北海道キャンプ2001.8.1〜8.13    

 このちび二人をつれてのキャンプ旅行はてさて     

目次                                         
第1日目(8.1水)〜〜船に乗れなきゃはじまんない。

第2日目(8.2木)〜〜だらだらの船中

第3日目(8.3金)〜〜雨の小樽、旭川ラーメンはしご、寒い富良野

第4日目(8.4金)〜〜露天風呂人一杯、豚のさがり、花火

第5日目(8.5日)〜〜清水温泉フロイデ〜帯広〜SL銀河号〜池田ワイン城

第6日目(8.6月)〜〜カヌー〜ノロッコ号〜和商市場

第7日目(8.7火)〜〜和商市場再び〜厚岸の牡蠣?〜霧多布ゆうゆ〜別海ふれあいキャンプ場

第8日目(8.8水)〜〜早起き〜からまつの湯〜裏摩周展望台(霧)〜道立夢の森公園〜開陽台〜郊楽館

第9日目(8.9木)〜〜屈斜路湖(砂湯・コタン湯)〜コタン丼〜オンネトー

第10日目(8.10金)〜〜オンネトー〜足寄〜ナイタイ高原・ソフトクリーム〜亀の湯〜日勝キャンプ場

第11日目(8.11土)〜〜樹海ラーメン〜炭コロソフト〜札幌ラーメン村〜おたる自然の村〜清寿司〜マイカル小樽

第12日目(8.12日)〜〜再び鱗友市場そして乗船


現在第12日目までです。


第1日目(8.1水)〜〜船に乗れなきゃはじまんない。

 自宅(倉敷)を18:00出発。笹沖ストアで明日の朝食のパンを購入。ついでに発泡酒3本。高速にのる前に吉野屋で本日の夕食。280円也。早島〜山陽道〜神戸北〜播但道〜舞鶴道と順調に進んで舞鶴西に着いたのが21:30。2時間前には乗船手続きと聞いていたので舞鶴道の対面通行の流れの悪さに注意しつつ少し急ぐ。21:45新日本海フェリー乗り場到着。乗船手続き後、運転手と同乗者別々で乗船。すでにかなり並んでいたので乗客乗船のアナウンスから30分後に同乗者組は乗船。車の方も22:30分の乗船アナウンスから30分後の乗船となった。この日のフェリーらいらっくは今年までの運行で来年からは新造船を使うらしい。このらいらっくは3隻のうちの一番のおんぼろ船であった。残念ながら帰りもまたこれに乗っちゃいました。運行表で船は確認できるけどこの船がぼろとは知らなかった。
 乗船すると車両甲板には降りることはできないので船内持ち込み荷物をちゃんと用意しておくとよかった。カメラを車内に忘れて残念だった。(だから写真がありません。)この船中エアコンがよく利いていて割と寒い。船員が頻繁に客室の温度を測っているのだが、毛布だけでは寒い、フロントに言えば、少し温度を上げてくれる。でもぎっしり雑魚寝だから、暑いと臭いのかな。23:30出航後発泡酒を飲んだりして2:00ごろ寝る。                                                                        目次に戻る

第2日目(8.2木)〜〜だらだらの船中

 7:00起床コーヒー、スターバックスイタリアンローストを豆から挽いて飲む。カメラは忘れてけどコーヒーセットはちゃんと持ってきた。お湯は給湯室(二箇所ある)とパンで朝食。息子1号と母はラジオ体操に行く。本を読んだり、海をみたりゴロゴロして過ごす。10:00ごろ後部デッキにあるプールに息子たちを連れてゆき、私たちはビール。そのうち船上イベントの記念撮影やじゃんけん大会が始まる。カメラマン(シャッターマンと呼ばれる)をして記念品をもらった。(マリン君グッズ、塗り絵など数点セット。)昼食は持参のカップ麺。13:00から入浴(揺れる湯船は楽しい楽しい。)ホールでアニメ上映しているのを見に行く。そのまま昼寝。カップ麺を食べるが足りないので、船内の食堂に行く。カレー、唐揚げなど食べるがやはりまずかった。船内の売店で欲しかったRIZEの北海道キャンプガイド(ここのHPにあるキャンプガイドをを売店で見つけ購入。この本で日の出公園が今年からオートキャンプ場となっているのを確認し、早速連絡、オートサイトを予約することできた。19:00からは、船内カラオケ大会が開催されていて、同室の大学生らが皆ラウンジのほうへ行っていて、部屋が広々使えて、ちょっと一息。船は満席で、2等和室ではかなりぎゅーぎゅー詰め。子供2人づれにはちょっときつかったかな・・・寝返りを打つスペースがないといったところ。カラオケも終わり、大学生たちも部屋に戻り、22:00には消灯。一斉に部屋の電気が消えて、ちょっとびっくり。                                                                                              目次へ戻る

第3日目(8.3金)〜〜雨の小樽、旭川ラーメンはしご、寒い富良野

 いよいよ小樽上陸、残念なことになんと雨、4:00過ぎ下船、この時は同乗者も車に乗っておりることができる。船の中はクーラーで寒かったが、北海道はクーラーなしでやはり涼しい、いや寒い。夕食の買い出し目的でまずは市場直行。小樽運河北詰にある(、どこだどこだと行くと)鱗友市場をすぐ発見。興奮するほど安くはなかったが、とりあえずやはりタラバガニ1匹3500円イカの塩辛瓶一個おまけ。すじこ1000円を買う。食堂(2軒)があったので朝食にする。ほっけ定食(800円)とウニ丼(3000円)。ウニは身の色がオレンジのウニよりしろいウニ(馬糞ウニ)の方が甘くてうまいらしく、なおかつ高い。高い方にした。塩水にひたされたウニときざみ(ちぎり)海苔の載ったご飯がでてきて塩水をきってごはんに載せて食べる。確かに苦みがなくうまい。醤油をたらしてもうまい。わさびをちょんとしてもまたうめい。酢飯ならもっとうまいだろうと感じた。最初の予定では、富良野のキャンプ場を押さえて旭川に戻るつもりだったが、予約が船の中でとれたので安心して、まずは旭川へ。途中でトウモロコシがおいしいのではと生キビを二本道ばたの店で手に入れる。そこでは果物も、メロンなど売っていて試食してみたがまだ、堅かったので止めた。朝が早くみんなうとうと気味、いねむりしないように運転を交代しながら、ガイドブックで目星をつけた何軒かをめざして旭川ラーメンのはしごツアー。家族4人で1杯頼むのは1杯のかけそばのようでちょっと恥ずかしいが、いろんな味を楽しみたいので気にしない。札幌市内を抜けるのは少し渋滞気味だったが、9:30には旭川に、まずは蔦亭(川村か子トアイヌ記念館すぐそば)に到着。残念ながらこの時間では空いていない。11時くらいにならないとどこも開かないよなと思いながら旭川駅の方に行ってみる。目指すはみずののショウガラーメン、開いていた。うまかった。540円。雨が小降りで寒いのでショウガがうれしい。暖まる。朝飯は早かったし、4人で一杯なのでまだまだ行ける。ガソリンを入れるいいタイミングにGSオープン記念やってる。ボックスティシュかビニールのクーラーボックスをくれる。クーラーボックスにする。車内用に丁度いいサイズで道中重宝した。男山酒造り資料館が右手に見えたので立ち寄る。このページ一番最初の子供たちの写真はこのときのもの。ここ蔵元でしか買えないもの「北の紫陽花」と「笹オリ」を2本ばかりお土産のつもりで購入。(途中で手をだしました。)大雪山からの水を自由に持っていけるというので、さっそく水タンクにいただきました。予想以上の寒さに上着が欲しくて、アーバンアウトレットというところに立ち寄る。トレーナー4枚とジャンパー(合羽にもなりそうな)1枚、しめて1653円。新品です。一枚の値段じゃん。道中ほとんどこれの着た切り雀状態でなんとか風邪も引かずに旅を終えることができた。南永山のラーメン竹よし、実力派の店と聞いて期待する。駅の近くのはずだがなかなか見つからない。駅を間違えていたようでうろうろする。雨も一時上がり、待望の醤油ラーメン、、、おでんの汁を煮染めたようなスープに太麺、私たちにはいまいちだ。店内に飾られたウルトラマンやライダー人形に子供は触りたくてしかたなかったようだ。蔦亭まで戻るのは遠いのでいろいろ食べられそうなラーメン村に行くことにする。時間が昼過ぎとあって美味しそうなには列ができている。息子にどこがいいと決めさせ。ここといった店「宝龍」他の店と違い、すいていたが、あにはからんや、塩ラーメンを頼んでみるとあっさりでうまかった。息子よ君のカンはいいぞ。よしよし。もう一軒は行けるので、豚骨のいい匂いの店に着席したものの、なぜかきまぐれ次男の脚は外へと向かった。食べそびれた。その一角にあるソフトクリーム(どっかの牧場のだったが覚えていない。ジェラートっぽい食感で私は好きだ。)で息子たちをなだめてラーメンの梯子はたった3軒で終了となった。まだ食べたかったが、隣接のウエスタンパワーズで夕食の買い出しをし、テント設営のこともあるので先に進む。237号をひたはしる。美瑛のかんのファームに寄る。ラベンダーはもう終わっているようであまり見栄えしないが、他の花がきれいだった。雨があがったと思っていたらまたこぶりになってきた。日の出公園には16:30ごろ到着。入り口までの道はまだ舗装中でガタガタガタ。ここは二泊の予定なので大人500円オートサイト3000円二日分でしめて8000円。受付後、使い捨てのカード鍵でゲートを開けてサイトへ。サイトには電源付きの流し台があり、スペースも広い。雨が小降りのうちに設営と思っている間にどんどんと雨が激しくなってくる。今回の旅に備えて買ったばかりの蚊帳調のタープ、買うとき店の人に一人で簡単に張れますこうやってこうです。フムフムと聞いただけで自分で演習をしてなかったので雨脚に追いつけずあせる。雨はどんどん激しくなり慌てる、テントの方はちょっと激しい雨の中での設営となった。張り終えてしばらくすると少し小降りになった。(なんだあわてて張ったのに)。さあ食事の用意だ。朝市場で買った蟹やとうもろこしを焼いて、すじこ丼、トマトサラダが本日のメニュー。お米はナベで炊く。網を忘れてきたのでスーパーふじで餅網(100円)と文化たきつけ(フェルトに灯油をしみこませた着火材。簡単に炭に火がつく)を買う。花火の音が聞こえるが、花火大会はこの雨で中止の模様。ゆでた蟹を火であぶるといらない水気が飛んでうまい。ピーターコーンは1本100円だけど、太くてみずみずしくて此またうまい。すじこの醤油漬けもご飯に載せてうまい。食事の後は、コーヒーをがりがり挽いて飲む。このイタリアンローストは風味がいまいちだけど寒いのでうまい。マシュマロを買っておいたので焼きマシュマロをデザートとする。子供たちも竹串に刺して食べることに喜ぶ。プーッとふくれて表面がきつね色、中がとろとろがとってもうまい。雨のテント泊初日はこうして終わっていく。
テントでぐっすりの夜中、タープの中の方で何かゴソゴソ音がする。テントのジッパーを開けると何かがタープの中からあわてて飛び出していった。雨なので蚊帳調タープの中で食事し、蟹の残骸などそのままにしていた、それが散らかっていた。次から気をつけよう。でもなんだったんだろう。
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第4日目(8.4金)〜〜露天風呂人一杯、豚のさがり、花火

 7:00起床、晴れている。やっぱり晴天は嬉しい。朝食はホットケーキにがりがりとコーヒー。子供たちも起き、テントはひっくりがえしてお日様に当てる。ママは洗濯に行ってくれた。長男と日の出公園を見に行く。左の写真はオートサイトを上から見たところ。この日は土曜日とあってこの後続々キャンプをする人たちがやってきました。小高いところに登るといい眺めです。息子と[せーのっが〜〜っ]と大声を出してみました。上から見ている人がいて恥じた。
 

息子二人でせせらぎゾーン、右の写真のようなところで遊ぶ、テント回りの片づけなどをしていると鼻の頭には疵、黄色い長靴は片方だけの次男の姿。流れに長靴を流して遊んでいて流されてしまったとのこと。浅瀬のこの流れの先にはトンネルがあって(もちろん人は入れない)その先に流れ出ていた長靴を拾って帰る。2歳と4歳なのでまだまだ手伝うよりも余計なしごとを作ってくれると言うところ。
10:00すぎて吹上露天温泉に行ってみることにする。駐車場から5分ぐらい山道(秘湯ブームで整備されている)を下ると温泉がある。次から次へとどんどん人がやってくる。水着を着てはいる人そうでない人。かなり熱めの湯。コケが結構ぬるぬるする。静かに入らないと底の藻のようなものが舞い上がる。それらが気にならなければいいお湯です。
美瑛をまわってキャンプ場に戻ることにする。美馬牛のあたりを目指して下っていく。途中歩人を発見し自家製ウインナーが美味しそうなので手に入れる。ここでも飲めるGoshの豆を手に入れようと店を探したが結局わからなかった。下のような景色にうろうろしながら遅めの昼食をキャンプ場に帰ってとることにする。

 途中立ちよって気になる食材を買っていく。まずはさがり、富良野の精肉店に寄った。この店番のおばあちゃんがなかなかおかしい。さがりとは何か昨日から気になっていたので聞く。と豚のあばらにくとのこと。ミニパックと称して小袋に詰めたのを売っているが、ショーケースに今はない、このおばあちゃんはたくさん買わせたいらしくて、うーとかあーとかいってミニパックをちっとも作ってくれない。こっちはソーセージその他もあるのでそれほどたくさん買う気がなくてわざわざ精肉店によったのに、うまくいかないねーなんていいながらミニパックと違う形で量ってくれる。40センチぐらいのマスの半身が300円ぐらいなのを買った。マシュマロも好評なので仕入れる。ズッキーニやじゃがいも、昨日うまかったとうもろこしなども道ばたの無人販売所や直売所で手に入れる。マスはニンニク、タマネギなどといっしょにホイルに包んで焼く。じゃがバタやコーンを焼くフランスパンも炭焼きするといい色でうまい。肉類は夕食とする。

広い芝生もあり、日の出公園へ散歩してもいいし、フリーサイト側にはアスレチックコースもある。うろうろと散策して、おなかを空かせる。のんびりするにもいいキャンプ場です。
さがりはクレイジーソルトをふって食べてみた。ちょっとしわいが脂ぎってなくてコリコリって感じでうまいです。そうこうしていると花火が上がってきました。昨日のが今日になったようです。ここのサイトからも少し立木が重なりますが、よく見えます。さあ明日はちょっと移動距離がある。釧路の達古武に向けて出発です。

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