クマゼミの羽化


2003年7月

7月のある朝、殻をつけたままの蝉がテラスを這っているを見つけた。

モミジの木に置いてやると、どんどんよじ登り葉にしっかりとしがみついた。
しばらくすると背中部分が緑っぽく変色してきた。


いよいよ脱皮のはじまりだ〜!ウーンと力んで殻から抜け出した。
そして緑の羽も見えてきた。

かわいい天使のような羽が次第に大きくきれいに伸びてきた。
裏側からも見てもかわいい。

透明な羽が美しくきれいな形になった、そして殻から離れてスケスケ乍も風格が出てきた。

脱皮は午前8時頃から始まって、すっかり成虫になったのは午後6時頃だった。
個体差?はあるだろうが随分ゆっくりだったような気がする。


そして飛び立ったのは翌日の正午頃だと思う…
昼食後に見た時はすでに飛び立った後だった。
置き土産のヌケガラがぽつんと…

このクマゼミの脱皮に偶然にも立ち会うことが出来たのは本当にラッキー!
これも初めての経験でした。


感動をありがとう〜!