セフレ探しっていいですよ

セフレとカーセックス1

陳腐な表現ではあるけれど、「バケツをひっくり返したような…」というフレーズが、まさにぴったりの夜だった。

 

 

僕のセックスフレンドの一人であるチカと僕は、いつものようにドライブをしていた。

 

チカは看護士。

 

彼女たちは人の命を扱うストレスやかなりキツ目のシフト勤務など、普通の仕事より厳しい精神的圧力に晒されていることが多い。

 

 

大変な思いをして、やっと看護学校を卒業し、看護士免許をとったのも束の間、就職先の病院では、理想と現実の狭間で、まさに社会の荒波に揉まれる。

 

 

彼女たちの多くは現実とのバランスを取るために何かに没頭する。

 

ブランド品、海外旅行、合コン…僕は彼女たちの生の生命力に感動する。

 

 

チカとは出逢い系サイトで知り合った。
何故か気に入られて、ズルズルと身体の関係になっていた。

 

チカの身体は肉着きが良く、適度にくびれていて、セックスには最高の体をしていた。

 

 

 

彼女は僕との付き合いを望んでいたが、僕は断り続けていた。
でもセックスだけはやめられなかった。

 

 

僕たちは本当に身体の相性が良かったのだ。

 

 

彼女は何度も立ち上がれないほどの快感を僕の体から受けていたし、僕も彼女を抱くときは精液がかれ果てるまで絞り出した。

 

 

その日の夜も二人を乗せた車は人気のない所に向かって走っていた。

 

車内ではチカがもう一度、僕に告白するタイミングを図っていたし、僕は彼女を抱きたいと言うタイミングを図っていた。

 

 

無為な会話とドシャ振りの雨。

 

僕は車を止める。

 

そこは夜になると車の流れがピタリと止む場所ではあったけれど、待避所もない道路の真ん中だった。

 

僕は溜め息混じりに言った。

 

「ふぅ…ねぇ。今夜も抱かれろよ…。」

 

彼女は半ば傷ついて、半ば期待していた。

 

「エッチは良いけど…体だけなんでしょ?」

 

僕は答えないで彼女の頭を引き寄せて、乱暴なキスをした。

セフレとカーセックス2

「…………んっ。」
キスはスイッチ。

 

彼女の身体は僕を求めていたのに、頭がソレを押さえていた。

 

感覚より理性が勝つ僕たちの日常。
でも、僕の乱暴なキスがチカの理性を蹴り飛ばす。

 

計算された強引さ。

 

悪者になって上げる余裕。
だから、僕は女を抱ける。彼女たちは賢く、ズルく、美しい。

 

 

チカの抵抗は掌の蝶が死んでしまう時のように消えていった。

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