環境クリーン作戦
2000.11.29.wed
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産業の振興と共に増えるごみ。
美しい自然を取り戻そうと岡山県産業廃棄物協会倉敷南支部(水島・児島の産業廃棄物処分業者42社で構成)は、
地元自治会にも呼びかけて、平成9年度から「環境クリーン作戦」を実施しています。
今回は、鷲羽山スカイラインを中心に二ヵ所に分かれて不法廃棄物の処理を行いました。
これがものすごいごみです。びっくりするほどの量。
家庭からのごみや車からの投げ捨てなんて可愛いものです。
ちょっと人目につかない奥まった所にある空き地なんかは、ごみがてんこもり。
どっかの業者が、処理がめんどくさく、金がかかるのでトラックかなんかで運んできて捨てたという感じ。
それも何回も。
ボランティアで参加している住民からは怒りの声爆発。
「
こんなのボランティアでやる範囲を超えている
」
「
行政は何をやっているんだ
」
結局一部の場所では、手作業による回収を断念し、のちほどショベルカーかクレーンでごみを集める事になりました。
それでも、200人が参加した環境クリーン作戦で、
可燃ごみ
15
トン
不燃ごみ
5
トン
粗大ごみ
10
トンの合わせて
30
トンのごみが集まったそうです。
来年4月からは、粗大ごみの戸別有料収集が実施されますが、
めんどくさいといって、家庭からの不法投棄が増えない事を願います。
KCT−Netフェア
2000.11.25sat.26sun.
KCTのインターネット接続サービス「KCT−Net」をアピールするイベントを、イオン倉敷ショッピングセンターで行いました。
KCTとしては大がかりなインターネットイベントを行うのは初めてのことです。
CATV回線を使うKCT−Netは、
完全定額制でつなぎ放題
、しかも
高速
フェアでは、会場にKCT−Net無料体験コーナーを設置。
KCT−Netの利点を実証を交えながら説明し、
インターネットのこれからの可能性や、
NECやEPSONといった協賛各社の最新コンピューターを紹介しました。
またデジカメコーナーやゲームなどのイベントも行い、中でもバルーンアートコーナーは大変人気でした。
私は、会場の大画面を使ってインターネットの使い方などのデモンストレーションをやりました。
パソコンを操作しながらの説明は慣れなくて、戸惑う事もありましたが、楽しかったです。
説明文を覚えるのは大変でした。
インターネット未経験者にもインターネットのつわものにも心に届くような説明をするのは難しいです。
このホームページの事のちょこっとだけ紹介したんです。
イオン倉敷には倉敷だけじゃなく岡山県全域から人が集まっているので
KCTに加入できない人もたくさんいるのですが、
この機会に最新機器で高速インターネットを試す事が出来て良いんじゃないかな。
ファームフェスタ2000inおかやま
2000.11.3.fri.
審査されるジャージー牛。
一番若く出産を経験していない牛の部。
乳絞り体験のホルスタイン牛
全国から酪農家(乳牛)が集まり、その技術を研鑚しあう「全国ホルスタイン共進会」全国ジャージー共進会」が灘崎町で行われました。
全国から選び抜かれた乳牛(ホルスタイン種とジャージー種)が360頭集まって、年齢などのランクごとに一等の牛を決めます。ホルスタイン種の共進会は六年に1度。ジャージー種の共進会は13年ぶりの開催で、しかもはじめての共同開催となったことで、かなり大きなイベントとして行われました。(灘崎町のファーマーズマーケットの前の空き地をならして大きなテントを何張りも立てました)
世界的にも乳牛は白黒模様のホルスタイン種が一般的です。
大型で乳が良く出る品種なのだそうです。
そのほか、ホルスタインより濃い牛乳を生産する事からバターなどの加工品に向いた乳を出すジャージー種があります。
でもジャージー種は中型の牛で乳量がホルスタインと比べると少ないです。
なんとジャージー牛って日本では岡山が一番の先進県なんです。岡山の北の牧草地を生かそうと戦後ニュージーランドから大量にジャージー牛を仕入れたのが始まりとか。蒜山とかのジャージーヨーグルトとかっておいしいですよね。
でも全国的に見て、やっぱり酪農は北海道です。参加も多かった。
ファームフェスタでは4日間に渡って行われる共進会の開催に合わせて、様々な酪農に関するイベントを開催しました。
牛のチチしぼリ体験とか乳製品の試食とか。
珍しい所では、クローン牛のお肉を食べさせてくれるコーナーもありました。
こんな大きなイベントが岡山で行われるのはすごい事です。
でも会場となった灘崎町はイベント開催中会場の回りの道路が完全に通行止めになってしまって、車両の通行には大変でした。
レールウェイ町長室
2000.10.31.tue.
真備町は町内を通る井原鉄道井原線を利用してレールウェイ町長室を開催しました。
車掌さんのマイクを握る鎌田町長。
窓の外には高架から真備町内の景色が流れる
開かれた町政を目指す真備町では井原線が開業した去年から、井原線の貸しきり列車を利用してのレールウェイ町長室を開催しています。レールウェイ町長室では、鎌田頼靖真備町長と町民の有志がこれからの真備町の将来について話し合います。
ねらいは、列車に乗って旅行気分で町長とも親しく過ごす事で、和やかに町長と話が出来ることと、井原線の利用促進の二つです。
今回は、井原線に乗って井原市まで出かけました。
出た意見は、
・合鴨農法など少々高くても環境にやさしい農法を町で推奨してけばいいのではないか
・箭田の真備公奉賛町民祭り、川辺の高梁川花火大会、呉妹の弾琴祭のように、地区ごとの意識が強すぎるので、もっと町民一体となったまちづくりを
などなどです。
井原駅についた一行は、井原市の田中美術館を見学したり、
子守唄の碑、彫刻作品が並ぶ通りを散策して、今後の町作りの参にしていました。
瀬戸大橋6000万台達成
2000.10.24.tue.
瀬戸大橋の橋の上を通過する車の数が6000万台を突破しました。
この日は早島インターチェンジで記念式典が行われました。
瀬戸大橋の開通により、産業は栄えたし交通も便利になったし、
橋がなかったときと比べるとすごく瀬戸内は変わりました。
いまや、
明石海峡大橋&大鳴門橋・しまなみ海道の開通で、瀬戸内3橋時代を迎えたといわれています。
ちなみに、ほかの二つの橋が完成した事による瀬戸大橋への影響は
あんまりないらしいのだけれど、やっぱり京阪神からの利用者は明石海峡大橋を利用する事が多くなったみたいです。
でも四国内の道路の整備が遅れているため、徳島など四国の東側に行く利用者以外は瀬戸大橋を利用する事が多いようです。
倉敷中央高校衛生看護科載帽式
2000.10.24.tue
衛生看護科は看護婦を目指す高校生が通っています。
二年生になって実習に出る前に
ナースキャップを頭にいただく「載帽式」が行われます。
高校に入学して一年半、基礎看護や体・病気の仕組みなどを学んできた生徒たちは、学内での「載帽試験」に合格したあとこの「載帽式」に臨みます。
載帽式では、先生方が生徒一人一人の頭にナースキャップをかぶせてくれます。
そして、照明がおとされ、ナイチンゲール像からの「聖なるともしび」をキャンドルに灯した生徒たちはいっせいに「ナイチンゲール誓詞」を斉唱します。
看護婦への道を歩み始めることを決意した生徒たちの瞳には涙が。
感動の式典です。
航空写真を撮ろう
2000.10.16.mon.
中島保育園と中島幼稚園は2000年の記念にと飛行機を飛ばして幼稚園の上空から航空写真を撮りました。
この航空写真を撮ったのが「瀬戸内航空写真」という会社。
一回飛行機を飛ばしたら何ヶ所か撮影したいということで、場所の近い中島保育園と中島幼稚園の両方を、1度に撮影する事になりました。
中島保育園はピカチュウと2000の文字。
中島幼稚園はひらがなで「なかしま」の文字と幼稚園のマークを人文字で作りました。
瀬戸内航空写真のセスナ機は左側の窓からカメラマンが撮影します。
セスナ機は園の上空を10数回旋回し、撮影を行いました。
園児たちはセスナ機が飛んできても上(飛行機)を見ることを我慢。
上を向いちゃうときれいな人文字にならないのです。
このときセスナ機に乗っていたカメラマンが谷口かずやさんといって、
中島幼稚園4歳児キク組の谷口わかのちゃんのお父さん。
園児たちにサービスするかのようにセスナ機は撮影が終わってもしばらく園の上を旋回しました。
セスナ機の低空飛行に園児たちは大興奮。
わかのチャンのお父さんと思われる人影が飛行機から手を振ったもんだから大騒ぎ。
みんな必死で手を振り返していました。
みんなが21世紀を元気に大きくなれるように。
いきいきふれあいフェスティバル
2000.10.15.sun
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倉敷市の健康福祉祭り、いきいきふれあいフェスティバルが水島緑地福田公園で開催されました。
ハンディのある人もない人も、誰もが気軽に集い、楽しみながら健康や福祉について考えるための催しです。
会場では学生ボランティアがスポーツコーナーを設けたり、
健康コーナーでは血圧測定・体脂肪測定・アルコールパッチテストなどが
また、市内で活動するボランティアグループや福祉施設など32団体が模擬店を出店して活動を紹介したり
フリーマーケットなどが行われました。
その中で栄養改善協議会のお母さんたちが試食コーナーとして振る舞っていたのがこれです。
「ミルクワンタン(牛乳仕立ての洋風ワンタン)」
なんでも日本人の食生活に現在慢性的に不足しているのがカルシウムだとか。
カルシウムを摂るための料理として今回紹介したのがこのミルクワンタンでした。
塩辛いワンタンがミルクでまろやかになり、甘いようなしょっぱいような不思議な味がしました。
でも、不思議と「ミルクくささ」は無くて、スープも飲めました。
骨粗しょう症防止のために、カルシウムを摂りましょう。
わらじウォーク
水島工業高校は夏休みに「リーダー研修会」として、2泊3日の研修を行います。
その目的地までの20キロの道のりを手作りの草鞋をはいて歩くのがわらじウォークです。
慣れないわらじは足に痛く歩けない生徒がほとんどだそうです。
しかし、苦しさを友達と共に味わい、真っ白な思考のなかで
自分のこと・自分と社会とかかわり・なぜ歩くのかという事などを考えるのだそうです。
リーダー研修会は、水島工業高校の恒例行事で、
高校だけにとどまらず、社会に出ても「リーダー」もしくは「リーダーを補助する人間」として
役割を果たす人間を育成するのが目的です。
今年の研修の内容は、ロボットを乾電池から作る事だそうです。
倉敷段通の魅力
倉敷の伝統的な工芸品のひとつ、倉敷段通。
倉敷段通を制作している現在ただ1人の後継者が瀧山龍一さんです。
倉敷段通は、岡山の特産品イグサを使った工芸品で、和製じゅうたんと言ったところ。
糸作りからすべて手作りで行うので、気軽には出来ない工芸です。
(倉敷段通の制作課程)
瀧山さんは、大学を卒業して、就職を考えたとき、
「なにかの職人になりたい」と思い立ち、職を探していたそうです。
偶然そのとき倉敷に、伝統工芸を復活させようとする組織が出来あがり、倉敷段通の復活を目指していた所でした。
瀧山さんはその団体の後押しを受けて
もう既に継承者のいない倉敷段通を、倉敷段通を製作していた機械をもらって、作り始めたそうです。
それから5年。瀧山さんは、機械を改良したり、デザインを研究して増やしたりしながら、
個展を通してお客さんとふれあい、作品を売りながら制作を続けています。
すべて手作業で作り上げるため、一品ごとの単価は高いですが、
愛好家は増えつつあり、注文を受けて品物を制作しているそうです。
私も倉敷に来てすぐに「ほしい」と思いましたが、
その高価さゆえ手が出なかった工芸品。
瀧山さんの工房で購入しました。
工房で買うと少し値引きしてくれます。
観光客向けに美観地区でも小物が販売されていますが、
瀧山さんとお客さんの個人売買が基本だそうです。
倉敷段通が似合う部屋に住みたいです。