58.7.「最後の淋しい猫」小道具、役者

 大学に入ったらもう芝居から足を洗うつもりだったのに、なぜか気が付いたら入っていた。
それでも最初は裏方をやるつもりだった。役者が途中でやめたので急遽役者もしたけど。
考えたらこのときに出会った仲間と、それから長いこと芝居につきあうことになる。
役はコロスのような役だった。小道具になっておふざけな小道具を山ほど作った。
いやぁ、小道具は面白いよー。キャバレー文彦の看板とか。(笑)
でもその時メインを張っていた先輩たちは決して上手くはなかったけど、
なんだか凄いエネルギーとオーラがあった。
このとき、はっしーと出会ったよ。凄い演出というか、何も言わずにタダ返していく演出で、
なんだか恐かったよ。役者じゃなくて良かった。(^。^;)ホッ
でも名舞台。見なかった人、残念でしたー。

S58.8.FROM(映)アルバムの中の季節」役者 8mm作品 
  上映時間:108分


 初めての自主製作映画。演劇部の先輩から声をかけてもらって参加。
その仲間とも[FROM]として未だに映画を作ったりしている。

思えば本当に大切なときだったなぁ。そのときはただただ面白かっただけだけど。
ストーリーてきには、タッチとかみゆきとかそういう「あだち充」系の青春物だったけど、
今まで普通の芝居をしてなかったので、凄く新鮮で楽しかった。

女子高生3人組の中の一人です。

S58.12.「雰囲気のある死体」役者
    
女1。ずーっと出ている役で、これも本番中にアクシデントをごまかした後
真っ白になって冷や汗かいた。今思えばすごく面白いコメディだけど
そのころはそのおもしろさの半分も出せてたかどうかわからない。
しかし別役だ!と言うことではりきっていた!
キャストがたくさんいて豪華でした。普段は表に出ない人もちょっと出たりして、楽しかった。
だけど本番前にアクシデント発生!
何とこのとき相棒が男1をしていたのだが、本番二週間前に事故ってしまい、入院!
合宿に入る日だったけどキャストが急に変わり、びっくり。
何と二週間で仕上げたS君、尊敬します。
ううーん。今やるならコレしても良いなぁ。誰かしませんかね、別役。カラットですか?



S59.1FROM(映)
「映画ごっこ」役者 8mm作品    上映時間:53分

 
冬に撮りました。
前回撮った「アルバム・・・」は青春物(例えばあだちみつるの様な)で分かり易かったけど、
この映画ごっこはかなり抽象的な作品でした。でもそんなのも好き。
ただ一つ、気になったことと言えば、レモンを手でもてあそぶシーンがあったんだけど、
手のアップがあって、その手のシワシワなこと。とても10代の手とは思えないシワシワ度でした。
これからかなり自分の手にはコンプレックスを持ち始める。
このころは個人的にいろいろと思いでがある日々。
もう一度みたいなぁ。・・・でも恥ずかしいだろうけど。



S59.4.「グッド・バイーあるいは夏と石炭ー」役者
  

 訛のある役で完全に面白がってやった覚えがある。やったなまりはデタラメだったけど。
東北系の訛りは面白いと思う。関西系より好きかも。
太股を出すシーンがあって根性だしてやったなぁ。このときは演出の方針で、配役をくじ引きで決める。
ホントは違う役がやりたかったけど、くじだからしょうがない。でも決まったらそれはそれで結構楽しんだ。



S59.7.「戸惑いの午後の惨事」役者、衣装
  
 ココでも役者。でもこのときは衣装にもなって自分の衣装とかマントとか縫いました。
でもそんなに凝ることまでは思いつかなかったよなぁ。どっちかっていうと、
衣装より小道具の方が好きなんだ。でも、簡単でも中学高校の家庭科で習ったことが
こんなに役に立つとは自分でも思わなかったなぁ。演劇を志す学生諸君、家庭科はまじめに受けよう。

私の役はお水の女、「長万部」さん。ああ、その名前、呼ばないでーーーーー!
紫のドレス、縫いました。間頭衣より簡単なドレス。



S59.12.「にしむくさむらい」役者
 
 運命の別役作品。演出も良かったんだろうけど、このときの稽古で
かなり自分の芝居の作り方ができあがる。何の変哲もない派手さはない芝居だけど、
腹の底にぐっと来る物があって、好きです。このときは二本立て公演でもう一つの方は
小松幹生の「朝君は汽車に乗る」をやっていた。そっちは結構派手な芝居なのでたくさん人も出るし、
楽しそうだった。こっちは最初の方は男と女二人だけなので、演出と3人、
学校の階段下とかで細々とやっていた。通る人は何だと思ったかな。

とにかく座る芝居が多くて、正座ばかりしていた。リアルさ、気持ちの流れを追求した。
こんな不条理劇なのに気持ちの流れもないもんだと思うけど、こういう不条理劇だからこそ、
登場人物の必然が必要なんだと思う。タダのハチャメチャではない、不条理のロジックなのだ。
後日、何故かこの芝居の私を見て演劇部に入ってきた、という男の子が居た。うれしぃー!


S60.3FROM(映) 「Holidays」役者8mm作品    上映時間:107分
   
 
  
 
ご存じミッシェル・ポルナレフの名曲をバックにお話が流れる。
この映画に出るまではこの曲を知らなかったけど、一気に好きになった。
過ぎゆく時をいとおしむような懐かしい匂いのする作品でした。
このときは、「ホタルの栖」の稽古と、車の免許の取得とで忙しかったので、
あんまりたくさん出られなかったのが残念。
このときの役は、主人公青柳君の幼なじみで心密かに思われてる?と言う役。
美味しい役でしたね。



S60.4.「ホタルの栖」役者
  
 
                 
ハラダさんの奥さん、アキコをやりました。
コレは育ヶ丘団地一家心中事件を題材にした山崎哲の作品です。
しっかり間を取ってたっぷり芝居をした物だから、3時間近い上演時間でした。
後日再演した時は2時間少しだったから、一体、どうやってたんだ?
でもとにかく、その上演時間内、ほとんど出ずっぱり。その間、ほとんどふるえてました。
ええ、客には見えなかったと思いますが、そういう小芝居を続けていたのですよ。
涙を流しても客には見えません。でも、出ちゃうんですよね。
とても重い芝居だったので、太っていては話にならない、ってんで、
ダイエットしました。50kgを切ったのは最初で最後だったでしょうね。
まぁ、客には見えないでしょうが。
こう思うと役者って自己満足なんでしょうね。

S60.7.「工場物語」役者


S60.8.FROM(映)「夢路」役者 16mm作品   上映時間:65分

 
 日大芸術学部卒業制作作品

  16mmで、自分の20才という年を撮ってもらえたのはとっても名誉なことです。
でも今観るとすっごくかわいこぶっていて、(その分、自分の容姿に引け目を感じていたんだろう)
このバカとか自分では思うけど、自分が出ているのを忘れて映画として
観れてしまうのは監督さんが良かった からだろうな。


この作品では、心臓に病のある女子高生の役でした。
幼なじみの蛸ちゃんと良い感じだったのですが、高校3年の夏、
仲良しの友達と4年後の再会を約束して夏は終わります。

ああ、良いお話です。泣けるー。


S61.7.「瞼の目」役者

これは本番にちょっとだけ母親役で新郎新婦から花束受け取る役でした。



S61.12.「あーぶくたった、にぃたった」役者
 

 これは、高3の時にテレビで見た別役先生のホンで、どうしてもやりたかった。
あまりにもどうしてもやりたかったので、周りの仲間をかき口説いて、
冬公演の時に一本決まってたんだけど、二本立てでさせてもらった。
もう一本は「Z」。自分たちの大学芝居生活を代表するようなホンですね。
4年の最後に一花咲かせたかったのよね。普通は4年にもなってやるなんて、
・・・・なんだけど、もう出来ないと思うと、どうしてもやりたかったのだ。
(ちなみに「Z」も、主演二人は4年だった。)考えてみれば本当に芝居に
はまった学年だったね。私たちは。そのころは演劇部の外で手打ちで芝居をするという考えも、
例も、お金もなかった。最近の学生の人たちは手打ちで芝居ばんばんやってて、
すごいですよね。良い物作る人も多いし。

 「あぶく・・・」は自分にしっくりくる台詞がどこかしこにあって、
これは自分の芝居、自分の役だと思ったのです。大いなる思いこみ。
でもそれが役者って奴かも知れません。大いなる思いこみが、
芝居を創る原動力かも知れませんね。また機会があったら再演してやろうと思ってます。
ちょうどいい年になってきたし。あのときテレビで観た吉野圭子さんと角野卓造さんの、
普通で、何か滑稽で、一生懸命で、悲しくって、わびしくって、切ない
芝居は、私の目標です。
でもそのせいか、このときはテレビで見たとおりの芝居のコピーのようになってしまった。
影響受けすぎ。

○大演劇部時代