2006年鬼太鼓クラブ・運動会

2006年版鬼太鼓クラブの初顔合わせが5月の連休明けに行われた。
昨年度からの経験者6年・6人を含む総勢28人。

今までのがんばりぶりが認められ、昨年、倉敷市よい子強い子の表彰を受けたり、
全校集会で、今まで発表したことのない曲を披露したりしたためか、
今年の入部希望はいつもの年より多かった。
新しく15人もの4年生が入部第1希望を提出した。

全員の希望をかなえるためには、太鼓の数が足りないので、
新しくドラム缶太鼓を10個作成して、この日を迎えた。


あいさつの後は、さっそくテーマ曲の基礎練習。
3つの基本リズムをおぼえなければならない。
今までばちを触ったことのない者にとってかなり厳しい。
〔去年の4年生も大変苦労した。〕
1つ目の基本リズムで早くも顔と体が固まった。


しかし、本番は5月27日の運動会。
約3週間。
とにかくやるしかない。
朝練習、休み時間練習、昼休み練習。


忙しい6年生にかわって、去年苦労した5年生2人も指導にあたる。
リズムを体に覚えさせたら、今度は曲の構成を覚える。


熱心に練習に取り組んだ新入部員。
何とか運動場でのリハーサルも終え、衣装合わせにかかる。

18着分しかない鬼の衣装。
足らない10着分は、猪木さんの茶屋町鬼太鼓にお借りすることにした。
前掛けはミシンで縫った。

さて、初めて着る鬼の衣装に悪戦苦闘。
どれからつけるのか。
どっちが前なのか。
ひもはどう通すのか。
短くするにはどうしたらいいのか。

あっという間に下校時刻になり、2日後の本番を迎えることになった。


午前中の最後のリレーが終わると、すぐ着替えにかかる。
時間は40分。
着替えて、弁当を食べて、
運動場で配置についておかなければならない。
弁当食べる時間はないかも・・・。
ところが、あらかじめ早目に集合していた6年生。
自分達の用意が終わると、一斉に4年生の着替えを手伝い始めた。
段取りがよい。

そして、本番。
茶屋町干拓300周年記念バージョン。


この3週間、苦労の量が多かった新入部員ほど満足の度合いも高かったに違いない。