水島臨海鉄道(キハ20)車両ガイド01/08/15 03/08/11 03/08/14 13/08/18
これが水島臨海鉄道キハ20です。国鉄からやって来ました。今なお現役、がんばっています。
キハ20運転時刻
さすがに臨海鉄道でも約9割の列車が新型車両(MRT300)での運転となっています。ここでは数少ないキハ20での運転列車をご案内いたします。途中駅の詳しい時刻は水島臨海鉄道オフィシャルサイトを参照してください。
ご注意
平成14年3月23日ダイヤ改正がありました。この時刻表より土曜・日曜・祝日は全列車ワンマン運転ということが明記されました。したがって、下記のキハ20の運転は平日のみとなってしまいました。
また、キハ20には上の写真の臨鉄色と国鉄色の2種類が存在するため、その日にどちらが運転されるかはわかりません。
下り | 倉敷市 発 | 7:40 | 9:00 | 16:40 | 18:09 | 上り | 三菱自工前発 | 7:07 | 8:23 | 16:10 | 17:28 | ||
三菱自工前着 | 8:08 | 9:29 | 17:08 | 18:36 | 倉敷市 着 | 7:34 | 8:55 | 16:35 | 17:54 |
車内はこんな感じです。天井角に冷房装置が増設されていますが、青いシートといい国鉄マークの扇風機といい、ほぼ原型をとどめています。ドアは半自動で開けるときは手で開けます。(ドアの窓に「手で開けてください」のステッカーが貼ってある。)夕焼けに浮かび上がるステッカーには哀愁を感じる。
網棚も金属でなく、いわゆる本当の網です(緑のビニール繊維の網)。右は先頭の写真です。一番前の席は2人掛けで前がよく見える特等席です。
運転席の写真です。右は運転席上に設置されている小型扇風機です。扇風機まんなかには国鉄マークが入っています。
運転手さんも何となく優しそうです。でも当然、指差し確認などやるべきことは真剣にやってます。右は窓枠に置かれた切符です。窓枠下部は懐かしい木製です(車両により一部鉄製あり。どうせ乗るなら木製の方だ。)。切符は車内売りの物です。有人駅ではあらかじめ駅で切符を買うが、無人駅では、車内の車掌さんから切符を買います。新型車両はワンマン運転が多い。この場合の運賃は運賃後払いのバスと同じように乗るとき後ろから乗り、その時整理券を取る。降りるときは前から降り、その時、整理券と運賃を料金箱に入れる。
2003年夏キハ20国鉄色が2両に(03/08/11) | |
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2002年10月にJR赤穂線開業40周年事業でJRにレンタルするために国鉄色に戻された水島臨海鉄道キハ20。当初国鉄色は1両のみでしたが2003年夏キハ205が国鉄色に塗り替えられ、計2両となった。キハ20は2両で運転されるので今まではキハ20国鉄色+キハ20臨鉄色という変な運転形態(こんな感じ)でしたが、この度めでたく美しい編成となりました。 |
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キハ20使用列車の運転時刻は上記の通りです。ほとんどが単純な折り返し運転ですが、倉敷市駅8:54着の列車のみは9:47発となるためこの写真のように一旦駅の西側に30分程度留置されます。この時、形式をゆっくり撮影することができます。 また、写真のようにJR列車国鉄色と一緒に撮影することも可能です。ついでに愛車も入れてみました。 倉敷市駅より徒歩2分 |
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浦田−福井を走る。 福井駅より徒歩7分 |
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球場前駅に到着する上りキハ20国鉄色。 古き良き時代のようなのんびりした雰囲気です。 |
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球場前を出発し、そのまま倉敷運動公園の淵を走る下り列車。 球場前駅より徒歩7分 |
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そのまま古い橋で国道を跨ぎ、水島方面を目指す。 球場前駅より徒歩7分 |
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浦田駅付近のゴボウ畑の中を走る。国鉄色は緑の中にすごく映えますね。 浦田駅より徒歩3分 |
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夕暮れの浦田駅に停車中の。水(川)あり緑ありのなかなかよいアングル。 |
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少し角度を変えると向こうに水島工業地帯の煙突群が見える。左は浦田駅で列車から下車し帰宅を急ぐ人々。 |