アガ・カーン4世がアイルランドで自家生産し、欧州クラシック路線に臨んだ最高の
競走馬とも言える馬だった。
3歳時は愛ナショナルS(G1)を勝つなど2戦2勝の成績でを残し、4歳初戦のバリ
サックスS(準重賞)こそ2着に敗れたが、愛ダービートライアル(G3)を皮切りに快
進撃を続けることになる。英ダービー(G1)では本命の英2000ギニ―馬キングズ
ベストが本命とされていたが、前日に出走を回避し混戦模様となった中、残り150
m付近で先頭のサキーを交し1馬身差で優勝する。
続く愛ダービーでは仏ダービー馬ホールディングコート、英ダービーでは出走回避し
たキングズベストとシンダ―ルの3強対決と見られ最高のレースを期待されたが、
結果はシンダ―ルの9馬身差の圧勝と言う独壇場で終わった。
そして、ニエル賞を快勝し古馬最強馬モンジュ―が待つ凱旋門賞へ向かうことに
なる。モンジュ―は今年ここまで4戦4勝(G1 3勝、G2 2勝)の成績で単勝1.8
倍のダントツの支持を受けていた。いざふたを開けると最後の長い直線でシンダ―
ルは抜け出し優勝、モンジュ―は伸びず4着と言う結果に終わった。またこの優勝
タイム2.25.80は史上2番目の早いタイムとなった。そしてこのままこのレースが
引退レースとなりオーナーが所有するギルタウン牧場(愛)で種牡馬入りする。


Grand Lodge
1991  栗毛
Chief's Crown Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Six Crowns Secretariat
Chris Evert
La Papagena Habitat Sir Gaylord
Little Hut
Magic Flute Tudor Melody
Filigrana
Sinntara
1989  鹿毛
Lashkari Mill Reef Never Bend
Milan Mill
Larannda Right Royal
Morning Calm
Sidama Top Ville High Top
Sega Ville
Stoyana Abdos
Bielka


<シンダ―ル Sinndar>  1997  牡  鹿毛
通算成績 8戦7勝
主な勝ち鞍  凱旋門賞(G1 芝2400m)
英ダービー(G1 芝2400m)
愛ダービー(G1 芝2400m)
愛ナショナルS(G1 芝1400m)
ニエル賞(G2 芝2400m)
愛ダービートライアル(G3 芝2000m)
調教師   J.オックス
騎手    J.ムルタ
オーナー アガ・カーン4世