由加山太鼓座15周年演奏会
前日の北畝コープのオープニングに続いて,ジュニアの出番。
コープではまずまずの天気で,交通量の多い道路を背にして演奏しました。
5月16日,日曜日は朝から雨。
写生大会や相撲大会,部活動も休みになり,
参加できるメンバーが増えました。
由加山太鼓座は、1989年に琴浦北小学校児童で結成されました。
90年代には15人前後在籍していましたが,
もともと琴浦北小学校は連島北小学校と同じ,
倉敷市では児童数のもっとも少ない学校です。
少子化も進んで、現在の全校児童が15人。
何年も新メンバーが入らず,
今は中学校2年生から高校3年の6人で活動しています。
座長の藤原正康さんから,
「琴浦北小学校体育館で演奏会をするのだが,
呼松太鼓のジュニアにゲストとして出てもらえないか。」
という話があり,
同じ倉敷の他チームの演奏に触れるのもいい体験になると
2日続けての演奏となりました。
藤原さんは表具やさんで,
何でも作れます。
もちろん、太鼓も作れます。
この日の体育館の舞台の前の張り出しステージも自作でした。
(ジュニアの人数が多いので、急遽木で組んで用意したとの事です。)
太鼓の方も、大工の修行時代に太鼓の作曲方法と打法を学んだそうです。
体育館の横の幼稚園の部屋がジュニアの控室です。
ジュニアも少しずつ余裕が出てきて,
待機時間の使い方にも慣れてきました。
太鼓座が1曲演奏した後,
ジュニアが続けて3曲演奏しました。
前日に続いてのマイクも様になってきました。
この後は,太鼓座が「太鼓座ばやし」、「鳴神」、「塩飽」等を演奏。
銭太鼓や三味線もあり、
ジュニアのメンバーにも多いに刺激となりました。
雨にもかかわらず,約170人もの地区の住民が来場してくれて,
由加に太鼓が鳴り響いた2時間でした。