アクションエアポート(01/08/15 03/10/19)
ご存知アクションエアポートは新国際空港セットや成田空港セットに入っているとても楽しいギミック付きの情景部品です。単品販売もありました。
幼い頃、プラレールの影響で電車好きになりました。ところが小学生の時、北海道の親戚の家に家族で訪問することになりました。その時飛行機で行くことになり、初めて空を飛びました。この経験がきっかけとなり飛行機好きになってしまいました。
今は鉄道・飛行機・バス・旅行・スポーツ(やる・みる)・音楽(演奏・鑑賞)など趣味が広がりすぎて困っていますが・・・。そんな何でも好きの私にぴったりな情景部品が電車と飛行機と両方楽しむことのできる、このアクションエアポートなのです。
列車が駅に到着すると停止します。すると飛行機が離陸し、2周飛びます。その後着陸し、また列車が発車するという大変面白いものです。
アクションエアポートには2種類が存在します。上の写真の「新国際空港セット」に付属している旧型と「成田空港セット」に付属している新型です。違いは滑走路が旧型は紙製で写真のように滑走路のみ、新型はビニール製で滑走路に加え、誘導路や駐機スポットなども表現されています。また、管制塔のあるビルも空港側の道路の端の部分に若干の違いが見られ、線路側も新型は列車を通過させることができるようになっています。
しかし、私は旧型が好きです。というのも肝心の飛行機に大きな違いがあるからです。旧型はパンアメリカン航空のボーイング747と日本航空のDC−10と実在の飛行機がモデルです。ところが新型は機材は変わらないものの、塗装(シール)が架空の航空会社のものとなっているからです。権利の関係もあるのでしょうが、新型はノースウエスト航空のジャンボ(747)と日本航空の新塗装のJ−Bird(DC−10)位にしてほしかったです。
実物と並べてみました。こんな感じかな。写真は千歳空港で撮影(昭和53年)した日本航空旧塗装のDC−10です。まだ小学生だったので下手な写真です(今も)。現塗装もお洒落でかっこいいけど、旧塗装も懐かしくていいですね。
こちらも並べてみました。でも実物はパンアメリカン航空のものでなく、よく似た全日空の旧塗装のジャンボです。これも千歳空港で撮影しました(昭和53年)。当時田舎の小学生だった私がパンナム機を撮影できるはずもなく写真がありません。従ってこれで許して。
ところで我々が幼い頃、外国の航空会社といえばこのPANAMでしたよね。しかも写真やテレビで必ず目にするのがこのアクションエアポートのモデルになっているパンアメリカン航空のジャンボ機でした(今はもうパンナムという航空会社自体存在しないのが信じられない。)。でも正確に言えば、よく目にしたパンアメリカン航空のジャンボ機はボーイング747SPという、通常のジャンボ機の機体を14メートルほど短くしたショートボディのものでした。なぜ、短くしてあるかといえば、航続距離を伸ばすためです。これにより東京ニューヨークを一気に飛ぶことができたのです。なるほどアクションエアポートの機体もDC−10と並べて同じ位の長さではないか。ということはこの機体はやはり、通常の747よりショートボディの747SPということか。
ついでに一言でジャンボ機(ボーイング747)と言っても多くの種類があります。今、最も新しいのがボーイング747−400です。外観上の特色は2階席部分が長く、主翼の先が上に折れ曲がっているという2点です。この特色により素人でもすぐ見分けがつきます。中身は大幅に改良され、それまで操縦に3人(操縦士・副操縦士・航空機関士)必要だったのにコンピュータ化により2人(操縦士・副操縦士)で操縦できるようになっています。
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上でパンナム機の写真を持っていないと書きましたら、ご親切にもS氏より画像の提供を受けることができました。修学旅行で成田空港に行かれた時に撮影されたそうです。Sさん本当にありがとうございました。せっかくですので新国際空港セットのパンナム機も同じ角度で撮影してみました。同セットに付属している日航機はDC10のため、別の日航ジャンボ機のミニチュアモデルと並べてみました。 |
![]() ついでにこのモデルについてもわかる範囲で説明しておきます。昭和53年頃、スーパーのおもちゃコーナーで全日空「トライスター」と2機一組で箱に入って売られていたと記憶しています。スケールは記載なしですが全長15cmです。車輪は格納可能で本物と同じ車輪数となっています。裏側にはLintoy BOING747 MADE IN HONG KONGと書いてあります。現状はキズだれけでほこりをかぶっていてシールも剥がれかかっています。 |
かっこよく離陸する日本航空DC−10
これが実際の成田(新東京国際)空港の管制塔とターミナルビルです。先日の出張で成田空港に行った時、撮影したものです。
ちょっと大きな画像になってしまいましたが、これが成田空港管制室すぐ下の階からの景色です。ゲリラ対策のため一般の人はなかなか入れない場所だそうです。エレベータも我々には操作できないようになってました。着陸してくる飛行機(大韓航空ジャンボ機)が見えてます。赤い飛行機はアメリカのノースウエスト航空のジャンボ機です。
長旅を終えランディング(着陸)するタイ国際航空のボーイング747−400とランディングを終えエプロンに向けて方向転換する日本航空ボーイング747−400。この写真も空港内滑走路横にて撮影しました。ここも一般の人は立ち入り禁止だそうです。この日は強風のため、どの飛行機もかなり機体を揺らしながら着陸してました。我々もバスから降りるとき「何も持たないで!」と言われました。持ち物が風に飛ばされて滑走路に入ったら大事故につながるためだそうです。カメラは許可を得ました。
こちらは新型のアクションエアポートのビルです。奥の2機がこれに付属する飛行機です。架空の航空会社です。
成田空港連絡特急群
手前のJR成田エクスプレスはNE’Xマーク付です。たかがNE’XマークされどNE’Xマーク。でもやはりこのマークは成田エクスプレスの特徴のひとつですよね。実車も駅を通過するときに見える流れるようなこのマークはとてもかっこいい。なぜ無くしてしまったのだろう。
2番目は旧塗装の京成スカイライナーです。新国際空港セット付属の物は2両編成です。セットの価格を抑えようとしたのかな。でも3両がよかった。プラレールと言えば3両だし、電車なのにパンタグラフが無いのはおかしい気がします。(あれ!100系新幹線は3両でもパンタが無いぞ!)
奥は新塗装の京成スカイライナーです。これはこれでカッコいいのですが、やはりシックな旧塗装がいいですね。