2.銀河漂流バイファム(’00/6/28)
雨ばかり続きますね。
土日ぐらいゆっくりしたいのに、衆議院選挙が重なったりして、誰も聞いてないのに選挙カーが、大声でわめき散らしながら近所を走りまわる始末。選挙カーって誰が考えたんでしょうね。はっきりいって、あれを聞いて「こいつに投票するぞ〜!」なんて思う人いるんでしょうか?私なんかは、あまりにもしつこい選挙カーだと「こいつには絶対入れまい」と思うのに・・・。ただ、選挙には皆さん行きましょうね!気付いたときには、軍事国家になってたりしたら嫌ですから・・・。
さて、今回は銀河漂流バイファムです。あんまりメジャーではないんですが、結構好きでした。ストーリーは十五少年漂流記の宇宙版で、とある殖民惑星で異星人の侵略を受けた住民が練習艦ジェイナスに乗って地球へ避難する途中、大人達は死んでいき子供達のみで敵惑星に捕まった両親達を、ロボット(RV=ラウンド・バーニアン)で敵を撃退しながら助けに行く、というものです。まず、RVですが汎用型のロボットで主役メカですが、デザインが簡素すぎ、また、ギミック的な要素も地上用に飛行ブースターがつく程度でほとんどないので、あまりカッコよくありません(私の個人的意見です。好きな人にはごめんなさい)。次にストーリーですが、ロボットものにありがちな少年少女達が、試行錯誤をしながら難関乗り越えて行くというものです。で、最初見たとき何にインパクトを受けたがですが、まずオープニングの曲が、全て英語なのです。たしか、TV放映は小学校の3年生ぐらいだったと思うんですが「うおー、どうやって唄えばいいんだ〜!」と子供心に思いました(別に唄わなくてもいいんですが、あの頃から唄うことは好きだったので(^_^;))。たぶん、30分TVアニメ番組では最初ではないでしょうか。んで、衝撃を引きずりつつしばらく見ていくと、今度は、たよりになりそうな大人達がどんどん死んでいくではありませんか。「だいじょうぶか、この番組は」と思いつつも見ていると、子供達のキャラが明るいこともあり、あまりストーリーが暗くならないの救いでした。また、適度に息抜きのような話があり心を和ませてくれます。そして、またしばらく放映を見ていると衝撃的な事件がありました。な、な、なんと明らかにストーリーが続くのに放映を終了してしまったのです。これには、参りました(あとで、調べてわかったのですが、こちらのネット局のみ終了したようです(T_T))。これから、話も盛り上がって行くぞ!という期待を、見事にどん底まで叩き落してくれたのですから・・・山○放送のバカヤロー。
そして、しばらく月日も流れ、私も就職してレンタルビデオ屋でVIDEO化されていたバイファムと出会いました。子供の頃からの思い入れもあり、感慨深いものがありましたので全話借りてみました(^_^;)。1週間ぐらいで全話見たのですが、あのオープニングはこのラストへの伏線だったのかとか、いろいろ気付く点もありおもしろかったです。。
それで、最終的にこの作品は、子供達のキャラクターが活き活きとして際立っていますので、それを見るだけでも価値があると思いますよ!
余談ですが、バイファム13というのもOVAで出ています。内容はTV版のリメイクなので、基本的にはどちらか片方を見ればよいです(どちらも見たのですが、ほとんど変わりなかったのでガッカリでした)。