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【Gizmodo Japan】掲載日時:2009.05.14 19:00
http://www.gizmodo.jp/2009/05/post_5532.html
宇宙トイレ事情 ~無重力でどうする?
(出てくるものを無重力でどう封じこめるのか!? 宇宙飛行士のLeroy Chiao博士がズバリお答えします!)
初期の頃の宇宙船には、トイレはなかったんです。最初は分単位の飛行だったので、必要ないものと判断されたんです。 宇宙服の中に用を足さなきゃならなかったアレン・シェパード(Allen Shepard)の逸話が映画『The Right Stuff』でドラマ化され一躍有名になりました。その後のアポロの宇宙船にもトイレ設備はなかったので、クルーは改造したおしっこ専用パック(軍が使用するもの)を使ってました。コンドームを使って、そこにホースとバッグを繋げて尿を回収するものです。
女性はどうするのか?当時、宇宙プログラムに女性は一人もいなかったので問題はなかったんです(例外はロシアの女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワです。彼女はきっとおむつ使ったんじゃないかな?)。
ナンバー2(大)のときは改造した密閉バッグを使います。ジェミニとアポロ艦内にプライバシーはないので、これもみんな仲間の至近距離でやるんです。
悪いことにバッグは透明だったんです。収拾のつかないトイレの惨事に備えて、米国の宇宙船にはあれを今でも積んでるのです。
シャトル事業では、ずっと文明的になりました。シャトルはトイレ面積も比較的広く、プライバシーが守れるよう仕切りのスクリーンも備わってます。
ソユーズ艦内では、上の住居用モジュールにトイレがあるので、誰かナンバー2でそれを使うときには残り2人のクルーは下階のモジュールに非難し、第3の男に多少プライバシーを確保してやることもできます。ただ普段このトイレは、その目的のために使われるんじゃないですけど。
クルーは飛行前に浣腸してお腹を空っぽにするので、これで普通はソユーズのフェーズからランデブー(飛行)、宇宙ステーションへのドッキングまで所要2日間は用を足さないで、もつはずです。
国際宇宙ステーション(ISS)内のトイレは、ロシアのミールステーションのものと同じ。文明的で、面積は比較的広く、プライバシーを守るスクリーンも備わってます。
こういったトイレはどう使うのか?みんな仕組みは同じです。重力の助けがないので、エアフロー(空気の流れ)で全部集めて、正しい方向に送るんです。尿は非常に簡単です。先端にじょうごがついてる長いホースを使います。装置をオンにし、ちゃんとエアフローが出てるか確かめてから放尿します。
ナンバー2の時は、シートが上がって、小さな穴が現れます。このシステムもエアフローで集めて、行くべきところへ送り、終わったらバッグは口を結んで外し、取替え可能な銀色の缶の中に押し込めます。
宇宙飛行士リーロイ・チャオ(Leroy Chiao)スペースシャトル搭乗歴3回、国際宇宙ステーションに長期滞在経験もあるベテラン宇宙飛行士
Astronaut Leroy Chiao(原文/訳:satomi)
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【Technobahn】2009/5/15 18:20
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200905151820
ソユーズ宇宙船搭乗料金、米露両国が1人あたり5100万ドルの支払いで合意
スペースシャトル退役後の国際宇宙ステーションへの人員移送用に利用されることが決まっているロシアのソユーズ宇宙船の利用料金に関して話し合いを進めてきた米露両政府は13日までにソユーズ宇宙船の使用料金として1人あたり5,100万ドル(約50億円)を支払うことで最終合意に達した。
1人あたりのソユーズ宇宙船によるISSへの渡航飛行はソユーズ宇宙船商用解放が開始された2000年頃は2,000万ドル前後だったものの、昨年に入ってからソユーズ宇宙船の製造に使われるレアメタルの国際市況価格の急騰、インフレ率の上昇などによりコストが急上昇。商用利用料金は昨年には1人あたり3,000万ドルに跳ね上がっていた。
ソユーズ宇宙船の商用利用は観光目的の個人の他、韓国やマレーシアなど十分な宇宙開発予算を持たない外国政府が自国の宇宙飛行士を養成する目的のためにも利用してきた。
米国政府はこれまでもISSへの物資輸送用や自国の宇宙飛行士の移送用にソユーズ宇宙船を利用。前回2007年には、15名の宇宙飛行士と5.6トンの貨物輸送で71,900万ドルを支払うことで契約が成立していた。
スペースシャトルの場合、7名の乗員と20トン超の貨物を搭載して打ち上げコストは大体80,000万ドル前後。1人あたり5,100万ドルで単純計算した場合、スペースシャトルと同じ7名分の打ち上げコストは35,700万ドルとなり、スペースシャトルのコストの半分に抑えられる計算だが、スペースシャトルにはこの他にも20トン分の貨物を搭載できることもあり、貨物分を考慮した場合、実質的には高コストと考えられてきたスペースシャトルとそれほど変わらないこととなる。
そのため、米国政府はISS向けの補給業務に関してはソユーズ宇宙船の貨物版となるプログレス宇宙船の利用は停止し、スペースシャトルの退役が予定されている2010年以降はSpaceXやOrbital Scienciesなどの民間ロケットを活用する見通しだ。
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