2017 日本リハビリテイション心理学会 学術大会

第43回 心理リハビリテイションの会 全国大会(岡山大会)


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第43回 心理リハビリテイションの会全国大会(岡山大会)


大会テーマ「こころとからだのやり取りを見つめ直す」




 大  会  概  要

  
 ◇期日   2017年12月9日(土)〜10日(日)

 ◇会場   岡山コンベンションセンター
         (〒700-0024 岡山県岡山市北区駅元町14番1号)

 ◇主催   心理リハビリテイションの会
         日本リハビリテイション心理学会
         岡山動作法研究会
         岡山県心身障害児・者家族会 八起会

 ◇協力  兵庫リハビリテイション心理研究会

 ◇後援  文部科学省、厚生労働省、岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、
           倉敷市、倉敷市教育委員会、岡山県社会福祉協議会、岡山市社会福祉協議会、
     倉敷市社会福祉協議会、岡山県肢体不自由児者福祉協会、
     岡山県身体障害者福祉連合会、岡山県手をつなぐ育成会、岡山県特別支援学校長会、
     岡山県共同募金会、山陽新聞社、RSK山陽放送、OHK岡山放送
        
 ◇名誉大会長  成瀬 悟策(九州大学 名誉教授)
 ◇大会長     橋本 正巳(くらしき作陽大学 教授)
 ◇実行委員長  大塚  認(岡山県立誕生寺支援学校 教諭)



 大  会  日  程 


 



 大  会  内  容 


12月9日(土) 全国大会1日目
 ◎プレ企画      10:00〜11:30  『こころとからだのやりとり体験』
     講   師   本吉  大介  (熊本大学)
     司   会   宮里 新之介  (鹿児島女子短期大学)
 ◎ミニ講座      10:00〜11:30
     講   師   重橋  史朗  (中村学園大学)
     司   会   中野  弘治  (NPO法人こころとからだの発達相談塾MABA)
  ※ ミニ講座は個人開業者または、それを目指す方のスキルアップ及び技法の共有を
       図るための講座です。
 
 ◎開会式       12:30〜13:30

 ◎基調講演     13:45〜14:45  『こころとからだのやりとりを見つめ直す 
                         〜エヴィデンス・ベイストの視点から〜』
     講   師   藤田  継道  (兵庫教育大学名誉教授)
     司   会   富永  良喜  (兵庫県立大学)

 ◎シンポジウム   15:00〜16:30  『こころとからだのやりとりを見つめ直す』
     話題提供   宮尾  尚樹  (長崎県立諫早特別支援学校)
              羽原  史恭  (旭川児童院通園センター)
              笹川  えり子 (社会福祉法人ユイ)
     指定討論   分藤  賢之  (文部科学省初等中等教育局特別支援教育課
                        特別支援教育調査官)
              石倉  健二  (兵庫教育大学)
     司   会   小田  浩伸  (大阪大谷大学)
  ※ こころを受け入れながらからだを通して関わることの重要性や今後の方向性に
   教育、医療、福祉、それぞれの立場からの事例や経験をもとに協議したいと考えています。

 ◎公開実技指導    17:00〜18:00
  1 肢体不自由(児童)
     実   技   香野   毅  (静岡大学)
     助   言   河野  文光  (岐阜聖徳学園大学)
     進   行   服巻   豊  (広島大学大学院)
  2 肢体不自由(青年)
     実   技   松藤  光生  (中村学園大学)
     助   言   緒方 登士雄  (東洋大学)
     進   行   星野  公夫  (順天堂大学名誉教授)
  3 知的障がい
     実   技   瀬戸山  悠  (鹿児島大学)
     助   言   針塚   進  (筑紫女学園大学)
     進   行   長野   剛  (福岡女学院大学)
  4 知的障がい(自閉症)
     実   技   菊池  哲平  (熊本大学)
     助   言   清水  良三  (明治学院大学)
     進   行   飯嶋  正博  (順天堂大学)
  5 重複障がい
     実   技   奇    惠英  (福岡女学院大学)
     助   言   大野  博之  (九州大学名誉教授)
     進   行   宮崎    昭  (山形大学)

 ◎国際交流連絡会議 17:00〜18:00
     進   行   谷    浩一  (京都市立西総合支援学校)
     助   言   杉本  幸一  (大阪府教育庁支援教育課)

 ◎交流会        18:45〜21:00


12月10日(日) 全国大会2日目
 ◎分科会        9:00〜10:45
  A 肢体不自由児者に対する動作法
     話題提供   春木    豊  (埼玉県立上尾特別支援学校)
      話題提供   山田 豊美香  (長崎県立諫早特別支援学校)
     助   言   分藤  賢之  (文部科学省初等中等教育局特別支援教育課
                        特別支援教育調査官)
     助   言   古賀    聡  (九州大学)
     司   会   船橋  篤彦  (広島大学)
  B 知的障がい児者に対する動作法
     話題提供   井尻  雅之  (発達支援ルーム・ほーむべーす)
     話題提供   笹原  雄介  (静岡県立富士特別支援学校)
     助   言   森崎  博志  (愛知教育大学)
     助   言   古川    卓  (琉球大学)
     司   会   細野  広美  (長崎国際大学)
  C 発達障がい児者に対する動作法
     話題提供   清水  謙二  (大阪府立佐野支援学校)
     話題提供   湯坂 加奈子  (すま障害者地域生活支援センター)
              寺島  啓史  (神戸市立青陽須磨支援学校)
     助   言   今野  義孝  (文教大学)
     助   言   鶴    光代  (東京福祉大学)
     司   会   徳永    豊  (福岡大学)
  D 小・中学校における動作法
     話題提供   藤田  五郎  (香川県立善通寺養護学校)
     話題提供   渡部  友晴  (岩手県沿岸南部教育事務所)
     助   言   藤瀬  教也  (中村学園大学)
     助   言   篠原  弥生  (埼玉県立深谷はばたき特別支援学校)
     司   会   川間 健之介  (筑波大学)
  E 成人、年長、地域のおける動作法
     話題提供   阿部  京子  (からだの教室Laugh)
     話題提供   上川  達也  (岩手大学大学院)
     助   言   石井  康進  (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課
                         障害児・発達障害者支援室障害児支援専門官
     助   言   長田    実  (心理リハむさし野相談研究所)
     司   会   細野  康文  (九州大学)
  F キャンプ、月例会
     話題提供   石川  映子  (西宮市立西宮養護学校)
     話題提供   乗金  大輔  (岡山県立岡山東支援学校)
     助   言   梶    正義  (関西国際大学)
     助   言   中川  義文  (鈴鹿市療育センター)
     司   会   二宮    昭  (愛知淑徳大学)
  G トレーニーの会
     話題提供   山森  一希  (大阪教育大学)
     話題提供   多田  俊二  (岡山八起会)
     助   言   芹田  洋志  (しょうがい生活支援の会すみか)
     助   言   永野    明  (障がい者アスリート)
     司   会   五位塚 和也  (大阪大谷大学)
  H 親の会
     話題提供   山口  邦恵  (千葉さくらんぼの会)
     話題提供   広田  徳子  (埼玉川越動作法の会)
     助   言   荒   柾文  (JICA青年海外協力隊事務局)
     助   言   大   香  (筑紫女学園大学)
     司   会   岩男  芙美  (中村学園大学)

 ◎体験発表       11:00〜11:45
     発   表   久保  愛美  (高知県フェニックス親の会)
     発   表   高嶋  義之  (社会福祉法人ゆたか会)
     司   会   田中  新正  (大分大学)

 ◎閉会式        11:50〜12:30




 大  会  趣  旨 


  障がいのある人とその家族、そして教育や支援等に携わる教育、福祉、心理、医療など様々な領域の専門家が日本全国から集い、研究成果の発表や実践活動の報告、実技指導の公開などを通じて交流し、研鑽を深める「第43回心理リハビリテイションの会全国大会」が岡山県で開催されることになりました。岡山県では平成4年に第17回大会を開催しましたが、今回2回目となる全国大会を四半世紀ぶりに岡山県で開催させていただきます。
  心理リハビリテイションは、障がいのある人が自分の力を可能な限り発揮してよりよく生きていこうとする主体的な活動を育み、こころとからだの成長を促す指導・支援の取り組みです。1960年代に成瀬悟策九州大学名誉教授を中心に、脳性まひのある人のための心理学的アプローチとして創設されました。それは「意図通りに身体活動を実現する努力過程をとおして主体者に働きかけ、適切な活動を促そうとする援助活動」であり、脳性まひ児者の動作不自由の改善を目的として研究開発されてきました。その後、知的、重度・重複、自閉症スペクトラムなどの障がいなどのある人のための指導・支援の方法として、そしてストレスマネージメント教育における具体的なリラクセイションの方法として、その適用範囲を広げてきました。また、医療においてはうつや心身症などのある人への心理療法、さらには福祉における高齢者への健康動作法として幅広く活用され、その有効性が実証されています。
  こころとからだのやりとりを大切にしたかかわりが自己のからだへのより良い気付きを促すということは動作法の基本です。こころを受け入れながらからだを通して関わることは、特別支援教育においては自立活動の六つの区分を相互に関連させて支援していくことにつながります。また、福祉の面からは主体者の全人的な発達を促すことになり、結果として個々のQOLが高まることが期待されます。これらの取り組みのもととなる「身体運動(からだ)だけではなく意図・努力(こころ)にも働きかけていく」という、心理リハビリテイションの原点になる部分に立ち返ることを目指し、大会テーマを「こころとからだのやりとりを見つめ直す」としました。このテーマは、岡山が昭和45年に、地方で初めて心理リハビリテイションキャンプを開催し、以後47年間これを継続し今年で50回目のキャンプを夏に開催することができた原点にもなっていると思います。
  こころとからだのつながりを大事にした実践をこれからも積み上げていけるよう、本大会の中で研鑽を深めたいと考えています。

第43回心理リハビリテイションの会全国大会(岡山大会)実行委員会




 参  加  費 

 ◇大会参加費
    一般: 8,500円
    学生(大学院生を含む): 4,000円
    トレーニーおよびOB: 無料
  
 ◇交流会参加費
    大人(18歳以上): 8,000円
    子ども(小学生〜18歳未満): 3,000円


 お 問 い 合 わ せ 

 ◇ 大会事務局
      岡山動作法研究会
       田邉 浩司 (岡山県立早島支援学校 教諭)

 ◇ E-mail アドレス 
     2017okayama@gmail.com