」という題で
話をしていただいた。
1年生のころのエピソードや
アンディフグの最期の話は
とても心にしみた。
最期は掌打のパフォーマンス。
砕かれたかわらがステージに残った。