安部晴明☆千年祭
平安時代、貴族文化華やかなりし時代のこと。
一人の美しい男がいた。
彼の名は安部晴明。
いまだ謎と伝説に包まれた陰陽師。
陰陽師とは占術や呪術の達人のことで、
晴明は美しい外見に加え、
能力がずば抜けていたとされる。
夢枕獏氏のコミック本で晴明ブームに火がつき、
映画でも人気を集め一大ブームとなった。
晴明出生説に讃岐説があり、
「天福寺由来記」には、
仁和年中の飢饉の折、
光孝天皇とともに晴明が天福寺本尊を厚く敬い、
民を救ったとある。
また「天福寺古伽藍図」には晴明屋敷・墓が記されており、
境内には晴明の祠が現存している。
四国不動32番 天福寺で千年祭が行われ、
「RICO神島」、「しょっきり鬼面太鼓」とともに呼松太鼓が呼ばれました。
寺内は広く、本殿から客殿までかなりの距離でした。
庭にはバナナも植えてあり、
小さなかわいらしい実をつけていました。
3時から記念法要が始まりました。
我々は控え室で待機。
お接待で讃岐ならではの
「ぶっかけうどん」と「黒豆入りちらし寿司」を
いただきました。
そして、5時からの出番。
最初に本尊に一礼して、「松韻響呼」。
宝くじ助成金でいただいた新しい大太鼓もデビューしました。
くりぬきの本格的な大太鼓です。
曲間に花束もいただき感激しました。
2曲目は「矢走舟」。
お客さんは大変のりがよく、
横打ちのソロや曲のさわりの部分部分で
拍手をいただきました。
出番が終わってからも、
わさ゛わざ控え室までこられて
2曲目の「矢走舟」がいかに素晴らしかったかを
言ってくださった方もおられました。
大きなホールでの演奏が続きましたが、
客殿内でお客さんをすぐ前にして
力いっぱい音を響かせるのも気持ちのよいものでした。