妹の友達 第2話
東京の町並みは、いつ来ても落ち着かない。
過度に人が集まって、過度に情報が露出され、過度に刺激的な世界を装う。
僕はあまり街を楽しむ気にもなれず、中央高速から降りて真っ直ぐに妹のマンションに向かった。
マンションの近くの駐車場に車を止めて、歩いて彼女の部屋に向かう。
入り口がオートロックになっているマンションの入り口でインターフォンを押して「僕だよ。」と言うと、自動ドアが開いた。
エレベーターを使って彼女の部屋に向かう。
いつものようにドアを開けてそのまま中に入っていった。
「おい、元気にしてたか?たまには実家にも顔を出せ…」と話しかけながら、リビングのドアを開けると、見知らぬ女の子が座っていた。
「…どうも。」
彼女はペコリと頭を下げた。
「誰…………ですか?」
僕は一瞬、部屋を間違えたかとも思ったが、部屋の内装は以前来た時のままだ。
ただ中心にいる部屋の主だけが違う。
「サユです。よろしくお願いします。」
サユと名乗る女の子がもう一度ペコリと頭を下げ、それからニッコリと笑った。
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